こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
キャバクラには、めちゃくちゃ明るくて良く喋ってくれるありがたいお客さんもいれば、相槌だけしかしないような無愛想なお客さんも来店します。
無愛想なお客さんは会話の糸口を積極的に潰してきます。
こういうやりとりが続いた結果、「何考えてるのかわからない」とやる気を失ってスマホをいじって時間が過ぎるのを待つキャバ嬢を見かけますが、稼げるキャバ嬢になりたいならその行動はNG。
人気キャバ嬢は無愛想なお客さんを笑わせて自分のファンにしています。
今回は、無愛想なお客さんを笑わせるキャバ嬢の極秘接客テクニック4選について紹介します。
無愛想なお客さんを接客する時に大事な3つのポイント
無愛想なお客さんを接客する時に大事な3つのポイントがあります。
順番に3つ説明します。
①諦めない
男性が女性よりもコミュ力が低い理由は、オキシトシンと呼ばれるホルモンの分泌量が女性よりも少ないからだと言われています。
このオキシトシンは赤ちゃんに授乳している時によく分泌されるホルモンですが、このホルモンが分泌されている時は
- 幸せな気持ちになれる
- ストレスが和らぐ
- 不安や恐怖心が薄れる
- 人を信用しようと思える
- 人と話したくなる
- 人と仲良くなりたいと思う気持ちが高まる
- 記憶力がよくなる
- 心臓の機能が向上する
- 感染症を予防できる
といった効果があります。
無愛想なお客さんはオキシトシンの分泌が少ない状態なんです。
子供がお母さんとの信頼関係を形成する時、子供の表情や言動、行動からやりたいことを読み取って行動しています。
それを繰り返すうちにお互いの愛着が形成されます。
無愛想なお客さんも自分の気持ちを言葉でうまく説明できないという点では子供と同じです。
その時に諦めず、ママのように話しかけてあげれば心を開いてくれるお客さんもいるので、無愛想なお客さんにはママになりましょう。
②シャイなのか、本当に話したくないのか見分ける
綺麗な女性を前にして緊張して話せなくなっているのか、今は話したくない気分なのかを見分けましょう。
シャイな人には相手が話せそうな簡単な話題をリードしてあげると良いですし、今は話したくないと思っている人には、話したくなるような明るい話題を振りましょう。
どちらにせよ、キャバ嬢のペースに巻き込むと殻に閉じこもってしまうタイプが多いので、なるべくお客さんのペースに合わせた会話や接客を心がけましょう。
③手を抜かない
無愛想なお客さんはリアクションがないのでやりづらいと思うかもしれません。
しかし、心の中ではいろんなことを考えていたりするんです。
「どうせリアクションがないんだから」と、手を抜いた接客をするのはバレているのでおススメしません。
無愛想なお客さんも、キャバ嬢からずっと話しかけられれば「こんなに話しかけてくれてるのに、申し訳ないな」と思い始めます。
こちらに意識を向けてくれれば勝ちなので手を抜かずに頑張りましょう。
無愛想なお客さんを笑わせる極秘接客テクニック4選
無愛想なお客さんは笑わせてしまえば心の壁(ATフィールド)を崩せます。
明日から使えるテクニックを5選紹介します。

①お客さんの持ち物を褒める
「あまり話しが弾まないな〜」と思った時に使えるのが、お客さんの持ち物を褒めるテクニックです。
無愛想なお客さんは意外とプライドが高いので褒められると喜ぶ人も多いです。
こんな感じで、お客さんの身につけているものの中から、「これは褒めれそう」な部分を見つけ出して話題にしましょう。
「はい」と「いいえ」以外の返事をさせてしまえば笑う確率もあがります。
②お客さんの体の部位を褒める
お客さんによっては身につけるものにあまり興味がない人もいます。
そういうお客さんに無理して
と言っても、
という展開になってしまいます。
そういう時は無理して小物を褒めずにお客さんの体にフォーカスを当てましょう。
と言いながら、相手の手にそっとふれてみましょう。
緊張しているお客さんの場合、いきなりグイグイ体に触れてしまうと驚かせてしまいます。
と、相手に自分の手を差し出して相手のペースで手をあわせられるように待ちましょう。
ここで気をつけてほしいのは、
と体の細さを褒めるのはNG。
痩せたいキャバ嬢と違って、太れない体型がコンプレックスだという人もいるからです。
褒めるパーツは手、爪、目、唇が無難です。
③モノマネ・一発ギャグをして笑わせる
「うん」「あそう」「ううん」しか言わないお客さんには、モノマネや一発ギャグをして笑わせましょう。
変顔や似ていない芸人のモノマネをお客さんがドリンクを飲んでいる時に披露して、わざと吹き出させるんです。
一度笑えばお客さんも冷静になってくれるので、そこから普通に会話できることもあります。
恥じらいを捨てて、「もっとあなたの事が知りたいから話しようよ!」とアピールすれば、興味を持ってくれるのではないでしょうか。
④お客さんの趣味の話を聞く
オタク気質なお客さんに多いですが、キャバ嬢の当たり障りのない話やオチのない話が退屈だと思っている場合があります。
その場合、どんなにこちらから話しかけてもあまり良い反応は得られないでしょう。
そういうオタク気質なお客さんは自分の趣味をわかってくれる女性に弱いです。
お客さんの趣味を聞き出して、その話が弾むような質問を投げかけてみましょう。
なるべく広く浅く情報を仕入れておく必要がありますが、例え知らなくても「そうなんですか〜」だけで終わらせず、食いついて話を広げてください。
連絡先を交換できれば、あとで
と、忘れずにフォローをいれておきましょう。
無愛想なお客さんに絶対に言ってはいけない言葉
この言葉は、無愛想なお客さんを前にするとつい口にしたくなります。
しかし、無愛想=怒っている訳ではありません。
「無愛想なのは自分のせいではない」と証明させるために、
と、相手の性格や行動を責めるような質問をするのはNGです。
お客さんが無愛想な理由を詮索するのは全く意味がありません。
あまり話してくれなくても相槌を返してくれているなら会話はできます。
- お酒がなくなれば新しいのを作る
- タバコに火をつける
- グラスの水滴をこまめにとる
- 灰皿をこまめに取り替える
- トイレが終わった後はおしぼりを手渡す
と、お客さんがお店で過ごしやすいと感じる接客を続けながら、明るい話題を投げかけましょう。
まとめ
今回は、無愛想なお客さんを笑わせるキャバ嬢の極秘接客テクニック4選について紹介しました。
無愛想なお客さんは他のキャバクラに行ってもほぼ無愛想なので、楽しくすごせるお店はなかなかみつかりません。
そこで楽しませてあげられれば指名客として返ってきやすくなりますし、離れにくい顧客にできます。
無愛想でもお金を払ってキャバクラを楽しみに来ているんだから、その金額やお客さんの気持ちを考えた接客するのが大事。
と、思われない為にも、お客さんのペースに合わせた接客を心がけてみてくださいね。