こんにちは!マツケンです。
この仕事をしていて、何度も耳にしました。
何割かの未経験の方は、初日体験を終えてこういいます。
きっと何か嫌なことがあったんでしょう。
お客さんからの暴言やお触りがあったのかもしれません、全く話せなかったのかもしれません。
気持ちはわかります。
ただ・・・・
キャバ嬢に向いてる子なんて、ほとんどいないんですよ。
これまで何千人と女の子を紹介してきましたが、本当にこの子はキャバ嬢向いてるな~って思った子なんて5人もいませんでした。
自分に自信を持てないキャバ嬢さんに向けての記事です。
キャバ嬢はみんな仮面をかぶる
素(本来の自分)で接客しても、うまくいきません。
みんな自分を偽りながら仕事をしてます。
つまり女優なんです。
人見知りの自分で接客するのではなく、モテる女性を演じてるんですよ。
「お客さんの横に座ってお酒をつくって適当にお話するだけ、誰でもできる」
そんな求人の謳い文句をよく見かけますけど、こんなの大嘘です。
キャバ嬢と他の接客業は全くの別物です。
「私接客業が好きです」と言って、キャバ嬢になる子は多いです。
けどキャバ嬢の仕事と、他の接客業とは明らかに一線を画すものがあります。
例えば居酒屋やアパレルは、「料理」や「衣類」の対価としてお客さんはお金を払います。
もちろんサービスも含まれての料金ですが、メインはあくまで「料理」や「商品」です。
キャバクラは接客そのものが対価
安いキャバクラでも、taxやらドリンク代やら指名料金で1時間1万円は必要です。高級店にもなれば3万円以上も当たり前。
その対価って「貴女と過ごす時間」それだけなんです。
しかも、風俗店のような体を張った接客をするわけでもありません。
定価の十倍もする酒を飲み、横に座ってお話するだけです。
たったこれだけに、それだけのお金を払う価値がありますか?
少し回りの子より可愛いってだけで、それだけの価値のある時間を貴女は提供できますか?
普通に考えたら不可能と思うくらい難しい事なんですよ。
けど、その対価に見合う時間を提供できないと、指名で来店してくれません。
そして貴女自身のままで接客しても、それだけの価値を見出す事は絶対にできない。
だからこそ演じるんです。
「人見知りの普段の私」じゃなくて、「お客さんにモテる女性」を演じるんですよ。
売れている子ほど、頭つかって日々試行錯誤しながら、そして失敗も繰り返しながら、努力します。
お客さんの支払う金額に見合う接客ができるよう努力するんです。
そんな難しい事が初日からできるわけがないんです。
素の自分で接客してあっさりナンバーワンになっちゃった~みたいな子は本当に向いてるかもしれません。
けどそんな子は本当にレアです。そういう意味で、向いている子は5人もいないと言いました。
誰もが演じる必要があるんですが、最初はその演じ方がわかりません。
だからうまくいかない。うまくいかなくて、当然なんです。
貴女に必要なのは、「覚悟」だけです。
「どんな嫌な事ががあっても、しばらくは続けてみる」
その覚悟だけきめて始めてください。
仕事をしていくうちに色々なことが分かってきます。
- こう言われた時、こう返したらお客さん嬉しそうだな
- 何もしゃべってくれないお客さんには、こんな切り口で攻めたら効果的だな
- このネタ、うけるな~
色々わかってくるんです。嫌でも喋れるようになります。
すると自然と「貴女と過ごす時間」の価値がグングン高くなってきます。
価値のある接客ができるようになります。
人見知りでもナンバーワンになれる!
体験の時に、席に着くのが怖くて、泣いちゃった子がいました。
案の定ほとんど話せずに、見てるこっちがいつ泣き出すかとハラハラしたのを覚えています。
けど、その子は留学費用をどうしても貯めたいという強い目標があり、目標達成までは辞めないという強い意志と覚悟がありました。
初日は散々な結果でしたが、それでも週6回出勤して1ヶ月後には笑顔で接客できるようになり、努力を重ねて3か月後にはナンバー1になりました。
僕はこんな風に、最初は頼りなかったけれど大化けした新人をたくさん見てきました。
貴女ももしかしたら、ナンバー1になれるかもしれない。
それでも、くどいようですが、最初からうまくいきません。
水商売はそんな甘くありません。
お店の人も、未経験の貴女の接客に全く期待してません。
安心して失敗を繰り返してください。お客さんに怒られてください。失敗の度に何か1つ学んでいきましょう。
「何があっても、しばらく続けてみる」その覚悟さえあれば、最初の壁は必ず突破できます。
人見知りは簡単に克服できる、仕事中だけなら。
何を隠そう僕も人見知りです。
コミュ障と言われても、しょうがないくらいの人見知り。
ただそれでも仕事となると、マシンガントーク炸裂させます。
だって仕事だから!
この仕事意識だけで案外なんとでもなるもんなんです。
仕事がつらくなっても、休みたくなっても、さぼりたくなっても、お客さんに辛いことを言われても、仕事だから仕方ない、頑張るしかない。
いざというときに踏ん張れる言葉は「仕事だから」それだけです。
慣れるまでシフトを少なめに・・・・そんなの逆です!
「無理のないように、最初はシフトを抑えて慣れてきたらシフト増やしたいです」という未経験の方、本当に多い。
その考え方って真逆なんです。
部活のスポーツでもそうですよね。毎日毎日練習していて、2日連続で休むようなことがあったら、感覚くるいませんか?
その感覚取り戻すだけで、1、2時間練習が必要じゃないですか?
僕は中高、卓球部と囲碁部のスーパーエースだったんですけど、2日練習休んだら2時間はピン球見えなかったですよ。さすがに碁石は見えますけど。
水商売もそうなんですよ。
仕事になれるまで、シフトを抑えるのではなくて、仕事を覚えれるまでは無理してシフトを増やしてでも頑張るんです。
仕事を覚えるまでが一番つらい。その辛い時期をさっさと突破するためにも、シフトをたくさん入れるんです。
間があくと、前回覚えた内容も頭から抜けちゃいます。
少なくとも貴女は超有望です。
この記事、ブログを見てもらってるということは
- 水商売をする前に下調べをしよう
- 話すネタが思いつかない・・・
- キャバ嬢の接客ってどんなんだろう
- 指名の取り方がわからない
どの方も自分に自信がないものの、勉強熱心です。いつも思いつきで見切り発車してしまう僕も見習わないといけません。
キャバ嬢を長く続けていると、成績が伸び悩むこともあれば、せっかく掴んだ太客(よく来てくれるお客さん)が切れることもあります。
そんな時、なにも考えずに淡々と仕事をする子は、結果を残すことは難しい。
けど貴女は、自分で調べて考え問題を解決しようとする力がある。
近い将来ナンバー1になれる人かもしれない。
なれなくても、上位に食い込めるだけの素質がある。
そんな人が体験だけで「私むいてないのかな」って辞めちゃうことは本当にもったいない!
今は自信がなくて当然です。
最初は楽しむことを目標にするくらいの気持ちで大丈夫。
なので「何があっても続ける覚悟」をもって始めてください。
キャバ嬢に向いてる向いていないはありません。
目の前のちょっとした困難に立ち向かう事ができるか、逃げるかそれだけです。
まとめ
向いている子なんていない。モテる女を演じているだけ。
最初は演じ方がわからないから、うまくいかないだけ。
決して楽に稼げる仕事ではありません。だからこそ、最初に必要なのは「覚悟」だけ。
マツケンは卓球部と囲碁部のスーパーエース。
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