こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
お客さんを褒めたつもりなのに、気まずくなった経験ってありませんか?
褒めポイントを見誤るのは、新人キャバ嬢の時に起きやすい失敗の一つです。
お客さんを褒める時は相手をじっくり観察し、“相手が褒められたいポイント”を見抜いて褒めないと意味がありません。
No.1になれるキャバ嬢はその嗅覚に優れてます。
今回は、稼げない褒め方してない?キャバ嬢にしてほしいお金を産む褒め方を紹介します。
これはNG!稼げない褒め方3選
「なんでもいいから褒めれば良いんでしょ?」
その考え、確実にお客さんにバレてます。
新人キャバ嬢が口にしがちな稼げない褒め方を紹介します。
①痩せてるお客さんに「細いですね」は禁句
痩せてれば痩せてるほど正義なキャバ嬢と違って、痩せてる男性は食べても太れない体型に内心コンプレックスを抱いていたりします。
10代男性であれば韓流アイドルの影響で、女性用のジーンズが履ける俺にステータスを感じているかも知れません。
しかし、社会人になるにつれて
- 細い
- 色白
- 童顔
- 可愛い
- 女子力高い
と言った女性なら褒め言葉になる言葉全般が、対男性に使うと「いい歳して頼りない」というニュアンスに聞こえます。
老けて見られた方が一目置かれるというのは男社会特有の現象。
せっかくお客さんを褒めたつもりが逆効果になってしまいます。
男性に対する「細いですね」という言葉は、女性でいうと「ガタイが良いね」「背が高いね」といった言葉に該当するのではないでしょうか?
そうなりたいという自分の憧れポイントを褒めてしまうのは、褒め慣れていない時にやりがちです。
気をつけましょう。
②「優しいですね!」「良い人だよね〜」は脈ナシ言葉に聞こえるのでNG
優しいお客さんってどんなお店にもいます。
- セクハラしてこない
- ドリンクを自由に飲ませてくれる
- こちらの体調を気遣ってくれる
と、キャバクラ界の神様のような人と出会った時、ついつい言いたくなるのが
って言葉です。
この「優しい」ってワード、言われた側としてはあまり嬉しくないって知ってますか?
というのも、キャバ嬢に優しくするのは結局好かれたいからです。
どんな優しい人も、そのキャバ嬢とのもしかしたらを期待しています。
なのに、「優しい人」だと言われてしまうと、キャバ嬢から下心を見透かされて線を引かれたような気分になります。
「俺は脈ナシなんだ…」と、がっかりしてしまうんです。
「良い人」という言葉も同様にNG。
無難で特に褒める時がない時に使う言葉だとバレてます。
優しい人には優しいという言葉は極力使わず、「頼りになる〜」という言葉を積極的に使いましょう。
③思ってない言葉を口にするのはやめよう
あまりに過剰なお世辞はやり過ぎです。
こういう1ミリも思ってない褒め言葉を、頑張って口にしているキャバ嬢をたまに見かけますが、あまりに過剰なお世辞はやりすぎです。
嘘をつく時にバレない方法って知ってますか?
嘘が上手な人は嘘の中に本当の話を混ぜています。
褒め言葉の内容が100%嘘だとお客さんも「いやいや、本当かよ」と白けます。
全然喋らない人に「◯◯さんって面白い〜」って言っても「どこが?」ってなるだけです。
「◯◯さんってほかの人とは違う雰囲気があるよね」と言った方がまだ信じてもらえるでしょう。
褒め言葉のテンプレを誰にでも使うのは逆効果だと肝に命じておきましょう。
④上から目線な褒め方はNG!
褒めようとしすぎて、無意識のうちに上から目線になっていませんか?
