新人キャバ嬢に売り上げで負けない為に大事な事

こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。

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色々な事情で環境が変わるこの時期、キャバクラにも新人嬢ラッシュという変化が訪れます。

なぜ春はキャバ嬢が増えるのかというと、宴会の二次会などでキャバクラに来るお客さんが増えるのに備えてやめるキャバ嬢が一定数いるのでキャバ嬢の採用人数が増えるから。

新人が増えてお店の雰囲気が変わってしまう事を嫌がるキャバ嬢はいますし、それがいわゆる派閥の原因にもなります。

多くのキャバ嬢はプレッシャーを感じて「新人には売り上げで負けたくない!」と思うようです。

新人キャバ嬢に売り上げで負けない為に何に気をつけていけばいいのでしょうか。

今回は、新人に売り上げで負けない為にはどうすればいいのかを元キャバクラ店長の目線で教えたいと思います。

マツケン
これを意識するだけで、お店からも信頼されるし売り上げも上がること間違いなしやで!  

初歩的な部分をまずは見直してみる

キャバ嬢になる為に面接を受ける時は誰もが緊張しています。

「これから一生懸命がんばろう」と、働き始めてしばらくの間はお店から教えられた事をしっかりと守っている人がほとんどだと思いますが、なんだかんだで人は環境に慣れる生き物です。

初心を忘れてベテランになるうちに気づけば適当な勤務態度になってしまっている事、実は結構あるあるです……。

まずは、つい適当になってしまうポイントについて説明していきます。

①遅刻や無断欠勤

出勤がちゃんとできていないと、お店から見るとめちゃめちゃ心象が悪いです。

お店側からすると出勤を守れないキャバ嬢には「この子はいつ辞めてもおかしくない」と思ってしまいます。

いつやめてもおかしくないキャバ嬢に回せるフリー卓はない為、いい加減なキャバ嬢より一生懸命お店の通りに働く新人キャバ嬢に優先的にお客さんを回すようになってしまいます。

フリー客を接客できなければ次第に指名客は減っていきます。

それを取り戻すのはとても大変。

遅刻や無断欠勤はその位お店からの信用度を下げてしまう行為です。

②名刺を渡さない

キャバ嬢にはお客さんに渡す名刺があります。

お店から渡すように言われている為、新人のうちはしっかり渡している人がほとんどですが、名刺は渡しても受け取ってもらえない事が結構あります。

新人でなくなるにつれ、「いらない」とお客さんからどうせ言われるなら最初からわたさなくていいやと考えて行動するキャバ嬢が出てきます。

僕はキャバ嬢には絶対に名刺を渡して欲しいと思っています。

渡していらないと言われたら傷つくかもしれませんが、名刺をいるかいらないかを決めるのはお客さんさん側が決める事です。

Tポイントカードを持ってるかどうか聞くのと同じテンションでいいので、しっかり渡して受け取ってもらえなくても気にしないである程度割り切りましょう。

波平
名刺をくれないって事は、俺に興味がないんだなこの子

って考えるお客さんは結構いるので必ず渡してください。

③お客さんの連絡先を聞かない

場内指名がとれなくて悩んでいるキャバ嬢を結構見かけます。

僕は、場内指名にそこまでこだわる必要はないと思ってます。

場内よりも大事なのは本指名ですし、場内指名を取っただけでそのまま力尽きては意味がないからです。

どうして本指名につながらないのか考えた時に、お客さんの連絡先を聞いていないという行動を見かけます。

「ちょっとクセのあるお客さんだから嫌だな〜」「私に興味な誘おうだから聞かなくてもいいかな〜」なんてお客さんの取捨選択をしてはいませんか?

