こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
最近は、メールよりLINEを使うキャバ嬢が増えてきました。
お客さんも
- パスコードをかけられる
- 非表示設定に出来る
- 着信履歴に残らない
- キャリアメールがない
4つの理由から、LINEでキャバ嬢と連絡を取り合う人が増えて来ています。
非常に便利なLINEですが、使い方には注意が必要です。
今回は、フリー客に初めてLINEを送るときにキャバ嬢がしがちなNG行動7選について紹介します。
フリー客に初めてLINEを送るときにキャバ嬢がしがちなNG行動7選
フリーの接客でお客さんとLINE交換をして、初めて連絡を送る時ってどういう連絡をすればいいのか悩みますよね?
女子目線では気づけない男が引いてしまうNG行動を7選紹介します。
①質問が尋問になっている
語尾に?がついてあるLINEって返信率が高いです。
そのため、キャバ嬢は皆語尾に質問をつけたLINE文章を送っています。
1つ程度の質問なら「俺に興味があるのか??」と思えて可愛いですが、質問にも限度があります。
例えば、
これはもはや質問というより尋問。
女子は会話を次から次へと流しながら喋るのが得意です。
会話の内容よりも相手との会話そのものが目的だからですが、男は女性より会話に目的や結論を求めます。
その為、1度のLINEに2つ・3つと質問を混ぜ込んで送って来られると、何から返事をすればいいのかわかりません。
「こんな事をわざわざ訊いて何がしたいんだろう?」と感じて気持ちが冷めます。
相手の反応も見ずにガツガツ質問をしすぎるのは辞めましょう。
お客さんが訊かれるとテンションが下がる質問とは
ちなみに、お客さんが訊かれたくない質問は、
- お金持ちかどうか探る質問(年収どのくらいなんですか?等)
- 元カノの話
- 自分の性格を決めつけられるような質問
この3つです。
1は、単純にお金目的な気がするので冷めます。
2は、元カノといい思いをして別れている人ばかりじゃないし、女子よりも過去に付き合った人の話をしたいと思いません。
例外は初恋の人話ですが、わざわざLINEでする必要のある話じゃないです。
3は、男は自分の性格を分析されたくありません。
お互いのこともまだあまりわからないタイミングで「A型なんですか?几帳面なんですね!」といったカテゴライズをするのは辞めた方が良いです。
お客さんがされて嬉しい質問は、ポジティブな気持ちになったり、自分の目標や夢についての目標を語ったり出来る質問です。
「すごいね!」「もっと聞きたい」と話を引き出せば、「この女は俺をわかってくれてるな」と好感を持たせやすくなります。
ただ、LINEでこれをしてしまうとお店に来店せずに満足してしまうので、やりすぎは禁物です。
②定型文すぎるお礼の文章
フリーで接客したあとは、LINEで連絡をするときにお礼をいうのはキャバ嬢として基本中の基本です。
しかし、定型文すぎるお礼の文章は「コピペかよ…」と思われてしまうので、なるべくその時に交わした話題を混ぜて連絡しましょう。
営業メールをする時も同じで、毎回16時ちょうどに送ったりしている場合は危険!
同じ時間帯にメールが届くと「メルマガキャバ嬢」な印象を与えてしまいます。
LINEを送る時間帯はあまり厳密に固定せず、そしてお礼の文章も作り込みすぎないようにしましょう。
③マイナーなアニメスタンプを連打
たまにみかけるのが、マイナーなアニメスタンプを使っているキャバ嬢。
若いお客さんだったり、そのアニメの話題で盛り上がったりしたなら使ってもOKですが、そうじゃないならアニメスタンプはあまり使わない方が良いでしょう。
マイナーなアニメスタンプだけを送って来られると、
と感じてしまうだけではなく、「俺これ知らないのにな」と気持ちが冷めます。
「このスタンプってなんのアニメ?」とお客さんに言わせていませんか?
そういう時、お客さんはキャバ嬢に接待しているような状態です。
カラオケでマキシマムザホルモンを歌ったらほとんどのお客さんがドン引きするでしょう。
それと同じで、お客さんがわからないキャラクターのスタンプを使うキャバ嬢は「空気が読めない」レッテルを貼られています。
しばらくやりとりしてお互いの人となりがわかり、「この人にならこのスタンプは使えそう」だと判断できるまでは、LINEスタンプはなるべく送らない方が良いです。
④具体的でない同伴の誘いは返しにくい
フリーのお客さんを同伴や再来店につなげる為に、キャバ嬢はLINEを定期的に送ります。
同伴の約束も取り付けたいからと、
と、タネをまいているキャバ嬢も多いのではないでしょうか?
