会話が苦手なキャバ嬢に薦めたい、お客さんと話が途切れない話し方

こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。

キャバ嬢になろうか悩んでいたり、現在すでにキャバクラで働いている方が、僕のブログを読みに来てくれているのかな〜?と考える今日この頃です。

「なにか悩んでいることはないですか?」と、姫リクへ面談に来てくれた方には聞いたりしているのですが、「実は会話が苦手で、無口なお客さん相手だと特に会話が途切れちゃうんです…」という接客での悩みを持っているキャバ嬢は結構多いです。

たまに「人と話すのが好きだから」とキャバ嬢になる人もいますが、キャバクラって、初対面のお客さんが楽しいと感じてくれるように接待を意識した会話をしないといけません。

それが友達や恋人と話すよりも難しいと感じてしまうポイントでもあります。

とはいえ会話が途切れてしまうのには必ず原因があります。

今回は会話が苦手なキャバ嬢に薦めたい、お客さんと話が途切れない話し方について紹介したいと思います。

無理して面白いことを言おうとしなくていい

切れ味よくお客さんを笑わせたり、盛り上げなきゃ!と気負っているキャバ嬢って多いですが、お客さんはキャバ嬢に面白いことを言われたいとか笑わせてもらおうとはあまり思っていません。

もちろん、名古屋の人気キャバ嬢のエンリケさんのようにそういうキャラクターでたくさんのお客さんを捕まえているキャバ嬢もいます。

面白いことがたくさん言えるならそれを隠さずにたくさんだしていっていいと思いますが、面白いことがいえないからと焦る必要は全くありません。

面白い事が言えないなら、面白いことをお客さんにいってもらうように誘導してみましょう。

しっかり話を聞いてたくさん笑ってあげれば、あなたに聞いてほしい、一緒に笑って欲しいと思ってお店に来るおしゃべりなお客さんが増えるはずです。

エンターテイナー型のキャバ嬢もいればカウンセラー型のキャバ嬢もいます。

無理して自分にないキャラクターを演じようと努力するよりは、自分のもって生まれた長所を生かすのがおススメです。

教えて作戦は使うタイミングが肝心

最初から「教えて♡」とお客さんに甘えると、目の前のキャバ嬢の事をよく知らない間は「面倒だな」と思われてしまうデメリットがあります。

教えて作戦を使う前に、

姫子
今日はお仕事帰りですか?
姫子
雨どうでした?結構降ってました?

とかなんでもいいので、あたりさわりのない話を振って仲良くなりましょう。

話しながらお客さんがどの話題になら乗れるかを見極めるんです。

当たり障りのない話題を諦めずに振り続けていれば、どんなに無口なお客さんであったとしても「うん」以外の言葉を口にする瞬間があります。

「教えてほしい♡」という作戦が効果的だということはキャバ嬢をしていると最初のうちに覚えると思いますが、自分がよく知らない事を教えてって言われても困るんです。

お客さんがキャバ嬢に何か教えていい気分になる理由は、根底に自分を認められたい・尊敬されたいという自己承認欲求を抱えているから。

無口なお客さんだとしても自分の持っている知識を楽しそうに聞いてくれて、すごいと賞賛してくれるキャバ嬢に対して悪いようには思いません。

しかし、自分がうまく教えられない部分を掘り下げられても自己承認欲求は満たされませんし、そういう話を掘り下げるキャバ嬢に対しては空気が読めないと感じます。

また、「カレーが好きなんですか、美味しいですよね、どんなカレーが好きなんですか?」と言ったおおざっぱすぎる質問をするよりも、「カレーが好きなんですか!私も好きです。特にインドカレーに最近ハマってて…おススメのお店とかありますか?」といったちょっとピントを絞った質問をした方が人は答えやすいです。

