こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。
2月14日は聖バレンタイン。
どんなバレンタインチョコにするか、そろそろ考えないといけない時期が近づいてきました。
バレンタイン直前になってから、慌てて適当にコンビニで買ったものをあげるなんてやり方をするようでは、お客さんをがっかりさせます。
僕が思うに、女性が好きなチョコと男性が好きなチョコって、すごく分かれると思います。
どんなチョコでも、お気に入りのキャバ嬢が選んだものなら嬉しいと感じるものですが、それでもお客さんが好きなチョコを渡した方が記憶に残りますし、より喜んでもらえます。
男の僕目線で、お客さんに喜んでもらえるバレンタインチョコについて紹介したいと思います。
だいたいの男は保守的なものが好きだし、料理にワクワク感は求めていない。
全員がそうだとは言いませんよ!
ただ、僕もそうなんですが、わかりやすい味のものが好きだという男性は世の中めちゃくちゃ多いのも事実です。
- カレー
- ラーメン
- 焼肉
- ハンバーグ
- オムライス
- トンカツ
- 唐揚げ
- カルボナーラ
…と言った風に、男性に料理をつくってあげる時は、子供っぽいメニューの方がウケたことがあるという人は多いのではないのでしょうか?
ある調査によると、女性は女性ホルモンの一種である「プロゲステロン」がもたらす働きによって、「甘み」「酸味」「塩味」「苦味」「旨味」といった味覚が男性よりも鋭いと言われています。
よりよいものを模索したり挑戦して体内に取り込んでいくことで、
- それまで食べていたものが食べられなくなった時のリスクヘッジ
- 家族や母体にいる赤ちゃんに、偏りのない栄養を届ける
という人間の生存本能から、味覚が鋭くなったという説もあります。
一方、男性は新しいことにチャレンジして、焦ったり間違えたりする姿を人にみられたくないと思っている人が多いです。
隙をつかれることは、それだけ危険だったからです。
男性が、「同じお店」の「同じメニュー」を食べて安心するのは、狩猟や採集をして生活していた時に、今まで培われた確実な方法で獲物を獲得しなければという、男性に共通してあった生存本能が働いているからという説があります。
女性が流行に流されやすいのも、男性が保守的なのも、こういう理由が考えられるからなんです。
だから、チョコレートも保守的なものが好き
甘いものが食べられる男性であっても、突飛すぎる味のチョコはあまり喜ばれない傾向があります。
- 抹茶
- いちご
- ホワイトチョコ
- キャラメル
あたりはまだよく見かける味ですが、
- レーズン
- ミントチョコ
- オレンジ
- ベリーソース
- シナモン
これらのチョコは、相手がめちゃくちゃ好きだということがわからない限りは、やめておいた方が無難です。
男性は、美味しいと思ったものを食べて、再確認するのが大好きです。
ミントチョコオンリーとか、レーズンオンリーとかは冒険すぎるのでやめておきましょう。
手作りするならなにを作ればいい?
手作りチョコは難しいと思うかもしれませんが、意外とそうでもないです。
大量に作って100均の袋で包めば、1人分の予算をかなり浮かせることも可能です。
手作りでおススメしたいチョコを5つ紹介します。
①生チョコ
生チョコは簡単に作れる上に、誰が作ってもそれなりに美味しいのであげると鉄板で喜ばれます。
ラッピングを少し豪華にして渡すといいです。
と言いながら渡せばOKです。
②トリュフ
チョコが好きな男性で、トリュフが嫌いだという人はほとんど見かけません。その位、人を問わずに誰にでも食べてもらえるチョコです。
生チョコとほとんど同じですが、トリュフは丸くてコロコロしてて可愛いので好みのキャバ嬢からもらったりすると、「女の子らしいな」と思います。
柔らかく形が崩れやすいのが難点ですが、100均一で箱を買って4粒ほど詰めて渡すと良いです。
形にばらつきが出ないように、同じ大きさになるように意識して丸めましょう。表面にまぶすココアパウダーやアーモンドプラリネなどは、ケチらずにしっかり振りかけましょう。
③ガトーショコラ
これもバレンタインに渡すと鉄板で喜ばれる焼き菓子です。
焼いているので日持ちする上に、手間暇かかってるように感じるのでもらうと嬉しいですし、クッキーと違って、しっとりしているものなので、湿気を気にしなくて良いのも楽だと思います。
- バレンタインっぽくて手間がかかってそう
- 濃厚でわかりやすい味
- 見た目もおしゃれ
と、男ウケする要素を全て兼ね備えています。
④チョコブラウニー
ガトーショコラとだいたい同じ味ですが、主に食感が違います。
卵の使い方と薄力粉の割合が違うため、ガトーショコラの方が濃厚でしっとりしています。
チョコブラウニーはさっくりとした焼き加減で、ナッツなどが混ざっているものが多く、ちょっと素朴な味わいになります。
チョコブラウニーはカットして、グラシンペーパーで包んでキャンディのように左右をひねって袋につめるとオシャレに見えるので、大量に配る細客向けのチョコにはぴったりです。
⑤チョコバー
食感が楽しいチョコクランチやチョコバー系も、男ウケがいいチョコです。
スナック感覚でボリボリ食べられる上に、チョコレートの指紋も気になりにくいメリットがあります。
トリュフをちまちま作ってられない位に忙しいキャバ嬢は、こういうチョコを作ってみるのもアリです。
やめておいた方がいい手作りチョコ
次に、僕がこれはやめておいた方がいいと感じた手作りチョコをまとめてみました。
2つ紹介したいと思います。
①クッキー
クッキーはめちゃくちゃ人とかぶります。絶対誰かが作ってきます。
正直に言うと、素人の作るクッキーってあまり美味しくないです。
冷蔵庫で保管した場合は湿気も気になりますし、ラッピングした袋の中で割れたりすることもあるので、持ち歩きに向かないです。
どうしても作るのであれば、プレーンではなくてチョコチップクッキーにするのがおススメです。
②マカロン
男でマカロンが好きな人はあまりいません。
というか、手作りでマカロンを作るくらいなら、既製品のダロワイヨを渡した方がいいです。
箱を頑丈にしないと割れてしまいますし、うまく焼き上がらない恐れもあります。
その上、クリームを挟む以上はあまり日持ちもしません。
って思ってるお客さんもめちゃくちゃいるので、わざわざそれに挑戦する必要はないと思います。
既製品であげるならゴディバとモロゾフがだいたい無難
既製品のチョコを渡す時も、わかりやすいものをプレゼントすると喜ばれやすいです。
つまりは、きいたことのあるチョコです。
お客さんはキャバ嬢ほど、チョコのブランドについて詳しくありませんし、正直あまり値段もわかっていません。
という人がほとんどだと思って良いです。
ゴディバとモロゾフは、男性側でも知ってる数少ないブランドチョコなんです。
とはいえ、ゴディバやモロゾフを毎年送るのもマンネリしてしまうと思います。
男性ウケするチョコという観点で、いくつかおススメのブランドを紹介します。
①デルレイ DelReY