キャバクラ遊びに慣れているお客さんなら、黙って座っていても同伴に誘ってくれますがそうでないお客さんも多いです。
一例をだします。
前者のLINEは、約束を取り付けるまでにグダグダして具体的な話に発展しないリスク大。
そもそも、「暇な時」に相手してもらう位置に自分から成り下がる必要もありません。
一方で後者のLINEなら、複数の日程を提示しているので具体性があり、お客さんも返事を返しやすいです。
もし「その日は空いてない」と断られた時は、
と返しておけば次のLINEが送りやすくなります。
⑤返信がない事を咎める
お客さんは四六時中暇ではありません。
ぶっちゃけ、もう一度来店するかどうかはお店にいる時に判断し終わっています。
その為、「もういいや」と思っているキャバ嬢には返事も適当だったり、遅かったりします。
それはキャバ嬢だけが原因ではなく、お客さんの事情(財布事情や恋人等)によるものも大きいので、何度か送って手応えがなさそうなら察して次に行きましょう。
と、返事を強要するような催促LINEだけはNG!
一気にうざい女になります。
相手を責めるようなLINEを送っても、お店に再来店したり指名してくれたりしません。
「連絡がなくてもあまり気にしない」精神で過ごしましょう。
⑥あまり思わせぶりな内容を送らない
指名が欲しいあまりLINEが思わせぶりになっているキャバ嬢。
これもNG行動です。
なぜなら、
と、お客さんの勘違いを増長させてしまうから。
どうせプライベートで会う気もないのに、お客さんの下心を煽ってハートマークばかり多様していたりすると、お客さんの誘いを断るときに相手に恥をかかせてしまいます。
思わせぶりな行動はいずれ麻痺します。
だんだんハードな要求をされない為にも、フリーのお客さんにまでLINEで思わせぶりな内容を送るのは辞めましょう。
⑦5行以上の長文LINEはNG
LINEを丁寧につくると、相手に分かって欲しくてつい長文になってしまうかもしれません。
ただ、お客さんはキャバ嬢から長文LINEが送られてくると「メンヘラかな?」と内心ビビります。
いつもLINEが長くなりがちなキャバ嬢は、送信する前に文章を添削してみてください。
削れる部分がきっとあるはずです。
LINEで全てを伝えようとするキャバ嬢にミステリアスなイメージは持てません。
もっと知りたい・会いたいという感情が湧きにくいです。
多少情報は足りない方が、「この子は何を考えてるんだろう?」とお客さんに妄想の余地を与えられます。
LINEの往復は3〜4往復、1度に5行以上のLINEを送るのは辞めましょう。
ドリンク・場内指名をもらった時のお礼は欠かさない
フリーのお客さんがドリンクを飲ませてくれていたり、場内指名をいれたりしてくれている場合はそのお礼も欠かさずに伝えましょう。
といったお客さんがしてくれた事に対するお礼が入ったLINEを送れるキャバ嬢は、かなり男ウケが良いです。
自分からした行為に「感謝して」なんて、プライドがあれば言えませんが、そこにお金がかかった事をキャバ嬢が汲んでくれるだけでも「真面目だな」と思えます。
あなたに会えて嬉しいというだけではなく、◯◯してくれて嬉しかったという感謝を言葉にしましょう。
どんなLINEも接客中に「可愛い」と思わせていれば大丈夫
どんなにLINEがどんなに可愛くても、肝心な接客がお客さんの心に響いていなければ再来店にはつながりません。
LINEはあくまでもサポートです。
大事なのは、接客中に「可愛いな」「また飲みに来たいな」と、どれだけ思わせられているかどうか。
好感を抱いているキャバ嬢の行動ならお客さんも贔屓目でみてくれます。
どんなにLINEを頑張っても、「お客さんの反応が良くない…」「来店に繋がらない…」と悩んでいるキャバ嬢は、一度自分の接客を客観的に見直しましょう。
まとめ
今回は、フリー客に初めてLINEを送るときにキャバ嬢がしがちなNG行動7選について紹介しました。
LINEも効果的に使えば便利なツールです。
なんとなくダラダラと営業をするのではなく、目の前のお客さんに合う対応を心がけましょう。
LINEしていて「こいつと話していると疲れるな」と思わせてしまうと、もう一度会いたいキャバ嬢にはなれません。
お店に来て欲しい気持ちや同伴してほしい気持ちだけを全面に出さずに、お客さんが「また会いたい」と思えるLINEを心がけてくださいね。