「教えて♡」作戦は相手を見極めてここぞという時に使いましょう。

会話が続かないキャバ嬢がしている行動とは

お客さんと会話が続かないキャバ嬢が、無意識のうちにしてしまっている行動は存在します。

お客さんとの会話が盛り上がらない・すぐに静かになってしまう…という悩みがあるキャバ嬢は、次の行動をしていないか気をつけた方がいいです。

順番に説明していきます。

①会話を相槌で終わらせてしまっている

波平
そろそろ桜も散りはじめてるし見納めだなあ
姫子
そうですね〜

「そうですね」みたいな相槌だけでおわらせちゃ駄目です。

どんなに美人だとしても、せっかくお客さんから振ってくれた話題を終わらせるキャバ嬢が長く指名される事はありません。

お客さんからの話題は、「はい」や「違います」や「そうですね」だけで返さずに、+α返事を返しましょう。

②自分の話をしすぎている

波平
そろそろ桜も散り始めてるし見納めだなあ
姫子
そうですね、私は上野公園で桜を見てきましたよ!すっごい満開の時で、人ももめちゃくちゃ多かったんですけど、友達がいい場所押さえててくれたんでいい場所でみれました。◯◯さんは?

この反応もアウトです。

なぜアウトなのかというと、お客さんが話そうとしていた話が上野公園の花見よりもしょぼかったら話せなくなるからです。

キャバ嬢としてお客さんをつかみたいなら、自分の話をしすぎるのはやめましょう。

③違う話題を振り返す

波平
そろそろ桜も散り始めてるし見納めだなあ
姫子
そうですね。あ、そういえば私髪色変えたんですよ〜、気づきました?

これもアウトです。

お客さんから振ってきた話題を思い切り潰している事になるからです。

優しいお客さんであれば最初の1回くらいはスルーしてくれるかもしれませんが、話題を掘り下げずに潰される事を何度もされれば、だんだんお客さんは自分から話題を振らなくなります。

それだけは避けた方がいいです。

話題によっては「この話わからないな〜」というジャンルもあるかもしれません。

そういう時は他の女の子を巻き込んでいくのも手ですし、それが難しそうならお客さんに直接きくのもいいでしょう。

姫子
家に帰ったら、みてみますね!

なんて言っておいて、あとでラインに感想を送れば「本当にみてくれたんだ」とお客さんは喜びます。

④ダメ出しや反論や否定をする

波平
そろそろ桜も散り始めてるし見納めだなあ
姫子
えー?散り始めてます?こないだ家の裏の公園に行ったんですけど、まだまだ全然咲いてましたよ

こういう反応もやめておいたほうがいいです。

同調以外の反応をすることは時に会話のスパイスになることもありますが、キャバクラに来ているお客さんは疲れています。

ダメ出しや反論や否定といった討論のようなやりとりをキャバ嬢としたいとは思っていない事がほとんどです。

時に意見が噛み合わないこともあるかもしれませんが、そこで正直に自分をだすのはやめましょう。

意見が合わない時の沈黙と笑顔はお金になります。

お客さんがホームランを打てるような球を返そう

波平
そろそろ桜も散り始めてるし見納めだなあ
姫子
桜って本当に散るのが早いですよね〜、◯◯さんは今年お花見は行きました?

こういうパスを返すのが理想的です。

お客さんの話に同調し、お客さんが話したい本題を話せるようにパスを返す。

そうすれば、お客さんが話したい内容が

波平
いや、お花見は行ってないんだよ。行きたかったんだけど仕事が忙しくてなかなか…
波平
この間花見してきたんだよ、地元の人間しか知らない所なんだけど、そこの桜は見事でね
波平
桜は好きなんだけど、どうやら桜アレルギーらしいのか、桜の木の近くだと体調が悪くなるんだよね

どんな話が返ってきたとしても打ち返せます。

自分が話したいと思っている話を興味があるという態度で聞いてくれるキャバ嬢にお客さんは必ず好感をもちます。

そういうキャバ嬢を聞き上手と言います。

話し上手なキャバ嬢になれないなら、聞き上手なキャバ嬢になる事を目指すといいでしょう。

キーワード + 5W1Hを意識して話をする

5W1Hとは、

  • 誰が(who)
  • 何を(what)
  • いつ (when)
  • どこで (where)
  • なぜ (why)
  • どうやって (how)

のことをいいます。

5W1Hを意識して話すと1つの話題を長く掘り下げられます。

例えば、桜も散り始めてるし見納め、という話題でも

  • 今年はお花見したんですか?(いつ・when)
  • 誰とお花見しました?(誰が・who)
  • どこの桜をいきました?(どこで・where)
  • 今まで見たお花見だとどこの桜がおススメですか? (なぜ・why)

