こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
最初はフリーのお客さんから指名をもらうのも大変ですよね。
まだ指名している女の子がそのお店にいないお客さんをフリー客と言い、キャバ嬢はフリー客を指名客にするべく日々頑張っています。
どんなに売れっ子なキャバ嬢でも、フリー客への接客をやめれば指名客の総数は減ってしまうでしょう。
そうならない為にもキャバ嬢は常に攻めの姿勢が大事です。
キャバ嬢がフリーのお客さんと過ごす時間は15分ほど。
しかし、お客さんによっては5分もしないうちに「この子を指名しよう!」と決めています。
今回は、フリーのお客さんからたった5分で選ばれるキャバ嬢になる方法6選を紹介します。
フリーのお客さんからたった5分で選ばれるキャバ嬢になる方法6選
フリーの客から5分で選ばれるキャバ嬢は、どんな行動をしているのでしょうか。
順番に6選紹介します。
①お客さんがその時求めているものを提供する
どういう時にキャバクラへ遊びに来たくなるかは人によって違います。
口説きたい時に来る人もいれば、癒されたくて来る人もいるはず。
日によって気分が違う人も多いのではないでしょうか?
全てのお客さんが同じ目的で来店する訳ではないので、客さんの今の気分を見極めましょう。
自分が喋りたい人はぐいぐい喋り始めるので、こちらから特に話題を仕切ったり、リードをする必要はありません。
気持ちよく話せるように話を邪魔しない相槌を意識してあげましょう。
反対にあまり喋りたくない人に、最初からイエスかノーで答えられないような複雑な質問をしてしまうと、「面倒くさい女」だという印象を持たれてしまいます。
こういうお客さんには、なるべく簡単な返事で返せそうな質問をしながら、相手が食いつきそうな話題を探ると良いです。
自分のペースに巻き込んだ接客をするのが得意なキャバ嬢もいると思いますが、そのやり方だと自分に合わないお客さんも出来てしまうのが難点。
どんなお客さんでもオールマイティーに対応すれば、「この子ともっと話したい!」と思わせられるんです。
②容姿のレベルをあげる
「結局顔かよ」と言われるかもしれませんが、お客さんにとってキャバ嬢の外見レベルも判断基準の一つです。
美人を連れて歩けば、「こんな美人と歩けるのだから、こいつは仕事ができるんだろう」と他の男性から一目置かれます。
周りから「すごい」と思われたい男性にとって大事なポイント。
そもそも、若くて美しい女性をみると男は本能的に遺伝子を残したくなります。
内面は容姿の最低基準をクリアしてからです。
と、顔が可愛いだけで席に着いた途端に言い出すお客さんもいます。
指名させるまでの労力が少なくてすみます。
ただ、顔のかわいさだけでなく、愛嬌があるかどうかもお客さんは気にしています。
むすっとした顔の美人よりも、笑顔が可愛い普通のキャバ嬢の方がナンバーワンなのもキャバクラあるある。
お客さんが入店した時に自分が待機席にいるなら、じっと見つめてからにこっと笑ってみてください。
席に着く前からお客さんに「あの子ちょっと気になる…」と思わせれば、指名したいという気持ちにも火がつきやすくなるんです。
③ボーイを味方にする
ボーイに愛想良くするのはダサいと思っていませんか?
