こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。
そろそろGW (ゴールデンウィーク)の時期が近づいてきましたね。
新天皇の即位に伴い、2019年に限り5月1日を祝日とする法案が閣議決定しました。
それによって2019年のGWは10連休になる人もいるようです。
キャバ嬢にとってGWは指名客を量産できない時期だと言われています。
- お客さんが旅行に行ったり家族とすごしたりする為お店に飲みに来ない」
- 仕事帰りに来店するお客さんが減る
これが指名本数が下がってしまう主な原因です。
しかし、10日間は1ヶ月の3分の1。月に22日出勤してるとしたらほぼ半分GWに消えて行くことになります。
そもそもGWでもリピートのお客様で忙しいお店だって多く存在します。
「GWだから本指名が取れない」と言うのは言い訳です。
今回は、GWでも稼ぐキャバ嬢の営業テクニックについて紹介したいと思います。
GWで稼いでいるキャバ嬢が使っているテクニック
「GWはどうせ稼げないんだし、休んじゃおうかな〜」こう考えて休んでしまうと、そもそも稼げる可能性は0です。
まず休んだりしないでちゃんとお店に出勤することがなによりも重要です。
世間では大型連休だとしてもしっかり出勤するようにしましょう。
①GWでも関係ない独身客を意識して狙う
既婚のお客さんはGWに限らず長期休暇は家族と過ごす人がほとんどです。
その為、既婚のお客さんに無理して営業をかけてもお店にくる人は少ないです。
既婚のお客さんにはGW中にお店に来てもらうことを目的に営業するのはやめて、GW後に意識をむけた方が得策です。
GW前にお客さんが来店したタイミングで、GWの予定について話題を振っておくようにしましょう。
「家族で実家に帰るんだ〜」と言われた時は、GW中に一回だけ連絡を送っておくといいと思います。
「連休中に連絡されると困る」というお客さんには会えて連絡はせず、
と、GW後の来店をしっかり取り付けておきましょう。
既婚のお客さんには「GW中、連絡してもいい?」と確認するのもありです。
そして普段から独身のお客さんを指名客にしておくことも大切です。
独身のお客さんは家族がいないのでGWでも暇をしているパターンがあります。
と、「別に暇じゃないけど逢いにきてやったぜ」とお客さんにドヤ顔させてあげるための餌をあらかじめ撒いておくといいと思います。
GW中とGW後に指名のお客さんを分散して呼ぶ事を意識して、普段からいろんな層の指名のお客さんを作って行くといいでしょう。
②GW中は一見客が増える?
田舎に帰省する人が多いので、関西や九州のキャバクラは忙しくなることがあります。
また、東京に旅行にきた独身男性が歌舞伎町のキャバクラなどに憧れを抱いて遊びに来る事もあります。
つまりGW期間中は普段よりも一見のお客さんが増えます。
一見のお客さんは指名に繋がらないからと手を抜くのはもったいないです。
都市部であれば出張でまた来てくれる事は意外とありますし、GWに帰省することが決まっている人は大型連休時にお店に来てくれる可能性はあります。
年に何回か逢いにきてくださる顧客を抱えるメリットはあります。
まず、自分が細客だとわかっている客はあまりキャバ嬢に無理を言いません。
二度と来ないつもりのお客さんは綺麗な遊びをしないこともありますが、その一方で年に数回遊びに来る自分を細客としてわきまえた態度をしてくれるコスパの良いお客さんを捕まえられる事だってあるんです。
それに「旅行できた」「帰省できた」お客さんは、そもそもそれ自体がビックトピックス。
無口なお客さん相手でもそれについて質問すればいいので、話題に困る事もあまりありません。
しいて言うならどんな県の人でもベストな質問が出きるように、日本の都道府県の特徴をざっくり覚えておくといいかもしれませんね。
③営業スタイルは統一した方が良い
普段営業ラインはどのくらい送っていますか?
GWじゃない時は全く営業ラインも電話もしていないのに、GWになって慌てて連絡してもお客さんからするとそれはめちゃくちゃ裏目にでます。
暇だから営業してるの?俺だってGWは暇じゃないし忙しいんだけど。
と、“暇な客”扱いされたことにプライドが傷つけられるのでお店には来てくれません。
「普段連絡ないのにいきなりなんなの?」と思われない為にも、普段から営業はしっかりするか、GWであっても営業はしないのかしっかり営業スタイルを統一しておいた方がいいです。
「こいつ俺をお店に来させたいから連絡してきてる」と思われたら終わりです。
連絡がある事が日常だと思われていればGWでも気にせず連絡できますし、連絡をもらって「逢いたいな」とお客さんが思えばそれが来店につながる事だってあります。
普段からツンデレするならツンデレを貫きましょうって事です。
いつもと違う頻度で連絡をしてもいいのはGWに出勤してない場合のみです。
ただ、出勤してないのに連絡をして相手が休みだったりすると、
とか言われちゃうので、僕はあんまりしない方がいいと思います。
断られたら「やっぱり俺って客なんだ」とか思いますしね。
④GWも仕事なお客さんは職種によっては逆にお店にくる可能性もある
GWだからといって日本国民全員が休める訳ではありません。
職種によっては休めない人だって全然います。
- 飲食業
- 販売業
- 宿泊業
- 製造業
- 介護職、看護職、医療関係
- 遊園地スタッフ
- 自営業
- 市場職員
- 教員(部活動など)
- 建築業
- 製造業
- インフラ業
- 表示されている給与例が平均と比べて高い会社
基本的にサービス業関係は基本的に普段よりも忙しくなる為、お店に呑みに来ている余裕はないと思います。
GWに働いていてかつキャバクラに遊びに来れる職種はというと、やはり自営業と給料が高い人です。
つまり、GWに備えて自営業の指名のお客さんを作っておくと強いです。
GWという休みになる人が多い中で、
なんて共通意識を意識させると、お客さんとの共通点を作ることができるので、「仕事終わりに励ましにいってやるか」という流れになる事はあります。
お店に来てくれたらとにかく喜んで!
GWにお店に来てくれる指名のお客さんは、相当指名しているキャバ嬢に依存しています。
それはどちらかというと「周りにバレたくない」と思っている人が多いです。
とにかくお店に来てくれた時は大げさでいいので、
と、たくさん喜んであげましょう。
100%喜んでほしいと思って行動しているので、大げさに喜べば喜ぶほど「来てあげてよかった」という成功体験をお客さんは得る事ができます。
まとめ
今回は、GWでも指名を取るキャバ嬢の営業テクニックについて紹介しました。
バレンタインデーでも誕生日イベントでも言えることですが、当日を迎えてから焦っても意味ありません。
GWに向けて今から地道に作戦を考えて、GWに来れそうなお客さんとGW後に来れそうなお客さんを両方捕まえていきましょう。
年齢や結婚の有無、職種などもばらけていると、季節性のイベントや問題によって売り上げに出る影響を抑えることができます。
また、普段から太客だけに頼るのではなく、いろんなお客さんをまんべんなく抱えて毎日指名客が数人来ているという状態を作る。
そうすればGWでも焦らなくて済むようになるのではないでしょうか。
- 当日になって焦って営業しない
- いろんな男性を指名客にする
- 太客だけに売り上げを頼らない
- お店に来てくれたらとにかく大げさに喜ぶ
以上の4つを意識して営業してみてください。