こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。
12月は忘年会、そして1月は新年会のシーズンです。
忘年会の二次会としてキャバクラに行こうと思う男性も増える時期なので、この時期に頑張って売り上げを上げたいとおもっている女性は多いのではないでしょうか。
ただ、クリスマスやお正月など普段よりも高カロリーな食事を食べる機会が多く、気づけば太りやすいのも今の季節ですよね。
男はよく食べる女の子が好きです。
それは間違いないです。
それなのに、太ってる女の子は嫌いなんですよ。
結局、細い女の子が美味しそうに食べてるところをみるのが好きなんです。
食べればその分太るのは当然なんですけどね、うーん、男ってその辺頭の中がお花畑なんです。
ただ、そういう男の夢を実現しているキャバ嬢は人気が出ます。
理論上の話にはなりますが、一般的にどうすれば痩せるのかというと、トータルのカロリー摂取量が、1日のカロリー消費量よりもす少なければ痩せます。
つまり、ダイエット中の時には同伴で食べる食事にもこだわった方がいいです!
キャバ嬢の体型って健康的な細さではない!
そもそもダイエットの話になると、痩せすぎは良くない!とか、健康的に痩せよう!みたいな話が浮上しがちです。
でも、僕が思うに都内のキャバクラで人気があるのに、いわゆる健康的な体重の子って正直みたことないです。
みんな、モデル体重なんですよ。
世間一般的に「痩せすぎ」って言われるくらいの体型が、キャバ嬢だとちょうどいいのか、右を見ても左を見てもとにかく皆痩せてます。
そもそもキャバ嬢が人間離れした細さをキープする理由は3つあります。
- お客さんも細い子がすき
- キャバドレスは細くないと似合わない
- 細いと下品に見えないのでセクハラに合いにくい
キャバに遊びにくるお客さんで、キャバ嬢に健康美を求めてる人ってあんまりいないです。
むしろ、健康美=デブ扱いになります。
僕が思うにキープするのが難しい細さだからこそ、しっかりと記憶に残ったりプロ意識の高さを感じたりするんだと思います。
キャバ嬢って脱がない上に身体接触がありません。
風俗で働く女の子相手だと、痩せ過ぎてると骨が当たって痛いので抱き心地の良さを求めます。
一方でキャバ嬢には細さを求めてしまう理由は、細いキャバ嬢を連れて歩くことに優越感を感じるお客さんが多いんだと思います。
あとは可愛いキャバドレスを着ようと思うと、シビアなサイズ問題が浮上します。
というのもキャバドレスって、サイズ展開がSとMだけだったりフリーとは名ばかりのモデルサイズだったりすることが多いです。
そういった細身のデザインのキャバドレスを無理して着ようとすると、むっちりした太ももや二の腕が強調されて、エロくみえてしまったりします。
男は視覚で興奮する生き物なので、「エロいな」って思うと、触りたくなったり即物的な欲求を満たしたくなります。
洗練されたエロスは時にスパイスとなってお客さんの心をときめかせますが、下品なエロさはキャバ嬢には必要ありません。
キャバクラ受けする細身体型を目指すなら、多少の無理は仕方がないと僕は思います。
同伴の時に意識した方がいいこと
お店選びの前に、食事中に意識して欲しいポイントがあります。
- しっかり噛んで食べる
- 飲み物で流し込まない
- 細かく分けて時間をかけて食べる
たくさん食べる子が好きだとしても、食べ方が下品な子が好きだというお客さんはいません。
同伴中は、いつも以上に食事のマナーには気をつけましょう。
特に早食いする癖がある女の子は気をつけた方がいいです。
早食いは確実に太りやすくなります。
なぜなら、人は満腹だと感じるまでには時間がかかるからです。
早食いはお腹がいっぱいだと感じる満腹中枢が麻痺します。
麻痺して食べすぎることが続くと、胃自体が大きくなるのでたくさん食べれるようになってしまい、ちょっとの量だと物足りなく感じてしまうようになります。
料理を食べるペースは、なるべくお客さんに合わせるように意識しましょう。
頼む量も気をつけた方がいいです。
自分が食べれない量を注文しておいて、「食べられない」といって残すのはマナー的に良くないです。
全部食べられると思う量を1品2品、お客さんから促されたら注文するようにしましょう。
美味しそうだからといって料理を流し込むようにガツガツ食べてしまったら、必要以上に食べてしまいます。
って、絶対に言われます。
そう言われない為にもゆっくり味わいながら会話を楽しむようにすれば、トータルで摂取するカロリーはそこまで増えません。
やっぱり、炭水化物は避けた方がいい!