指名がとれているキャバ嬢は、絶対にフリーでついたお客さんの連絡先をきいています。

そして、ちゃんと連絡を自分からしています。

連絡をしている時点でお客さんが自分に興味があるかどうかは関係ないんです。

お客さんだってその時点では、キャバ嬢に対して良くて「ちょっと可愛い・気になる」位の感情しかありません。

それでもキャバ嬢から連絡先を聞かれれば、たとえ断ったとしても嬉しいと思っています。

交換したとしたら、キャバ嬢からの連絡に最初は「こいつどうせ営業なんだろ」と考えているかもしれませんが、キャバ嬢のがんばり次第では次第に「もしかしてこいつは俺に気があるのかもしれないな…」と思うようになります。

こういう部分で他のキャバ嬢よりもリードする努力が、売り上げに繋げられます。

お客さんを選り好みするキャバ嬢は、お客さんから選ばれないと僕は思います。

マツケン
セクハラが相当ひどいとかちゃんとした理由がある場合は、お店に言うとええで。息が臭いとか偉そうに喋ってるとかで連絡先を聞かないのは本当にやめてな!

④機嫌の悪さをボーイや新人キャバ嬢にぶつける

気分屋なキャバ嬢はいるだけでお店の空気を悪くします。

ナンバーに入って調子にのってしまい天狗になってしまった結果、気分屋になってしまうようです。

ボーイは辞めなければテレビのADと同じです。

そのお店で偉くなっていくという事を忘れてはいけません。

自分がきつく当たっていたボーイが将来的に店長になるかもしれない可能性を考えて行動しましょう。

  1. 注意された時に素直に謝らない
  2. 挨拶をしないで無視したりする
  3. 新人には優しく教えてあげる

これを心がけるだけでも、お店からすると接しやすいキャバ嬢だと思ってもらえるので、何かあった事に親身になってくれますし働きやすくなります。

新人キャバ嬢をいじめても百利なし

新人キャバ嬢が夜職未経験の場合、基本的な接客方法を最初に教える必要があります。

そして、それはお店から頼まれた在籍キャバ嬢の仕事になります。

教える事が多いので未経験を雇うのは大変ですが、その分お店のカラーに染めやすいというメリットがあるのでお店からするとなるべく新人には定着してほしいと考えています。

その為、新人が「この店辞めたいな」と感じてしまう行動をするキャバ嬢は、雰囲気を悪くしている要注意人物だと思われてしまいます。

新人キャバ嬢にしてはいけない行動について説明したいと思います。

①手抜きを勧める

「真面目すぎるよー」と、新人キャバ嬢に手抜きを教える行為はやめたほうがいいです。

それをお店側が発見したときに「誰に教えられたのか」確認されます。

お店の方針と違う事を教えるキャバ嬢としてお店からの評価は下がりますし、その結果フリーのお客さんを回してもらいにくくなります。

②お店の悪口を吹き込む

お店を悪者にして盛り上がる行為は団結できる為楽しいですが、キャバ嬢として今後もそのお店で稼ぎたいならやめたほうがいいです。

というか、悪口をいいたくなるようなお店なら早くやめたほうがいいんです。

やめないままずるずると在籍して、在籍してる間にみたりきいたりした事を新人に吹き込む行為は本当に生産性がありません。

③そのお店では後輩だからと新人にタメ口で話す

僕は店長時代、どんな女の子相手にも敬語で話していました。

タメ口ってやっぱり嫌だと思うものなんです。

そりゃ今のお店では後輩かもしれません。

でも、違うお店では長く働いていたかもしれませんし、自分よりも年齢が年上の可能性だってあります。

新人キャバ嬢に自分の指名のお客さんのヘルプについてもらう事だって全然あります。

「こいつのために動きたくないな」と心の中で思われてしまってはおしまいです。

新人キャバ嬢から「この人はいい人だから協力したい!」と思われておく事が自分の売り上げにつながります。

タメ口だけでなく、他のキャバ嬢の悪口も言わないほうがいいですね。

④時給の話は正直しないほうがいい

時給って人によって全然違うんです。

顔のレベルがめちゃくちゃ高ければ、まったくの初心者でも時給4000円でてたりします。

その位、キャバクラは容姿が重視される世界です。

時給はどんなに仲が良くてもこじれます。

相手の時給を確認するよりも、ライバルは自分だと考えて過去の自分と戦うようにしたほうが、新人キャバ嬢に嫌な気持ちを持たずに過ごせる筈です。

新人キャバ嬢に売り上げで負けない為には

本題です。

新人キャバ嬢に売り上げで負けない為には、新人キャバ嬢をお店から排除して自分の立場を守ろうとするのではなく、新人キャバ嬢を助けながら頑張っていく方向性がいいと思います。

