こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。
キャバ嬢は基本的にスレンダーな方が指名がとれます。
- キャバドレスは細身の方が似合う
- 細い女性は若くみえる
- 庇護欲がかきたてられるから
細身のキャバ嬢の方が人気が出やすいのにはこういった理由が考えられますが、キャバ嬢が体型をキープするのはとても大変。
職業柄どうしても不規則な生活になりがちですし、売り上げの為にたくさんお酒をのまなくてはいけなかったり、同伴をしなくてはいけなかったりと、太りやすい生活を送ることになります。
実際にキャバ嬢を始めてから酒太りしてしまったというキャバ嬢はかなり多いのではないでしょうか?
今回は、酒太りしてしまわないキャバ嬢の上手なお酒の飲み方について紹介したいと思います。
エンプティカロリー
エンプティカロリーって知ってますか?
エンプティカロリーは、別名空っぽのカロリーだとも言われ、お酒に含まれるアルコールのカロリーの事を言います。
どうして空っぽのカロリーと言うのかというと、通常の食事に含まれるカロリーとは違ってアルコールには糖質や脂質・タンパク質といった栄養素を持ちません。
栄養がなく体脂肪として身につかない以上、実はお酒のカロリーだけでは太らないんです。
お酒を飲むと太りやすいのは、代謝がとまってしまうから
お酒のカロリーだけでは太らないとはいえ、毎日大量に飲んでいればやっぱり太りやすくなります。
なぜ太りやすくなるのかというと、お酒を飲むと体が脂肪燃焼よりアルコールの代謝を優先してしまうからです。
体にとってお酒は毒物です。
飲酒をすると、体内の組織が毒物の侵入に気づき、アルコールを解毒して体内から排出しようという動きが現れます。
アルコールは、汗や尿などの排泄物からでも排出されますがほとんどは肝臓で解毒されます。
肝臓や体がアルコールを分解している間は、アルコールを体の外に排出しようという働きに体が集中してしまうので脂肪が燃焼しにくくなります。
その結果、お酒を飲んでいない人よりも代謝が下がるので太ってしまうんです。
お酒を飲むと体がほてったり、顔が赤くなったりしてしまうのは、アルコールが燃焼されているからです。
キャバ嬢は仕事中に重いものをもったり歩き回ったりしないので、1日のエネルギー消費量はどちらかというと少なめです。
脂肪が燃焼しないということは、その時に食べたものは全てお肉になって体に蓄えられるという事。
仕事中にお酒を飲んだ後、「アフターでラーメン」「仕事終わりに牛丼」「寝る前にカップヌードル」「コンビニで買った甘〜いケーキ」etc.……
それが酒太りの正体です。
お酒を毎日飲むと太りやすくなる3つの理由
その他にもお酒を毎日飲む習慣がある人は、飲まない人よりも太りやすいと言われています。
太りやすくなる3つの原因を順番に説明したいと思います。
筋肉がつきにくくなる
二日酔いの原因だと言われてるのが、アルコールが分解されている時に分泌されるアセトアルデヒドと呼ばれる毒素です。
アセトアルデヒドは二日酔いをもたらすだけでなく、筋肉の合成も阻害してしまいます。
しかも筋肉を分解するとも言われている為、お酒を飲み出した社会人のお腹がぽっこりしやすくなるのはそういう理由もあります。
タンパク質の合成がうまく行かなくなる為、筋トレをしてもあまり効果がでず、筋肉がうまくつくれなくなります。
筋肉がないと代謝も落ちていくので、全体的にたるみやすくなってしまうんです。
むくみやすくなっている
むくみの原因は、体の中の余計な水分が排出されないことで起きます。
アルコールを飲んでいると、アルコールを体の外に排出するために水分が必要になりトイレが近くなります。
アルコールを飲めば飲むほどアルコールの分解には水分が必要になるので、分解に体の中の水分が使われるとお酒を飲んで潤っているはずなのに、体の中は脱水状態になります。