炭水化物は5大栄養素の一つで、脳にとっては唯一の栄養素です。
細い人って、1日の炭水化物の摂取量が少ないです。
脳の栄養のためには全く食べないというやり方はよくないので、炭水化物も食べていいんですが、食べ過ぎてしまうとしっかり脂肪として蓄えられてしまうので太ります。
僕個人の意見としては、キャバ嬢らしい体型を目指すなら毎食がっつり炭水化物を食べなくてもいいんじゃないか?って思います。
つまり、同伴で米、小麦粉、パン、パスタ、うどんなどが含まれる食事を摂るのはなるべく避けた方がいいです。
同伴で選んだ方がいい太りにくいお店って?
同伴の約束をした時にお客さんから「行きたいお店ある?」って聞かれたりする事があると思います。
せっかく聞いてくれているのだから、そのチャンスはなるべく有効に使った方がいいですよね。
どういうお店が太りにくいのか、まとめてみました。
①焼き鳥屋
鶏肉は高たんぱく、低糖質、低カロリーだと言われていて、ダイエット中の強い味方になります。
串から外してお箸で食べれば、意外と食べてる感も装えます。
焼き鳥は、塩で食べた方が糖質が高くなるのを防げるのでなるべく塩で食べるようにしましょう。
焼き鳥で太りにくい部位をまとめました。
- 軟骨
- レバー
- 砂肝
- ささみ
- 胸肉
ちなみに、太りやすい部位は皮、ぼんじり、つくねです。
太りやすい部位を避けて注文すれば、糖質がほとんど含まれない焼き鳥は優秀な外食と言えるのではないでしょうか。
②お寿司
生の魚には、DHAやEPAという血液の余分な脂肪を減らすオメガ3という脂肪酸が豊富に含まれています。
その上ヘルシーなので同伴にもおススメですが、握り寿司はお米をがっつり食べることになってしまうので避けた方がいいですね。
かといって、お寿司を頼んでおいてシャリだけ残すなんて食べ方は男は絶対に引くのでやめた方がいいです。
カロリーが低いネタは貝類、エビ、イカ、タコです。
貝類は高タンパクで低カロリーですし、海鮮類に含まれるタウリンは肝機能を高めてくれます。
肌荒れやむくみを改善するので積極的に食べるといいですね。
中トロや穴子はカロリーが高めなので、避けた方がいいでしょう。
満腹感を高めるならあおさ汁や貝汁を頼んだりするといいですね。
また、お寿司屋さんはドリンクでお茶を頼みやすい外食です。
あったかいお茶は体を温めてくれるので、そういった意味でもオススメですね。
③焼肉
焼肉は太りやすい外食に思えるかもしれませんが、そんなことはありません。
太りにくい部位を選択すれば、太ることなくしっかりとたんぱく質を摂取できます。
筋肉量を保つためには、たんぱく質の摂取は不可欠です。
というのも、たんぱく質は髪や皮膚の元となるので、それが不足すると肌荒れや髪のパサつきの原因になってしまうんです。
焼肉を食べるなら太りにくい順番を心がけて食べるといいでしょう。
お肉を食べる前に、キムチやわかめスープ、サラダなどを最初に食べることで食べ過ぎを予防することができ、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
おススメの部位は内臓系です。
レバーやホルモン、ミノなどは100グラムで約150kcalなのでそこまで高カロリーではありません。
塩タンも低カロリーなので頼むといいですね。
塩タンにはつきもののレモンからは、疲労回復効果のあるクエン酸や、シミやソバカスをなくす作用のあるビタミンCを摂取することができます。
焼肉を頼むときは塩かタレか選べるなら塩をお勧めします。
焼肉を食べながらビールを飲むのは美味しいですが、ビールには糖質がたくさん含まれているのであまりお勧めしません。
焼肉を食べている時にお勧めの飲み物はウーロン茶です。
お酒を頼まないといけない雰囲気なら、ウーロンハイを頼みましょう。
しゃぶしゃぶの方がヘルシーに見えますが、実は焼肉の方がヘルシーなんですよ、意外ですよね。
④蕎麦
って思うかもしれませんが、蕎麦はGI値が低いんです。
GI値とは、血糖値があがるまでのスピードを表した値の事をいいます。
値が高ければ早く、低ければ遅いです。
GI血が低ければ低いほど血糖値の上昇がゆっくりになるので、満腹感が持続しやすくダイエット向きだと言われています。
蕎麦のGI値は55です。
うどんは85、白米は84、食パンは91なのでそれを考えれば低いですよね。
蕎麦にはそば粉と小麦粉が使われているので、配分の割合には気をつけた方がいいです。
いくらGI値が低いからといって、トッピングにかきあげや天ぷらをたのんでしまっては意味がありません。
居酒屋で太りにくいメニューって?
