こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
入れ替わりの激しい夜の業界で、周年イベントが開催出来るのは一年間の集大成ですよね。
その気持ちとは裏腹に、キャバクラの周年イベントは集客しにくいイベントとしてキャバ嬢を悩ませています。
- 浴衣デーやクリスマスと違いコスプレを披露しない
- バレンタイン・生誕祭と違って訴求力が弱い
といった理由から、「周年イベントだから行くか〜」となりにくいんです。
だからこそ、周年イベントにお客さんを呼べるキャバ嬢はお店から大事にされます。
今回は、キャバクラの周年イベントは集客しにくい?指名客に「行こうか」と言わせるキャバ嬢の接客を紹介します。
周年イベントが集客しにくい3つの理由
どうして、周年イベントは集客しにくいのでしょうか?
よくあげられる理由を3つ紹介します。
①お店のお客さんになっていないから

周年イベントをお客さんに伝えてもいまいち反応が悪いのは、自分を指名してくれているお客さんがお店のお客さんになっていないから。
たくさんあるキャバクラの中で、このお店に通おうと思うにはなにかしらの理由が必要です。
普段からお客さんが求めているものが何かを接客しながら見極めましょう。
と行った情報を付け回しに伝えたりして情報を共有しましょう。
「このお店にくればいつも満足出来るんだよな〜」と思えば、いずれ指名嬢だけでなくお店全体を見るようになりますよ。
②周年イベントに来店するメリットがいまいちわからないから

周年イベントはいまいち何をするイベントがわかりにくいイベントです。
コスプレがみれる訳でも、プレゼントを交換しあう訳でもないので、お客さんにとってわかりやすいメリットがありません。
だからこそ、
と、すでに来るのが決まっている形で話を振りましょう。
こう言われるかも知れませんが、指名嬢から誘われて嫌な気持ちになる人はいません。
と、わかりやすいメリットを説明するのが男性脳には効きます。
③ちゃんとイベントを告知できていない

これが実は一番の理由。
周年イベントは指名されてすぐだとちょっと誘いにくいイベントです。
しかし、
と、お店のSNSから後で気づくのは一番悲しいパターン。
どんなお客さんでもまずは声をかけましょう。
キャバ嬢から誘われなければ返事はできません。
と、お客さんが周年イベントに行く為の言い訳を用意するのがコツです。
指名客に「行こうか」と言わせるキャバ嬢の接客5選
周年イベントにたくさん指名客が呼べるキャバ嬢はどんな接客をしているのでしょうか。
明日から使える接客テクニックを紹介します。
①お客さんとお店の共通点を作ってあげる

と、普段からお客さんとお店側に共通点を作っておきましょう。
お店が暇な時にその話でお店とお客さんが盛り上がれば、お客さんの中で傍観的なスタンスが消え、当事者意識が芽生えやすいんです。
と、まるでアイドルを応援するオタクや野球ファンのように、客以上の気持ちでお店を応援するお客さんは存在します。
お客さんが持つプロデュース欲を上手くくすぐりながら、お店に通う理由を作ってあげましょう。
②「周年イベントで配ってる粗品が欲しいの」とお客さんにねだる

周年イベント当日に、粗品を配るお店は多いです。
こういった理由をつけてお客さんを呼ぶ方法を粗品作戦と言います。
結局、指名嬢と仲良くなれるのはお客さんにとってメリット大。
粗品をもらうという理由づけなら、お客さんが大きく損をする訳ではないので言いやすいですよ。
③周年イベント用にキャバドレスを新調する

周年イベントの指名ノルマで困った時はキャバドレスを新調してみましょう。
と、明るく営業メールをするとGOOD!
指名客をたくさん呼べるキャバ嬢は、誰よりも周年イベントが楽しみだというオーラがあります。
「あまり歌いたくないな〜」という歌手がいたら「プロ意識がない」と感じませんか?
衣装やセットリストなど、ファンを喜ばせようという気持ちがあるから、お金を払ってでも逢いに行きたくなるんです。
ライブ=周年イベントに置き換えてお客さんを喜ばせる方法を考えましょう。
④正直に打ち明けて泣き落としてきてもらう

これは長い間通ってくれているお客さんにだけ使える方法です。
と、正直にノルマで悩んでいると打ち明けて泣き落としましょう。
と、お客さんが来てくれる可能性があります。
ただ、あまり長い付き合いではないお客さんにこの方法を使うと、足元を見られてしまうので要注意。
お客さんのタイプも考えずに誰彼構わず使ってしまうと、
と言われかねません。
泣き落としは最終手段だと心得て、大丈夫そうなお客さんにだけ使いましょう。
⑤周年イベントの日に同伴の約束を取り付ける

同伴の日程を決める時に、
と、あえて周年イベントがあると言わずにイベントに同伴の約束をかぶせる方法もあります。
と、言ってしまえばだいたいのお客さんは
と、だいたいOKが出ます。
仲良くなるにつれて、お客さんからおトクになる日にお店に行きたいと言いにくくなります。(大阪は除く)
キャバ嬢からお客さんの財布を気遣った発言を率先してしてあげましょう。
そういうキャバ嬢にこそお返ししたくなるからです。
まとめ
今回は、キャバクラの周年イベントは集客しにくい?指名客に「行こうか」と言わせるキャバ嬢のテクニックについて紹介しました。
まずは、
- お客さんにとって分かりやすいメリットを教える
- 普段からお店に思い入れを持つように誘導する
- お客さんの優越感をくすぐる
この3つのポイントを意識して接客してみてください。
イベントに行くかどうか最終的に決めるのはキャバ嬢ではなくお客さんです。
断られたとしても心折れずに声をかけ続けていきましょう!