こんにちは。マツケンです。
複数のお客さんと複数のキャスト、つまり皆で話す席が苦手というキャバ嬢は意外と多くいます。
隣のお客さんにも気を使いながら、グループの会話にも耳を傾けないといけないので、1対1の接客よりも難しくて当然です。
けれど少しの意識とコツで団体接客、複数接客の苦手意識を克服できます。
無理に会話に入ろうとする必要はない
- どうやって会話の中に入っていこう・・・
- 自分、全然話せてない・・・
初心者のキャストは、こんな風に考えて焦ります。
結果何もできず諦めて空気になろうとして逆に浮いてしまう。こんな初心者のキャストが多くいます。
グループでの会話で盛り上がっているときは、1対1の接客に比べて1人当たりの会話量は必然的に少なくなります。
会話の数は減って当然なんです。
団体接客においては、会話できてなかったとしても焦る必要はありません。
会話できなくとも、リアクションだけは絶対に取る

- 話している人の目を見る
- うんうん!と相づちをうつ
- ボケたら思いっきり笑う
話せなくても、こんな風にリアクションさえキチンと取る事ができれば、貴女も立派なそのグループの一員です。
自分が会話に入っていけなかったとしても、焦る必要はないんです。

お酒を作ったり、テーブルマナーを大切に
話せなくてもできることはあるはずです。
- お客さんのグラスをふく
- 灰皿交換する
- アイスを交換する
- お酒作る
経験の浅いうちは、テーブル上の事に集中すると会話が全然耳に入ってきません。
会話にもしっかり意識を集中させて、リアクションを取ることを忘れずに、それらをこなしていきましょう。
キャストやお客さんから話を振られたらチャンス
リアクションをキチンととっていれば、他のキャストやお客さんから高確率で会話が振られます。
例えば下ネタで盛り上がっていたとしましょう。
「○○ちゃんはSかMどっちなの?」
団体接客が苦手なキャストは、急に話を振られて焦ります。そして
といった感じで、質問に対しての返事しかできません。
こんな感じだと他のキャストから
「この女の子はこの話題苦手なのかな・・・」
「この子に話を振っても盛り上がらないな」
と思われます。

返事+1を意識する
こんな風に返事にプラスアルファで何かを付け加えてください。
例のように、プライベートな内容であればあるほど周りからは親近感を得れるし、面白いです。
突っ込みやすく、話も広げやすいです。

団体客はアツい!ボスを見極めよう

僕がキャバクラで店長をしていたころ、こんなキャストがいました。
待機中に新規のお客様の団体での来店があると、その中で誰がボスなのかはもちろん、経済的に余裕があるかどうかをチェックします。
そして指名係に
こんな風にアピールしてきます。
そしてきっちりそういう席ではお客さんを掴んできます。
団体客のボスを掴むメリット
みんなで飲むのが好きで経済的にも余裕のある方も多いです。
ボスのお連れさんの分もポイントになったり、バック(時給とは別に発生するインセンティブ)が発生するお店も多くあります。
ボケーっと待機するのではなくて、来店されるお客様をチェックし、周りのキャストに聞こえないように黒服にコソッと「あのボスにつけてほしいです」とお願いしてみてください。
黒服からの信頼があれば、つけてもらえます。
キャストと仲良しになれば、団体接客も怖くない

入店したてのお店では、それほど他のキャストとは仲良くないですよね。
お互い知らない事だらけで、周りのキャストも貴女に話をふりにくいんです。
知らない女性と一緒に合コンにいくよりも、仲のいい友達と合コンに行くほうが盛り上がれやすいですよね。
そのお店での歴が長くなればなるほど、団体接客は楽になるはずです。
まとめ
喋れなかったとしても焦らない
テーブルマナーはキチンとする
リアクションだけは、しっかりとる
話を振られたら返事+1を意識する
団体客はボスを積極的に狙おう
キャストと仲良くなれば団体接客は楽になる