こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。
僕はこのブログで「キャバ嬢は細身の方が稼げる」という話を何度も口にしてきました。
風俗だと「抱き心地」という判断基準が生まれるため、多少の肉付きもよしとされますが、キャバ嬢は眺めて楽しむものなのでスレンダーな方が客受けが良くなります。
そもそも、スレンダーな女性というだけで採用されるお店の数自体変わってくるので、痩せている方が夜の業界では有利です。
じゃあキャバクラにはスレンダーな女性しかいないのか?というと話は変わってきますし、ぽっちゃりな女性はキャバクラで絶対稼げないのか?というとそうとも限りません。
なぜなら世の中にはぽっちゃり好きの男性だっているからです。
「私は痩せられないからキャバクラで稼げないのかな?」と思うのはまだ早いです。
今回は、ぽっちゃりでもキャバクラで稼ぐコツについて紹介したいと思います。
体型をいじられた時にうまく切り返せるかどうかが大事
ぽっちゃりな女性がキャバクラで働き始めると、こういうデリカシーのない言葉は必ず言われます。
その時に、
と、お客さんに対して嫌な表情を露骨にだしたままろくに接客しなければ、はっきり言ってお金が稼げるキャバ嬢とは言い難いです。
どんなに可愛いキャバ嬢であっても容姿をお客さんからからかわれた経験は必ずあります。
と細身なキャバ嬢は言われたりしているんです。
もちろん人の外見をからかったりする事が良い事だと僕は思いません。
そういう事を言ってくるお客さんに対して思わず嫌な気持ちになってしまうのも分かります。
しかし、男性が女性に優しく接して気を惹かなくてはいけない合コンとは違って、キャバクラは男性が気持ちよくお酒を飲むためにお金を払って来ている場所です。
普通の仕事と違って高い時給がでているのは、そういう部分も込みだと考えなくてはいけません。
お酒を飲んで気が大きくなっている時に女性をからかいたいと思うお客さんは、残念ながらわりとキャバクラに生息しています。
そういうお客さんを無視しても指名客がたくさんいるなら、デリカシーのないお客さんの存在を無視するのも戦略の一つかもしれませんが、キャバ嬢にとって一番つらいお客さんはどんなに話しかけても無視して喋ってくれない人だと思うんです。
ディスりコミュニケーションだとしても話しかけてくるお客さんは、内心興味がある証拠。
全く興味が無ければ話しかけても来ません。
体型はいじられてなんぼだと発想を変えて、会話を振ってきたお客さんをファンにするつもりで笑顔でリアクションを返してみてください。
好意の互恵性をうまく利用しよう!
好意の互恵性って知ってますか?
好意の返報性とも言われる心理テクニックの一つですが、人は恋愛に限らず相手から優しくされたり、与えられたりするとお返しをしなくてはという気持ちになる性質を持つと言われています。
お客さんからバカにされるとムッとしてしまうのは、好意とは真逆の反意の互恵性が働いているからです。
お酒を飲んで口にする酔っ払いの発言にいちいち本気になってしまっては負けです。
あまり引きずらないように明るく流して笑顔を意識して向けてみてください。
それを意識する事で、お客さんはだんだんそのキャバ嬢からの好意に引っ張られて相手に対して好感を持つようになります。
なんていうようになれば完璧です。
女性らしさを全面にだして、相手の気持ちに寄り添う接客が大事
結局、ぽっちゃりな女性で嫌がられるのは女性である事をやめている女性です。
恥ずかしくてあざといと言われるほどの女性らしさを全面にだせないとしても、お店にきて席についてくれたのがおばちゃんだとげんなりしてしまうのが男性の心理。
お金を払ってまで気持ちよくなりに飲みに来ているのだから、女性らしい人がいいと思うのは当然です。
