こんにちは、マツケンです。
東京は自動延長のお店も多いのですが、全国的には時間の度に延長の有無を確認するシステムが主流です。
そこで重要になってくるのが、キャストの延長営業です。
ポイント制の給料システムのお店では『延長率』が自分の成績に大きく影響しますので、特に大切です。
今日は、延長営業の考え方や注意点、テクニックをご案内します。
延長営業の注意点
お客さんの都合を考える
- 明日の朝仕事が早いから何時には帰りたい
- 終電では帰りたい
- 今日はこれだけしか使えない、予算がない
こう本気で思っているお客さんに対して、強引に交渉しては絶対にいけません。
女の子の押しに弱いお客さん、断れないお客さんは大勢います。
その場はよくても、後々一人になってから貴女の事を負担に感じます。
付き合いの浅いお客さんには延長営業しない
定期的に来店してくれるようになるまで、延長営業は一切しないでください。
延長営業よりもまずは定期的に来店してもらって来店の習慣をつけることが何より重要だからです。
懐具合を完全に把握できる前に、延長営業をするのは避けるべきです。
延長営業は早くても指名での来店が3回~4回目くらいからにしましょう。
初めての延長営業
何回か来店し、お客さんの経済力もある程度予想できるようになれば、延長営業をはじめてもいい頃合いです。
この時、注意してほしいのが、指名が重なっている時は初めての延長営業しないでください。
最初のうちは「延長してよかった!楽しい!」とお客さんに思ってもらうことが何より重要だからです。
せっかく延長したのに、貴女が違う席についてヘルプとばかり話すことになっては、次回の延長が取りにくくなります。
指名席をぬいて、新規顧客獲得のためにフリー席につけるお店もあります。
そういったお店の場合は、初めての延長営業であることをボーイに伝えて、フリー席にまわさないように事前に伝えておきましょう。
定期的に来てくれるお客さんに対しての延長営業
お店に来ることが習慣になったように、同じように今度は「延長すること」を習慣にします。
経済的に余裕があるお客さんでも、1セットで帰ることが当たり前になると、自然と毎回1セットで帰ってしまうのです。
これを逆に2セット、3セットいることを当たり前にすれば、1セットでは物足りなくなり交渉しなくても2セット以上いてくれるようになります。
流れとしては
最初は1セットの日が多くてもいいので、少しずつ2セットの日を増やしていきます。
2セットの割合が半分くらいになってきたら、「今日ももちろん2セット一緒にいれるんだよね!」と声をかけていきましょう。
繰り返し使うことで、お客さんは2セットいることを当然かのように錯覚します。
単純なことのようですが、お客さんの延長率を意識しているキャストとそうでないキャストでは、確実に差が出ます。
延長営業のテクニック
とっておきのネタ話を時間直前にもってくる
この話だけで15分はお客さんと楽しく話せる!そんなネタ話を用意しておき、最後にもってきます。
時間がくると「せっかく面白くなってきたのに!オチが最高だから最後まで話させて!」と言います。
若干ハードルは上がりますが、普段からアンテナを張り巡らせて会話のネタ探しをする習慣を身につけましょう。
ボーイさんを利用する
お店によっては難しいですが、ボーイさんをどんどん利用しましょう。
下手な交渉より、よっぽどうまくいく場合が多いです。
事前に打ち合わせをしておき、ボーイさんに
「今月花子さんは、ノルマ達成できずに大変なのでもしよければ延長してあげてくれませんか?」
と交渉の時に言ってもらうんです。
自分でいうのではなく、ボーイさんに言ってもらうのがミソです。
貴女は喰い気味でこういいましょう。
あみだくじ
名刺の裏にでも、あみだくじを書いておきます。
例えば、①デート ②延長 ③延長 ④延長 ⑤延長 ⑥帰る
こんな感じです。
男の人は基本的に賭け事が好きな人が多いです。
お客さんは不利な賭けとわかっていても、こういうゲームにはついついのっちゃうのです。
①のデートを引いた時は「やった~!○○さんと同伴だ~!!」と喜んでください。
⑥帰るを引いたときは、交渉せずに黙ってお帰りいただきます。
でないと次回同じ手を使うことが出来ません。
嫌な席に戻されそう!作戦
「貴女が帰ったら絶対にあの席につかされる。あの人、私苦手だから、嫌なんだよね・・・・・」
ベタな手なので、飲みなれてる人には嘘がばれるかもしれませんが、貴女のことが好きで優しいお客さんなら、きっと延長してくれます。
究極の延長営業

1点集中、無言でお客さんを見つめます。
ボーイさんが時間を告げにきて延長するかどうか確認がきても、貴女は何も言わずにただお客さんを見つめます。
お客さんが「もう帰る」といって会計の準備をしたとしても、黙って見つめます。
お客さんは貴女の異変というか、異様な空気を感じ取ります。
ボーイが伝票をもってきて、お客さんがお金を払う瞬間に
「もう帰っちゃうん?」
と凹み全開で言いましょう。
お客さんが帰るために言い訳をしてきたとしても、黙ってお客さんを見つめます。
まとめ
- 無理な延長営業はしない。お客さんの都合を考える。
- 来店初期のお客さんには延長営業はしない。
- 初めての延長営業の時は、指名が重なっていない日を。
- 2セットいることを習慣づける。
何度もいいますが、無理な延長営業は絶対にしないでおきましょう。
営業の上、延長をしてくれたお客さんには、思いっきり喜んであげてください。延長して良かった、そう思ってもらえるように頑張りましょう。
>>次の「営業に関するページ」は
『色恋営業から友達営業へシフトさせる3つのポイント』
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