こんな感じで話を掘り下げられます。

「スキーが好きなんだ」とお客さんが口にした時は、

姫子
「えー、いつからやってるんですか?」(when)
姫子
「いつもどこに滑りにいくんですか?長野とか有名ですよね。」(where)
姫子
「スキーのどういう所が好きなんですか?なにがきっかけではじめたんですか?」(why)
姫子
「いつもスキー仲間と滑りに行くんですか?」(who)
姫子
「スキー場にいったら何食べます?ご当地の料理とかあるんですか?」(what)
姫子
「スキーをするときのうまく滑るコツってありますか?」(how)

といった風に順番にきいていくといいでしょう。

話が途切れるキャバ嬢にありがちなのが、質問をすればいいからと

姫子
趣味ってなんですか?
姫子
今日は何食べました?

と、

質問をほりさげずに延々といろんな質問をなげかけているだけだったりします。

質問をなげかけてそれに対する返事をもらった時は、その質問に関することを2〜3個掘り下げるつもりで、話をするように心がけましょう。

そうするだけでかなり場が持ちます。

絶対に盛り上がる話は、席を離れる5分前に話し始めよう

キャバクラでは、フリーのお客さんのテーブルについている時間は10分から15分だと言われています。

会話のペース配分を頭にいれておくだけで、お客さんに与える印象は大きく変わります。

席についたら、最初のうちは当たり障りのない話をしてボーイから呼ばれる5分前くらい前に絶対に盛り上がれる話を振るといいでしょう。

ボーイに呼ばれた時にお客さんが楽しそうに聞いてくれていると感じれば

姫子
あー、もう少しでオチだったのに〜、◯◯さん、もう少しここにいてもいい?

と、場内指名してもらえるようにお願いしてみるのもありです。

たとえ場内指名してもらえなかったとしても、連絡先は絶対に交換しましょう。

姫子
あとで続きの話しましょ〜

と、お客さんとやりとりする理由を作っておくんです。

盛り上がる話を最初にしてしまうと、その後話が盛り下がってしまった時に「最初は楽しかったけど、最後ら辺なんか微妙だったな」という評価になります。

盛り上がる話は最後に残しておく事で、お客さんにとって「もっと話したかったな、なんかあっという間だったな」と余韻や物足りなさを残せます。

もし、話があまり弾まなかったとしても、絶対に連絡はいれましょう。

「楽しかったね」と言われると、緊張していたお客さんの場合「◯◯ちゃんは楽しいと思ってくれてたんだ」と、ホッとしてくれることがあります。

楽しかったと言われたことが記憶に残り、楽しかったような思い出になることもあるので、ポジティブな気持ちをお客さんに伝えるといいでしょう。

まとめ

今回は、会話が苦手なキャバ嬢に薦めたい、お客さんと話が途切れない話し方について紹介しました。

例え自分から面白い話題が振れなくても、お客さんとの話が途切れないで話せる道を模索していきましょう。

途切れさせない為には、

  1. 相槌だけで済ませない
  2. 自分の話ばかりしない
  3. 違う話にすり替えない
  4. ダメ出しをしない
  5. 話をする時はペース配分を意識する

この5点を意識して話してみるだけでも、だいぶ変わるのではないでしょうか。

マツケン
一般的に楽しいと感じる会話のペース配分はお客さんとキャバ嬢で7:3って言われてるんや。最初のうちはたくさん話題を投げかけて、後半その話を掘り下げて相手が話せるように促していくとええで〜!

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ABOUTこの記事をかいた人

松本健二(マツケン)

ナイトワークの専門家。「姫リク」運営会社の社長で、歩くハローワークの異名をもつ。16歳から夜の業界に飛びこみ現在31歳。紹介業の経験はもちろん、キャバクラ店長としての勤務経験あり。チャラチャラした事が大嫌いで「普通のサラリーマンみたいな雰囲気ですね、安心しました」とよく言われます。マツケンに出会えてよかった!そう思っていただける事が最高の喜びです。
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