お客さんと同伴に行って、
と聞かれて、
といった反応じゃ、お客さんがよほどのドMでも無い限り
と、イラッとさせます。
お客さんの行動を評価してあげる立場に立つのはNGです。
こういう言葉を期待しているのであって、キャバ嬢から評価されたいとは思っていません。
お客さんを褒める時は下から目線を忘れないようにしましょう。
お客さんの心に響く褒め方5選
お客さんの心に響く褒め方を考えるのって難しいかもしれません。
コツさえつかめば今よりも褒め上手になれます。
順番に5選紹介します。
①「そういう◯◯な所ってかっこいいよね」
という言葉は基本的に万能です。
イケメンという言葉と違って、かっこいいという言葉には外見だけでなく、行動やセンスといった部分も適応できるからです。
ただ、単にかっこいいというだけではイマイチ真実味がありません。
男性は根拠や理由を求める生き物。
と、かっこいいという言葉を使う時はそう思った理由も添えてあげましょう。
と言いつつ、まんざらではない反応をしてくれますよ。
②「◯◯さんって、将来成功しそうだよね」
これは、20台後半〜30台中盤くらいのお客さんに使える方法です。
って言葉ばかり使うのはちょっとワンパターンですよね。
そういう時に使って欲しいのが、
って言葉です。
と、根拠も一緒に言ってあげましょう。
「将来ビッグになってやる!」と思っている人ほど喜ばせられます。
③「◯◯さんと一緒にいるとリラックスしちゃう」「◯◯さんと話してると時間があっという間なんだよね(笑)」
たまにいるのが、
って言い出すお客さんです。
バッチリメイクしてドレス来て出勤してるのに、仕事を忘れるなんてそもそもおかしな話。
「時給が発生してるから話してるのに」と、そのセリフを聞くたびにイラッとしているキャバ嬢も多いのではないでしょうか。
ただ、お客さんがなぜそんなセリフをいうのかというと、「お金を払って笑顔を買うような男になりたくない!」という気持ちが根底にあります。
キャバ嬢から嫌われていないか不安だし、嫌な思いをさせていると分かって楽しめるタイプではないんです。
指名しているキャバ嬢からそう言われると、こういうお客さんはまずホッとします。
勘違いを加速させる言葉でもありますが、色恋をしかけたいなら鉄板の褒め言葉です。
④「◯◯さんって他のお客さんとは違うよね」
男にはヒーロー願望があります。
とかに近い妄想を、中学生くらいの時は脳内で描いていたりします。
大人になるにつれてそういった妄想も減りますが、それでも指名嬢からは特別扱いされたいんです。
誰かと比較されて褒められると、普通に褒められるよりも印象に残ります。
こういう風に褒められたら、「この子めっちゃ分かってくれてる!!」ってなります。
この褒め言葉は、無個性な人に言うよりは、何かに頑張ってる人・少し変わった趣味がある人に使いましょう。
⑤「こんなにお店で笑ったの始めて(笑)」
関西弁でおしゃべりなお客さんに使えるのがこのセリフです。
キャバ嬢から「面白い」と言われて嫌な気分になる人はいません。
お客さんが冗談を口にした時、ちょっとボケた時、ギャグを口にした時はすかさず笑ってあげましょう。
男性が結婚の決め手でしばしば口にするポイントの一つに「笑いのツボが同じ」というワードがあります。
自分の話で笑ってくれるキャバ嬢はそれだけで「俺の味方だ」と感じるんです。
と、面白いという言葉のバリエーションを増やして褒めましょう。
笑い上戸なキャバ嬢はマツケンの統計上モテます。
まとめ
今回は、稼げない褒め方してない?キャバ嬢にしてほしいお金を産む褒め方を紹介しました。
お客さんはキャバ嬢から褒められて成長します。
普段からお客さんを観察する癖をつけると、第一印象では苦手に感じたお客さんでも良いところを見つけられるようになります。
ポイントは、
- 100%のお世辞は言わない
- お客さんが潜在的に褒められたい部分を見つける
の2つ。
お客さんの良い部分に気づいて、愛されキャバ嬢を目指しましょう!