こんにちは。マツケンです。
今はキャバクラの仕事を探すとき、ネットで検索する方が大半です。
「キャバクラ 求人」
「キャバクラ アルバイト」
こんな感じで検索して、上から順番に見ていきますよね。
ごく当たり前の流れかのように思いますよね。
けど実はこれって結構怖いんですよ。
業界人でもネットに疎い人は知らない裏話を今日は暴露します。
Google広告欄のキャバクラ求人サイトはとってもデンジャラス!
Googleで検索するとまず広告欄があって、その下に検索結果が表示されます。
一番上に表示されるので、広告欄のサイトを見る人も多いですが、キャバクラの求人関係の広告欄は超危険です。
実は風俗スカウト詐欺
見た目は完全にキャバクラ紹介会社のサイトです。
姫リクみたいに「良いお店紹介しますよ~」みたいなことを書いてます。
ランディングページといって縦長のサイトが多いです。
姫リクにもあります。こちら。これは広告用に作ったのではなくて、わかりやすくサービス内容を完結にお伝えする目的で作りました。
この縦長のサイトは、安く作ろうと思えば10万くらいで作れちゃいます。
だから風俗のスカウトマンがサクッとランディングページを作ってGoogleの広告に載せてるんですよ。
で応募してきた女の子をあの手この手で風俗に落とすというのが、最近のトレンドです。
Googleの広告欄は誰でも載せることができる。
法人や個人関係なく、誰でも気軽にすぐできちゃいます。
とってもハードルの低いもの。
だからGoogleに広告載せてるから信用できる!そんなわけはありません。
Googleに風俗の広告は載せれない。
風俗関係のサイトはGoogle広告の審査が通りません。
だから風俗の紹介会社や個人のスカウトマンが
- キャバクラ
- メンズエステ
- リラグゼーションエステ
- モデル
など審査が通るサイトを作って、Googleの広告欄に載せます。
他業種の架空の求人で女の子を集めて、風俗に落とします。
風俗スカウト詐欺の見分け方
ランディングページ(縦長のサイト)しか、ホームページが存在しない会社は怪しいです。
姫リクでもそうですが、コーポレートサイトがありブログがあり、ランディングページがあります。
きちんと運営しているキャバクラの紹介会社であれば、ランディングページだけしか存在しないというのは不自然です。
ランディングページだけではなくて通常のホームページがあるかどうか、サイト名を検索して調べてみましょう。
○○プロダクションと称して、キャバクラやモデルやエステ、色々紹介しています!みたいなサイトは、ほぼ100%風俗スカウトの詐欺サイトです。風俗とは明記していないだけで、風俗スカウトが運営しているサイトです。
2018/1/10 追記:詐欺サイト運営会社が摘発されました
インターネットの求人サイトに応募してきた女性に性風俗店の仕事を紹介したとして、大阪府警は9日、職業紹介会社「レック・インターナショナル」(大阪市北区)の代表の草開(くさびらき)幸一郎容疑者(36)ら4人を職業安定法違反(有害業務の紹介)の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。求人サイトを通じて性風俗関係の仕事を紹介したとして摘発される例は珍しいという。
捜査関係者によると、同社とグループ会社は、運営する求人サイトを見て応募してきた女性に「他にもっと高給な仕事がある」などと持ちかけ、性風俗店の仕事を紹介した疑いがある。
サイトでは「性的サービスはない」などとうたい、「レンタル彼女」と呼ばれるデート接客業やキャバクラの仕事を募っていたが、実際にはファッションヘルスやソープランドなどの仕事を紹介していたという。複数の女性が府警に対し、「思っていた内容と違う仕事だった」と説明した。府警は、女性が意に反する形で就労を強いられるケースが横行する恐れがあるとみて警戒している。
引用:朝日新聞
2018/1/9の記事です。
この記事によると、レンタル彼女の偽求人を掲載し、応募があれば風俗店に誘導していたそうです。
ちょっと一押しすれば風俗店で働きそうな業種(アダルトグッズモニターやレンタル彼女、デートクラブなど)で実態のない求人募集をし、応募者に面接で風俗店へ働くことを勧めます。
このような手法を業界では『釣り求人』といいます。釣り求人かどうかは素人目では見抜くのは困難です、騙されないように気をつけましょう。
求人ポータルサイト型スカウト詐欺
これも上と同じく最近のスカウトのトレンドです。
フロムエーやanのように、お店の求人情報をまとめたポータルサイトをイメージしてください。
応募フォームからお店に直接応募しているように見せかけています。
けれどお店には応募メールは一切いかずに、そのサイトを作ったスカウト会社にのみメールが届きます。
そしてお店の人間のふりをして、お店の外で待ち合わせし、お店まで案内して紹介する手法です。
このポータルサイトも安いと50万くらいで作れますので、個人のスカウトマンが作るケースも多いです。
応募したお店にそのまま案内してくれるのであれば損害はありませんが、スカウトマンなので風俗店の話をします。
紹介会社が案内していると明記しているキャバクラ求人ポータルサイトもあります、そういったサイトは詐欺ではありませんがスカウトマンが運営しているサイトですので安全とは言えません。
ポータルサイト型スカウト詐欺の見分け方
- WEB応募しかない
- 電話応募がない
- 電話応募の電話番号が共通
これらのサイトに応募しても、実際にはお店に連絡がいかずにスカウトマンにのみ応募情報が届きます。
電話番号を複数用意して使い分けているケースもあります。
何店舗もお店を確認して、系列店でもないのに応募先の電話番号が一緒だったりしたらアウトです。
それはスカウトマンが運営しているサイトです。
自分で探すなら大手のポータルサイトのみ安心
たとえばアンやバイトルやフロムエーです。
これらのサイトは上記のような詐欺はもちろんありません。
ただ記載されている求人情報の99%嘘の情報ですので、応募の際は何も信用せずに応募してください。
店舗名や住所などの基本情報以外は全て嘘です。
詐欺サイトは本当に迷惑
運営者以外誰も得しないのが、キャバクラ求人の詐欺サイトです。
以前はこれほどまでに求人サイトが乱立されていませんでした。
だから大手のサイトに女の子の応募が集中していましたが、今はサイトが多すぎて女の子も分散されています。
するとお店が大変なんですよ。
大手のサイトしかないなら、一極集中で1社だけに掲載していれば十分なところを、詐欺サイトにも女の子が分散するため、お店からすると損しかありません。
これからもキャバクラ求人系の詐欺サイトは増え続ける
先日、関西最大級のスカウト会社が摘発されました。
法律的な問題で路上でスカウトが難しくなってきた今、スカウトマンのネット進出はどんどん加速すること間違いありません。
で結果として詐欺サイトが増え続けます。
詐欺サイトが増える。
↓↓↓
応募が分散する。
↓↓↓
応募が分散するからお店は仕方なく求人掲載するサイトを増やすしかない。
↓↓↓
求人広告費の増大がキャストの給料システムや保証時給にも影響する。
こんな風に、お店も女の子も得しません。
まとめ
もう詐欺サイトの利用はやめましょう。
利用しなければ詐欺サイトは潰れます。
お店も喜びます。ついでに僕も喜びます。
お店探しはマツケンにお任せください(^^)/
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