それを解消しようと水分摂取しすぎる為、お酒を飲むとむくみやすくなります。
またアルコールを飲むと血管が拡張します。
血漿が血管から出やすくなることでむくみが促進してしまうんです。
食欲が増進してしまう
お酒を飲むと食欲が増すと言われています。
どうして増すと言われているのかというと、
- 満腹中枢の麻痺
- 胃酸の増加
- 塩分が欲しくなる
- 炭水化物が食べたくなる
という身体の中の4つの原因が脳に働きかけるからです。
順番に詳しく説明していきますね。
1つ目は満腹中枢が麻痺し、食欲増進のホルモンが分泌されるのでお酒を飲んでいる状態だと人は食が進む傾向にあります。
2つ目は、アルコールを摂取した時に分泌された胃酸で胃壁を荒れさせないために、食べ物を摂取するように脳が働きだして食欲が湧きます。また、空きっ腹の状態でアルコールを摂取すると酔いやすくなります。
3つ目は、アルコールを飲むと排尿の回数が増えます。排尿時には塩分も排出されるため、体の中が塩分不足になりがちです。結果的にアフターにラーメンといった食欲が増進してしまいます。
4つ目は、アルコールを分解するときに活躍する肝臓のエネルギーとなる炭水化物です。お酒を大量に飲むとアルコールを消化しようと肝臓を働かせるために糖質が必要になり、肝臓に貯蔵している糖質だけではたりなくなり炭水化物をとらせようという司令がでます。その為、がっつりしたものが食べたくなってしまいます。
以上の4つの点から、よく食べるようになりお酒を飲んでいない時でも胃が大きくなってしまっている為、いつもと同じだけ食べるようになります。
そうしてデブサイクルが作られてしまうんです。
なるべく糖質の低いお酒を飲むように意識する
アルコールには栄養素はありませんが、お酒の種類によっては糖質が含まれます。
カルーアミルクのようなカロリーが高い甘いカクテルや、ビールのように糖分の高いお酒を飲んでいるとやっぱり太りやすくなります。
糖質が高いお酒は以下の種類です。
- ワイン
- シャンパン
- カクテル
- 梅酒
- ビール
- 日本酒
- サワー
一方で糖質が低いお酒は以下の種類です。
- ウイスキー
- ブランデー
- 焼酎
蒸留酒と呼ばれるお酒は糖質がゼロなのでカロリーも低いです。
シャンパンなどをいれてもらったりした時は、売り上げのために頑張って呑むのもありですが、普段はなるべく糖質が低いお酒を飲むようにしましょう。
お酒を割る時は水かお湯にすることで酒太りしにくくなります。
出勤前にはなるべく同伴をいれよう
お酒を飲んだ後に食欲が増してしまって困るというキャバ嬢におススメなのは、出勤前になるべく同伴をすることです。
意識してほしいのは、同伴中にはお酒を飲まないようにする事です。
酒太りしていないキャバ嬢は、食事を摂った後でお酒を飲むようにしている人が多いです。
お酒を飲む前に胃の中に食べ物を入れておくことで、食欲が増進したり胃酸の増加による食欲増進が抑えられます。
また、同伴メニューは焼き鳥などちょっと味が濃くてヘルシーな料理がおススメです。
同伴中にお客さんと一緒に炭水化物を食べることで、食べすぎずに塩分や炭水化物を摂取できます。
なるべく仕事が終わってから食事をしないように心がけるだけでかなり変わってくるはずです。
まとめ
今回は、酒太りしない上手なお酒の飲み方について紹介しました。
お酒はなるべく飲まない方が痩せやすくなりますが、キャバ嬢という職業柄そうはいかないこともあると思います。
無理な目標をたてても現実的ではないので、なるべく普段から出来そうなことを目標にしましょう。
- 出勤前に少し食事を取る(同伴の予定を入れる)
- チャームは食べないようにしよう
- 仕事終わりには食べない
- 糖質は摂取しすぎないようにしよう
以上のポイントを守ってなるべく酒太りしないように頑張りましょう。