同伴でよく使われる居酒屋。
居酒屋には高カロリーな物しかないのか?というとそんな事はないです。
「なにか食べたいものある?」とお客さんに聞かれた時に、チョイスするものを工夫することで、ダイエットに結びつけることは充分可能です。
ダイエット中に居酒屋で何を頼めばいいのかをまとめました。
サラダ
サラダは低カロリーなので、積極的に頼むのを勧めたいメニューです。
ただし、注意してほしいのは太りやすいサラダもあるということです。
ポテトサラダやかぼちゃサラダなどの根菜を使ったサラダは、炭水化物が多めになる上に、マヨネーズがたっぷり含まれるので避けた方が無難です。
春雨サラダも、春雨の主成分が炭水化物なことを思うとやめておいた方がいいですね。
マカロニサラダ、コーンサラダ、コールスローなども太りやすいサラダです。
洋風のドレッシングがかけられているサラダは、脂肪分が高く高カロリーなのでやめておきましょう。
ダイエット中にお勧めのサラダは、海藻類やキノコ類が使われたものや、豆腐や蒸し鶏、冷しゃぶやスモークサーモンが使われたサラダです。
ドレッシングは、シーザーやサウザン、ごまドレッシングは避けて、ポン酢やバルサミコ酢、ノンオイル系のものを選ぶようにしましょう。
お刺身
さっきも言ったように、お刺身は太りにくい料理です。
まぐろは1切れ12kcal、サーモンは25kcalと、刺身はおおむね低カロリー。
お刺身でなくても、たこの酢の物やほっけの開きをたのんだりするのもいいです。
逆に言えば、いくら魚であってもムニエルやフライにしてしまうとカロリーがぐっとあがるので避けた方がいいでしょう。
枝豆
枝豆のカロリーは100グラムあたり134kcalです。
それだけでもかなり低カロリーですが、ここからさやのカロリーをぬいて食べられる豆の部分だけで計算してみると、60kcalほどになります。
枝豆にはコリンと呼ばれる栄養分が多く含まれていますが、このコリンは脂肪の代謝を高める働きがあります。
脂肪燃焼を促進するオルニチンもふくまれているので、美肌効果も期待できます。
男性で枝豆が嫌いという人は少ないので頼みやすいです。
しかも値段もあまり高くないので、頼むと欲がない風に見える点もいいですね。
豆腐
豆腐も畑の肉といわれる大豆からつくられているだけあって、低カロリーな食材です。
豆腐は水分量が高く、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リンなどのミネラルがたくさん含まれています。
その上、女性には欠かせないイソフラボンも含まれています。
豆腐は腹持ちもいい食材なので、豆腐サラダや湯豆腐や冷奴、肉豆腐などのメニューを頼んでみると白米の代わりになるアイテムだと思います。
店前同伴が大丈夫なお客さんを挟みながら、1週間の計画を立てよう!
毎日のようにご飯を食べる同伴を組むと、太りやすくなるのは仕方がないです。
体重というのは1日食べ過ぎたからといって、そこまで上下しません。
痩せているキャバ嬢は1日単位で慌てたりせずに、3日単位で体重の増減をコントロールしています。
しっかりした料理を食べたいお客さんとの同伴を予定に組み込んだ時は、その前後の日に店前同伴でOKなお客さんの同伴をいれる事で、1日多く食べ過ぎてもリセット出来ます。
お客さんによっては店前同伴がOKなお客さんもいます。
そういうお客さんをたくさん発掘しておけば、食べる同伴の日に合わせてコンディションを整えて臨めるので太りにくくなります。
まとめ
今回は、同伴時におススメな外食メニューについて記事にしてみました。
「ダイエットをしてるから食べない」っていうと、どうしてもネガティブなイメージが出てしまいますし、「そんなダイエットする必要ないじゃん〜」と、なぜか食べさせたがるお客さんになってしまう可能性もあります。
無理やり高カロリーなものを食べなくてはいけないシチュエーションにされるよりは、
って言うようにした方がいいです。
ダイエットをしてるんじゃなくて、あくまで枝豆や豆腐、焼き鳥が好き!という認識をさせておけば、「痩せてるんだからたくさん食べな〜」という攻撃を食らっても、「食べてますよ〜、枝豆美味しいです!」って返せるので、太り過ぎずに済みます。
どうしても痩せるのが苦手だという人は、歌舞伎町や六本木などの細身の女の子が人気な地域を避けて働くお店を探すという選択もありです。
地方のキャバクラは都内に比べると、そこまで細くなくても人気がでる傾向があります。
痩せていなくてもそれだけが女性の魅力ではありません。
気配りやトーク力など、その他の接客スキルで指名を掴むことは全然可能です。
痩せることがストレスになるならあまり無理をしないで、自分らしさを出せるお店を見つける事が、長くキャバ嬢を続けていく上で一番大事なことではないでしょうか。