こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
フリーの席での接客中、お客さんとの会話があまり盛り上がらないと気まずいですよね。
キャバクラへ遊びに来るお客さんといえば、
と言いながらキャバ嬢との疑似恋愛を楽しむイメージがありますが、世の中のおじさんがみんなコミュ力が高いとは限りません。
緊張しがちなお客さんの心をほぐして手っ取り早く仲良くなる方法がゲーム。
「キャバクラでゲーム?」と思うかも知れませんが、お酒が入った状態でやってみると意外に盛り上がれます。
今回は、キャバ嬢に知ってほしい!キャバクラでやると盛り上がるゲーム4選を紹介します。
なぜお客さんとゲームをすると盛り上がれるのか
キャバクラでどう振る舞えば良いかわからないお客さんにとって、
- しばらく新しい話題を自分が考えなくて良い
- ゲームによって笑いが生まれやすい
- キャバ嬢と身体的距離・心理的距離が近づく
と、ゲームには3つのメリットがあります。
人は共通の目的に向かって一緒の行動をすると、思考・仕草が似ると言われています。
自分に似たところが多い相手に対して好感を抱きやすいのは、何を考えているのかが想像できるから。
「何を考えているのかわからない」相手と一緒にいるのは気が休まりません。
お客さんの心の壁を壊したいなら、
と、お客さんの行動を真似ながらアピールするのが一番です。
キャバクラで盛り上がるゲームの共通点3選
キャバクラで盛り上がるゲームには共通点があります。
順番に3選紹介します。
①どんな人でもルールが覚えられる
どんなに面白いゲームでも、ルールが複雑だと年配のお客さんは理解できません。
酔っていてもプレイできる位、シンプルなルールである必要があります。
②どんな人でも平等に勝てるチャンスがある
誰かが絶対に勝ち続けてしまうようなゲーム性も、毎回負ける側は退屈するでしょう。
誰しも勝ってる時が一番楽しいんです。
特に男性はプライドが高く、負ける姿を人に見られたくありません。
ゲームのルールを熟知していないと勝てない将棋、囲碁、オセロなどのゲームは平等性に欠ける為、キャバクラでやるには不向きです。
初心者でも勝てるゲームバランスであるかどうかを基準にして選びましょう。
③プレイ時間が長すぎず、1プレイ10分以上かからない
仲良くなるとっかかりとしてゲームを用いるのは良いですが、キャバクラへと飲みに来ているのにずっとゲームをしていたいお客さんも少ないです。
お客さんの緊張が溶けてくると、「この子ってどんな子なんだろう?」とそれまで動いていなかった意識が目の前のキャバ嬢へとうつります。
そのタイミングを見計らいゲームをやめて、最終的には話術でお客さんの心を掴まなくてはいけません。
そのためには、プレイ時間が極端に長くなるゲームはキャバクラでするには不向きです。
お客さんにゲームを持ちかける時は、この3つのルールを気にしながら題材を選びましょう。
キャバクラでやると盛り上がるゲーム4選
キャバクラでやると良いゲームにはどんなものがあるのでしょうか?
順番に4選紹介します。
①山手線ゲーム
かなり知名度が高いゲームなので、知っている人も多い山手線ゲーム。
ルールは
- 何かお題のジャンルを決める(駅名、国名、野菜の種類など)
- 手を2回叩きながら、お題に沿う言葉を言っていきます。
- リズムに合わせて言えなかったり、既出している言葉を言うと負け
という超シンプルなルールのゲームなので、覚えられない人はほとんどいないでしょう。
お題のジャンルを自由に設定できるので、漫画の登場人物・映画のタイトル・エッチな単語など、お客さんがたくさん発言できそうなジャンルにするとより楽しんでもらえるのではないでしょうか。
②第二印象ゲーム
第一印象ゲームといえば、知っている人も多いですよね。
第一印象ゲームは、
とお題を出して、「せーの」と掛け声と一緒にそれに当てはまる人に向けて指を指すのがルールです。
キャバ嬢から自分がどういう印象を持たれているのか気になる人は多く、「そういう風に思ってくれてたんだ」と緊張がほぐれやすいのでおススメです。
とはいえ、このゲームは男女4人以上いない時にしてはいけません。
というお題の時に、両方のキャバ嬢が、片方のお客さんにだけ指を指したりしてしまうと選ばれなかったお客さんが怒り出す可能性もあるからです。
第一印象ゲームで揉めない為に、おススメしたいのが第二印象ゲーム。
「この中で一番◯◯な人」を指差すのではなく、二番目の人を指差すルールに変えるんです。
お客さんが3人、キャバ嬢も3人いて、2番目の人を指差すルールなら、選ばれなかった2人は「俺が一番なのかも?」と勝手に喜んでくれます。
二番目に選ばれた人も最下位ではないので怒りだしません。
質問ごとに指差す人を変えつつ、選ばなかったお客さんにも優しく接せば全員のお客さんに気を持たせられるので試してみてください。
③ワードウルフ
ワードウルフとは人狼ゲームの一種です。
人狼ゲームそのものはルールが難しいものも多いですが、ワードウルフはそうでもありません。
ワードウルフのルールは、ひとつのお題について話し合う中で、一人だけ似ているけど違うお題を与えられた人が一体誰なのかを会話から当てるゲームです。
例えば、みんなはパンツというお題で一人だけがカツラだったりすると、
といった感じで、一人だけ会話がおかしい人を当てます。
自分が少数派だと気づいた人は、周りの発言に同調しワードウルフであるとバレないように振舞いましょう。
シンプルながらも非常に盛り上がるゲームな上に、アプリを使用すれば全員が参加できます。
1ゲーム5分かからないので、卓移動する前に終わらせられる点でもおススメのゲームです。
④NOT100ゲーム
NOT100ゲームは、100を言ってしまった人が負けなゲームです。
1人3つまでの数字を口に出来、「1」だけ言うか、「1、2」「1、2、3」と言うかを自分で決められるので、程よいゲーム性があります。
その場の人数が少なければ、NOT50やNOT75で言ってはいけない数字設定を下げてやるのも良いです。
お客さんとチームを組んでやれば対決要素だけでなく、お客さんと協力して戦う要素もつけられるので意外と奥深いゲームですね。
と言った風にゲームを回していきましょう。
罰ゲームを設定すると良い理由とは
ゲームをする時は、一緒に罰ゲームを設定するのもありです。
いい歳した男性は、キャバ嬢からゲームをしようと言われても「え、なんで?」となってしまう人がほとんど。
そういう人の為にも罰ゲームを設定して、
でも大丈夫ですし、
- キス顔を披露する
- エッチの時に言われたいセリフを口にする
- 右隣に座っている人の膝に手を乗せる
など、ちょっとエッチな罰ゲームにすればお客さんの食いつきがよくなります。
そこそこお酒に強い自信があり輩系のお客さんとゲームをする場合は、テキーラショット一気飲みを罰ゲームにするのも良いでしょう。
まとめ
今回は、キャバ嬢に知ってほしい!キャバクラでやると盛り上がるゲーム4選を紹介しました。
お客さんが負けた時は延長交渉をしてみましょう。
意外と「もう一時間いようかな」と言ってくれるお客さんはいます。
楽しくゲームをしたあとはお客さんと連絡先交換を忘れずに!
同伴や指名に繋げられるようにうまくゲームを使ってみてください。