売れないキャバ嬢、稼げないキャバ嬢に限って、ボーイから期待されているキャバ嬢の悪口を言います。
「贔屓するなんてよくない!」と言いたいのかもしれませんが、
- まじめに仕事してくれている
- お店のカラーに合っている
- 指名客をたくさん抱えている
こういうキャバ嬢を大切にするのは商売なんだからぶっちゃけ当たり前です。
つまり、
- 気分でボーイを振り回さない
- 遅刻や当日欠勤、無断欠勤をしない
- トラブルを起こさない
- ヘルプ・フリー接客でも手を抜かずに接客する
この4つを意識して働けば、フリーのお客さんが来店した時に「この子をつけておけば間違いない」と、選んでもらいやすくなります。
お金を持ってそうなお客さんが来店した時も、お店に通ってほしいのでフリー客を指名にしているキャバ嬢を優先してつけます。
フリーのお客さんから選ばれるためには、ボーイにつけてもらわないと始まりません。
普段から「この子はやる気があるな」とボーイに思わせましょう。
④お客さんにテンションを合わせる
静かなお客さんに合わせて最初から静かなテンションで席に座ると、
と思われてしまうので、なるべく最初の挨拶は明るくしましょう。
ただ、その後も明るくキャピキャピと接し続けていると、落ち着いて飲みたい人だった場合、「ちょっとこの子はうるさいなぁ」と嫌になってしまいます。
良くミラーリング(仕草や行動を合わせる)すると良いと言いますが、ミラーリングも有名になった手法なので、お客さんによってはバレます。
手口がバレていると、「いろんなお客さんにしてるんだろうなぁ」としか思われません。
ただ、それは行動のミラーリングの話。
感情のミラーリングであればバレにくいです。
と喋っているお客さんには
後者のリアクションの方が気に入ってもらえます。
これはお客さんの感情をミラーリングしていると言えます。
- 早口で喋るお客さんには同じく早口で接して頭の回転が早いところをアピール
- 静かに喋るお客さんにはハキハキしすぎずおっとりした口調で接客
と、お客さんのテンションに合わせて接客してみてください。
テンションを合わせるには、
- 口調
- 声のトーン
- テンポ
- 声の大きさ
この4つのポイントを意識するといいです。
目の前のお客さんに合わせて接すると、「この子と俺ってちょっと似てるかも」とお客さんは好感を持ちます。
自分と似ている相手には居心地の良さを感じやすいので指名されやすいです。
⑤物音を立てずに綺麗で色っぽい仕草を意識する
容姿の美しさだけでなく、女性には男をドキドキさせる仕草があります。
例えば、歩き方。
ガニ股歩きで歩いてきたらどんな美人でも幻滅です。
反対にスッと背筋を伸ばして歩いているキャバ嬢には「綺麗だな」と感じます。
歩き方だけでなく足音も注意してほしいポイントです。
動くたびにどすどすした音がすると、ガサツで色気のないイメージが付きます。
- 最初に挨拶してとなりに座る時
- ドリンクを作る時
- 灰皿を交換する時
- タバコに火をつける時
なるべく物音を立てないように行動しましょう。
⑥ガツガツしすぎない
「指名とりたい!」「場内指名してほしい!」という気持ちが強まりすぎると、ガツガツしている印象を与えてしまいます。
高級店の場合、自分からドリンクをねだらないキャバ嬢の方が指名されやすいデータもあるので、そのお店のやり方をみながら接客した方がいいです。
多少お金があるお客さんなら、その場で揉めたくないのでドリンクも飲ませてくれるし場内指名もいれてくれるでしょう。
でも、その後の指名にまで繋がらずにその場で終わってしまいます。
目先だけをみて仕事をするのはやめましょう。
自分のメリットばかり考えた行動や言動はお客さんにもバレます。
まずはお客さんの気持ちを考えた接客をしましょう。
と、お客さんに思わせた方が
と、自分からねだらなくてもお客さんから言ってもらえるんです。
まとめ
今回は、フリーのお客さんからたった5分で選ばれるキャバ嬢になる方法6選を紹介しました。
第一印象をあなどってはいけません。
最初の数分で感じた印象は最後まで評価材料として心の中に残ります。
5分で選ばれるキャバ嬢は席に座る前から接客する意識があるんです。
接客前に挨拶をしたタイミングで、「この子と話したい!この子のことが知りたい!」と、強く思わせられるように、
- 見た目
- 仕草
- 動作
を磨きましょう。
相手の気持ちに寄り添った接客をしていればフリーの客も怖くありませんよ。