こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。
仕事熱心なキャバ嬢なら、たとえ年末年始でキャバの仕事が休みであっても、お客さんへのあけおめLINEは、ちゃんと送っているという人がほとんどだと思います。
2016年に僕が書いた記事に、あけおめメールについて書いたものがあるんですが、今回皆さんに言いたいのは、
あけおめLINEで返事が帰ってこなかった顧客は、整理した方がいいって話です。
僕が思うのは、キャバ嬢とお客さんには一年で3回、どんなに疎遠だとしても、いきなり連絡しても不審に思われなくて済む日があると思ってます。
それは、キャバ嬢の誕生日、お客さんの誕生日、そしてお正月です。
縁が切れているお客さんに営業をするのは、ぶっちゃけ時間の無駄です。それよりも、新しくフリーのお客さんを接客して、連絡先を交換した方が、指名でお店に来てくれるチャンスがあがります。
顧客整理をしておく事で、どんなメリットがあるかを記事にしようと思います。
メリット①時間を有効活用できる
時間は有限です。
どんな金持ちでも、1日24時間しかないのはみんな平等です。
限られた時間の中で、反応のないお客さんに時間を割き続けても費用対効果という意味では効果が薄いです。
お正月という一番返事が返しやすく、そして商売くささがない連絡でも返事を返そうとしないお客さんが、今後営業用の連絡に反応をしめすとは思えません。
反応を返さないお客さんにすがっても、逆に足元を見られてしまうだけです。
時には、こちらからは連絡をしないという行動もとらないと、駆け引きの知らない女だなと思われている可能性もあります。
メリット②新年あけての同伴・来店予定が計画的に組める
あけおめLINEを送った時に、返事が早かったお客さんはあなたからの連絡を待っていた可能性が大きいです。
あなたが送るよりも先に送ってきたお客さんは、めちゃくちゃあなたのことが好きです。
そういうお客さんにはこちらから、
って連絡して、同伴の約束をとりつけるのもめっちゃ簡単です。
同伴ノルマや指名ノルマなどのある日には、なるべくドタキャンしなさそうな人をセッティングしたいですよね。
キャバ嬢との約束をドタキャンしないお客さんの見分け方は、やっぱり連絡がマメで、一般常識があるかどうかが基本になります。
キャバ嬢からのお正月の連絡を律儀に返してくれるお客さんは、両方にあてはまるお客さんと言えるんです。
メリット③お店に来ないでLINEだけしてくる客を後回しにできる
たまにいますよね。
LINEはめっちゃしてくるけど、お店には来ないお客さん。
お店にきて利益になるならまだしも、お店に来ないお客さんからのこういうLINEにいちいち相手してると病みます。
お店の周年記念や、キャバ嬢のバースデーイベントなど、LINEはめちゃくちゃ送ってくるのにお店にはこないお客さんかどうかは、ちゃんと顧客管理をしていれば自ずとわかる筈です。
そういうお客さんには、あけおめLINEをおくったタイミングで、それに対する相手からの反応をみて、キャバ嬢にお金を払うという意思があるかどうかを見てください。
それがあまり感じられない時には、LINEの返信の優先順位を下げる考え方もあります。

メリット④時間に余裕がない時に、連絡する相手の優先順位がスムーズに決められる
ちょっとバタバタしてしまって、時間に余裕がない中営業LINEを送ったりすることってあると思います。
時間がないと、数人の文章しか考えられないですよね?
とはいえ、コピペの営業文章を手当たり次第に送ってもあまり効率がいいとはいえません。
僕もそうですが、お客さんってコピペの文章は気づきます。
って、コピペでの連絡は気づくとテンションがめっちゃさがるし、それを送ってきたキャバ嬢への好感度もめっちゃ悪くなります。
そもそも連絡をすることが大事なのではなくて、大事なのはその結果ですよね。
お店に確実にお客さんを呼ぶためには、どのお客さんが一番お店に来てくれるのかが把握しておいた方がベターです。
お正月にちゃんとあけおめLINEをしておいて、そのレス速度をみることで、普段からスマホをこまめに見る習慣が多いお客さんかどうかをふるいにかけられます。
時間に余裕がない時なら、なるべくその連絡に反応してくれるお客さんに連絡した方が指名につながる確率はあがります。
たくさんお店にくるお客さんに優先して、たくさんLINEを送るのはキャバ嬢が仕事である以上、いわば当然と言えるのではないでしょうか。
メリット⑤自分の今の顧客数が把握できる
長く同じお店で働いていると、連絡先を交換しているお客さんの数も膨大なものになります。
とはいえ、未だに付き合いがあるお客さんばかりではない筈です。
一年間を通してこちらから連絡をしても連絡を返して来なかったり、来店する様子がなかったりしたお客さんは、現在は他のお店や、他の女の子に通っている可能性が高いです。
自分にどのくらいのお客さんがついているのかは、毎年お正月の時に去年一年の成績を元に計算できます。
去年一年でどれだけ来てくれたか、どの位のペースで通ってくれたか、そしてどの位お金を使ってくれたのかをきっちり把握することで、今年の年収も自ずとわかる筈です。
それを元に、今年の目標も考えられますよね。
毎年、売り上げを前年度より上げていくつもりなら、今現在の顧客数をなるべく把握しておいた方がいいです。
顧客整理ができるということは、顧客管理ができているということ
ここまで書いてわかったと思いますが、12月に知り合った人もあけおめLINE送って返事がないからって、全部一気に整理しろって言ってる訳じゃないんです。
知り合ったのが最近であれば、整理するかどうかの判断はもう少し先でもいいんです。
ただ、去年の最初の方にフリーでついたっきりで指名として返ってきてないお客さんや、未読スルーのまま読んでくれてないお客さん、返事の反応があまり良くないお客さんよりも、あなたからの連絡を待ってくれているお客さんに時間を割いた方が、その行動が指名や稼ぎにつながる可能性は絶対高いです。
その判断は、顧客管理ができていなければできません。
- はじめて来店してくれた日
- はじめて指名してくれた日
- お客さんの誕生日
- お客さんがはじめてボトルをいれてくれた日
など、2人だけの記念日をちゃんと記録に残しておいたり、最後に来店した日や来る頻度の把握など、顧客管理を徹底しておくことで、自分に気持ちが向いていないお客さんが誰なのか判断することも上手になります。
まとめ
顧客整理と顧客管理は切っても切れない関係です。
もちろん、連絡不精な人もいますし、いまだにLINEをしていないお客さんもまだまだ多く、LINEだけで判断するのは難しいと思います。
ただ、昔と違ってメール一斉送信もできなくなった今、毎回ちまちまとLINEの文章を考えて営業をするのは、フリーで接客したお客さんと名刺を交換し、連絡先が増えれば増えるほど難しいです。
連絡をくれるキャバ嬢に対して、「もう連絡しないで」と言えないのも、実はお客さんの優しさの一つだったりします。
お正月にあけおめの連絡した後は、4つのポイントをチェックしましょう。
- 連絡があるか、ないか
- 返信があるか、ないか
- お店に来る気があるか、ないか
- 約束を守るか、守らないか
そのポイントを注意深くみていれば、効率よく常に新鮮で協力的なお客さんを抱えることができます。