声が可愛い、字が綺麗、子供が好き、料理ができるなどなんでもいいので、女性らしいと男性が思う要素をたまに見せ、そして相手を振り回さずに受け止めて優しくすることを意識することで、おばちゃんという評価からお母さんになることができます。
男性はだいたい母親が好きです。
ぽっちゃり好きな男性は、
- 女性のために頑張りすぎたくない
- 責められたくない
- 癒されたい
- 甘えたい
と考えている人が多いので、マザコン率が高いです。
男性として虚勢をはらなくても、本当の自分をわかってくれてよしよししてくれる事を求めているのでそこを満たしてあげましょう。
見た目と中身のギャップが大事
ぽっちゃりな人によくあるネガティブなイメージの一つに、ガサツ・おばさんっぽいというものがあると思います。
明るく振舞おうとしすぎた結果、そうなってしまうのですが、指名を作るのであれば恥じらいがゼロになりすぎるのはよくありません。
なぜなら、恥じらいが無いと言う事は目の前のお客さんを異性扱いしていないからです。
とはいえ、童顔で少女体系な女性の振る舞いをしてもいいかと言うと、似合わないとお客さんからバカにされてしまう可能性もあると思うのでやりすぎもよくありません。
おススメしたいのは、パーツのギャップです。
例えば…
- 声が綺麗
- ドレスが綺麗
- 爪が綺麗
- 字が綺麗
- 言葉使いが綺麗
などです。
男はこういう瞬間に弱い生き物です。
実は、良いところの娘なのでは?と思わせられれば、ぽっちゃりという部分すら魅力的に見えてくる事だって全然あるんです。
中途半端が一番モテない…60〜70キロ台の闇
実は普通のぽっちゃり具合だと普通のキャバクラでは落ちます。
みたいなのがリアルなぽっちゃりだと思いますが、それだとぽっちゃり好きなお客さんからは好かれず、細いキャバ嬢が好きな人からは「デブ」扱いされてしまう中途半端な体重になります。
ぽっちゃりを売りにしたいのであれば、体重は増やした方が良いです。
70〜80キロは最低なければぽっちゃり専門店ではまず採用されません。
100キロ超えのキャバ嬢はミケぽ(体重が3桁以上あるぽっちゃりの意)と呼ばれ、デブ専と呼ばれる人のハートも射止められるようになりますが、今度は逆に痩せないように食べ続けなくては行けない為、病気と引き換えの稼ぎになってしまう側面もあります。
太るのも才能です。
体重が60〜70キロ台なら頑張って痩せた方が楽だったりします。
「どうしても今以上は痩せられない」という人は、お店を探す際に地域選びも意識してみるのもいいと思います。
歌舞伎町や六本木などは、キャバ嬢に細身である事が強く求められます。
細くないキャバ嬢に対しては、お客さんは安く無いセット料金を払っているからか、どうしてもあたりがきつくなってしまうようです。
地味にぽっちゃりな女性は、田舎で働いてみるのがおススメです。
田舎のお客さんは都内のお客さんに比べ、キャバ嬢にそこまで細身である事を求めませんし、地味なぽっちゃりでも顔が可愛ければOKだと考える人も多いです。
田舎は身バレが怖く地元の女性がほとんど働かない為、人材不足が激しく夜のお店で働いてくれる女性をかなり求めている実情があり、普通のキャバクラであっても案外採用されます。
都内のキャバクラで働きたいなら、痩せるか突き抜けるか自分自身で選択して頑張りましょう。
まとめ
今回はぽっちゃりでもキャバクラで稼ぐコツについて紹介してみました。
ぽっちゃりだからこそ傷ついた経験などがあるかもしれませんが、そういう気持ちがあるから傷ついているお客さんの気持ちをわかってあげられ、接客に活かせるというメリットもたくさんあります。
体型で不利になる事があっても、一度お客さんに可愛いと思わせることができれば、あとは接客次第でその評価をあげていく事だってできます。
- 女性らしさを忘れない
- 笑顔で明るく前向きに
- お客さんの存在を肯定する
以上を意識してみて接客してみると、今よりも指名が増えるのではないでしょうか。