お客さんは新人の響きに弱いです。

波平
新人がたくさん入店したんだー、久しぶりに会いに行こうかな

と、新人キャバ嬢がいる事がお店に来るきっかけになっていたりします。

新人目当てでくるお客さんがいるから、フリーのお客さんに接客できるんです。

新人が入ってこない・続かないお店はお客さんからするとマンネリ化します。

新人キャバ嬢を排除しようとすれば、それはお客さんも排除する事になります。

新人キャバ嬢やお店にもある程度接客する気持ちで接した方が、リターンは大きいと僕は思います。

仲良くする事と馴れ合う事は違う

新人キャバ嬢とうまくやりたいからと近づきすぎるのも問題です。

新人キャバ嬢が間違えた時にはちゃんと注意しなければいけないし、それができない関係性はだんだん人間関係が腐っていきます。

協調性やチームワークは大事ですが、周りに頼る事ばかりしていると自分磨きしなくなっていきます。

「周りよりも稼ぎたい」「売り上げを落としたくない」「お店で一番になりたい」

こういった多少の負けず嫌い精神はキャバ嬢を続ける上でめちゃくちゃ大事です。

キャバ嬢同士ってどんなに仲良くなっても同じお店にいる以上は友達ともまた違った関係です。

過度に馴れ合ってしまうと相手との境界線がわからなくなります。

プライベートな話を聞かれても

  • 論点をそらす
  • 話には乗るけど答えは言わない
  • 話を先送りしてしまう

といったやり方で、うまくプライベートの自分を見せずに誤魔化す事ができます。

お客さんに言えない話は同僚にもいわないでおきましょう。

まとめ

今回は、新人キャバ嬢に売り上げで負けない為にどうすればいいのかを紹介しました。

新人キャバ嬢は敵ではありません。

入ってきてすぐは今までと空気が変わるかもしれませんが、今まで通りの空気に染めようとせずに一緒にお店を盛りあげて行くことを考えましょう。

その行動をお店は絶対にみていますし、指名できてくれているお客さんも新人に優しくしている指名嬢を「こいつはいい奴だな、指名してよかった」とおもいます。

新人と古参で派閥を作ってしまったら、居心地がわるくなったお客さんがお店にこなくなってしまう事だってあるんです。

自分が入ってきた時に、接しやすいと感じたキャバ嬢の行動を参考にしてみるのもいいのではないでしょうか。

  1. 古参同士で固まらない
  2. 新人キャバ嬢には優しくする
  3. 出勤遅刻など基本的な部分を守る
  4. お店に偉そうな態度でふるまわない
  5. 悪口を広めない

このポイントを意識しながら出勤を頑張っていれば、いずれ指名客は増えて売り上げも上がる事は間違いありません。

マツケン
まずは自分を見直してみるんや、新人の時よりも適当になっていると思った部分は気を引き締めるようにするんやで。あとは、新人と古参で派閥を作る事を肯定しているようなお店はトラブルしか産まれへんから辞めるのもええと思うで。春のうちに別のお店で働くのも戦略や!  

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ABOUTこの記事をかいた人

松本健二(マツケン)

ナイトワークの専門家。「姫リク」運営会社の社長で、歩くハローワークの異名をもつ。16歳から夜の業界に飛びこみ現在31歳。紹介業の経験はもちろん、キャバクラ店長としての勤務経験あり。チャラチャラした事が大嫌いで「普通のサラリーマンみたいな雰囲気ですね、安心しました」とよく言われます。マツケンに出会えてよかった!そう思っていただける事が最高の喜びです。
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