デルレイ ダイヤモンドBOX(6個入)税込3,564円
宝石型の箱に入ったチョコレートは、ブランド名をわざわざ言わなくても“あなたは特別”感が、お客さんにも伝わります。
味はキャラメルガナッシュやダークチョコレート、バニラ風味の不ワイトチョコガナッシュと、ちょっと甘いマンゴーガナッシュの6種類。
ベルギーチョコレートらしく品格のある味なので、あまり奇抜な味もなく、甘さが少し控えめで後味もさっぱりとしたチョコなので、お客さんウケは上々です。
デルレイ(楽天)のURLはこちら。
②ヴィタメール WITTAMER

【数量限定】ロイヤル・ショコラ 税込2,592円
洋酒のきいているチョコなので、好き嫌いはあるかもしれませんが、お酒の強いお客さんにはおススメのチョコレートです。
シャンパン、ブランデー、赤ワイン、ラムの4つの味が楽しめる大人チョコレートです。
ベルギー産チョコレートの美味しさはもちろん、洗練されたチョコレートのフォルムとパッケージのかっこよさの相乗効果で、値段以上の高級チョコに見えることは間違いありません。
ヴィタメールのURLはこちら。
③ガレー Galler

ハートコレクション 税込1,080円
1000円台でゲットできるチョコにしては可愛く高見えします。
ヘーゼルナッツプラリネのダークチョコレートと、ホワイトチョコレートの2種類の味が楽しめます。
ガレーのチョコは、バーのほうが有名だと思います。
予算が許すなら、ミニバーを渡すのもありだと思います。

ガレーのURLはこちら。
デパートにわざわざ行かなくても、Amazonで購入できる!
これからデパートで開催されるバレンタインフェアは、チョコレートが好きな人が全国各地から集まってくるので、大勢の人でごった返しになります。
「これを買う」という目標もなく、ぶらぶらと見に行っても正直言って疲れるだけです。
人混みが苦手なキャバ嬢におススメしたいのが、Amazonで購入する方法です。
バレンタインギフト2019(URLはこちら)という特集ページがAmazonにあるので、そこから有名ブランドチョコや、または手作り用の製菓用チョコレートなど用途にあわせたものが購入できます。
ゴディバやモロゾフなども購入できます。
手作りを渡すのであれば、ラッピングはなるべく早く100均で買うことをお勧めします。
季節の商品は、売り切れたらおしまいで追加で販売されないことが多く、可愛くて使い勝手のいいラッピングからなくなっていくので注意しましょう。
まとめ
お客さんが食べて美味しいと思えなければ、ホワイトデーにつながりにくいので、バレンタインチョコを用意した意味がありません。
以下の3点を意識しながら、チョコレートを選んでみてください。
- 奇抜な味は極力避ける
- 有名ブランドの力を借りる
- 小さいチョコがたくさん入ってるものにする(どれか一つは美味しいと思えるかもしれない)
そして、最後に色々考えながらチョコレートを選んだことをお客さんにそれとなく伝えれば、より一層美味しいと思ってくれて、3月のお返しが期待できるかもしれません。