こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。
キャバクラで長く働いていると、ストレスから「やめたいな〜」って思ってしまう時ってあると思います。
ストレスの原因は色々あります。
- お酒を飲まないといけない
- 不規則な生活になりがち
- 売り上げのプレッシャー
- 職場の黒服や同僚との関係
- 苦手なお客さんでも、売り上げのために頑張らないといけない
キャバ嬢は稼げるアルバイトですが、その分ストレスを抱えてしまうデメリットもあります。
心にストレスを抱えた状態で無理を続けると、仕事そのものが嫌になります。
仕事の空き時間に効率よくリフレッシュして、ストレスがたまりにくい生活を送ることが、長くキャバ嬢を続けていきたいならめっちゃ重要です。
僕がキャバ嬢からきいて、「なるほどな〜」と思ったおすすめのストレス発散法をいろいろ紹介したいと思います。
①エステやマッサージでリフレッシュ
オフの日や出勤前に、エステやマッサージに行くというキャバ嬢はめっちゃ多いです。
というのも、キャバ嬢はお酒を飲む勤務中ハイヒールを履くようにお店から要求されることが多く、体や足がむくみやすいんですよね。
って、お客さんに内心思われていたとしたら、正直ショックですよね。
なので、こまめにマッサージに通って、凝りやむくみをしっかり解消しておくことはいいことです。
施術中に、女性のエステティシャンに愚痴をきいてもらってスッキリするというキャバ嬢も中にはいました。
体の疲れがとれれば、それだけで気持ちそのものも軽くなります。
小顔になるマッサージや、姿勢の歪みを解消するマッサージなど、マッサージにもいろいろ種類があります。
初回料金はリーズナブルなところも多いので、自分に合うお店をチョイスして通ってみるといいですね。
②運動や筋トレで汗をかく
ストレス解消に、適度な運動をすることは非常に効果的です。
人は、ストレスを感じるだけでアドレナリンやノルアドレナリンの分泌が増加し、血圧が上がるといわれています。
しかも、運動をすれば、脳由来神経栄養因子と呼ばれる物質の分泌が活発になるので、記憶力も良くなります。
運動をすることでセロトニンが増加し、気持ちの落ち込みなどが緩和される上に、適度な爽快感や達成感も得られます。
キャバ嬢はあまり体力は必要としない仕事なので、意識的に鍛えなければ、お腹や太ももなどがどうしてもたるみやすくなります。
運動や筋トレを規則的に続ければ、それが体型に反映される事も多いので、キャバ嬢の仕事をするならめっちゃオススメのストレス発散法です。
体力がつけば、少しのストレスであまりくよくよしたりせずに、体力で乗り越えられる事も多いので、週に2日、30分ほどの運動をするのはメンタルを安定させる上で非常に効果的です。
③ショッピングで女子力アップ
お仕事が休みの日に、デパートに買い物に行くことでストレス発散できると言う人もたくさんいます。
「これいいな」「欲しいなぁ」「買っちゃおうかなあ」と考えている時って幸せですよね?
そういう時、頭の中では興奮物質と言われるドーパミンの分泌が増加しますし、実際に購入して手に入れた後は、快感物質であるβエンドルフィンの分泌が増加します。
これらの物質が増えてもたらす働きで、ショッピングをしている時に人は幸せを感じやすいとされています。
僕は、キャバ嬢は無駄遣いをせずに、慎ましい生活をすることが必ずしも正しいとは思いません。
なぜなら、キャバ嬢らしく自分自身にお金を使える女性にこそ、お金を使いたい・応援したいと考えるお客さんはそれなりに多いからです。
キャバ嬢の場合、自分の身なりに気を使ったり、世の中の流行をインプットすることは、単なる無駄遣いではありません。
美意識が高ければそれだけキャバ嬢としての魅力があがりますし、世間の流行を知ることは、常にフレッシュな情報を自分の中に取り入れることができます。
④スマホゲームは結構息抜きになる
テレビの前に座って真剣にゲームをする時間はなくても、スマホでサクッと遊べるスマホゲームは、毎日忙しいキャバ嬢とは非常に親和性が高い娯楽です。
- 基本無料で遊べる
- どれも2〜3分くらいでプレイ出来る
スマホゲームは、真剣にやらなければそれほどお金はかかりませんし、ちょっとした空き時間の暇つぶしには最適です。
スマホアプリを作っているというお客さんが、お店にくることもありますし、通勤中にスマホゲームをしているサラリーマンは意外といます。
ゲームの中には、親指一つでクリア出来るものも多いので、テクニックがなくても簡単に始められます。
ガチャを回してレアなカードを手に入れたり、難易度の高いステージをクリアしたりと、ゲームをプレイする先には適度な達成感と爽快感があります。
お店に来たお客さんと盛り上がれる共通の話題になることもあるので、スマホゲームでストレス発散するのは、案外一石二鳥かもしれません。
⑤仕事終わりにお気に入りのBARで呑む
仕事じゃない場所で呑むお酒って美味しいですよね。
落ち着いてお酒が飲めるお店を開拓して、仕事が終わった後に少しストレスがたまっているなと感じたら、そこで一杯呑んでから帰るというキャバ嬢も結構みかけます。
バーなら呑み過ぎなければ、そこまで会計が高くなることはありませんし、同じ職種なのでキャバ嬢の仕事に対しても理解しているところが多いので気楽に通えます。
バースデーイベントの時には、花を出してもらえたりといった助け合いを期待出来るメリットもあります。
キャバ嬢は、お店と家の往復になってしまうと世界がせまくなりがちです。
お店と家以外の場を持つことで、得られるものはたくさんあります。
自分の心の中を気兼ねなく吐き出せる場所を持てるのは楽なので、毎日溜め込まずに心の中にあるストレスを小出しにしたいなら、お気に入りのお店を作っておくのがおススメです。
⑥やっぱりガールズトークで喋るのがいちばん
お店で接客している時に、どんなに場が盛り上がっていたとしても、それが仕事であることにかわりはありません。
お客さん相手だと、本当の自分が出せないことって多いです。
ありのままで働いて、お金になる人ばかりではないと思うので、「本当に思っていること」を隠して、「お金になる返事」をしなくてはいけない時もあると思います。
それが、1日の間に何度も起きれば、ストレスになってしまってもおかしくはありません。
一説によると、女性は脳梁が男性よりも20%太いんだそうです。
そのため、右脳と左脳が頻繁に連携することができるので、右脳で感じたことが左脳で言葉となってそのまま出てくるようになっています。
お喋りな女性が多いのは、そのせいだと言われています。
女性は1日6000文字ほど話さないと眠れないと聞きますが、男性はそれの三分の一ほどで満足します。
愚痴を話して、解決策が特になくても聞いてもらうだけでスッキリするのは、女性によくある傾向なんです。
以上の点から考えても思考の仕方に男女差はあるので、仕事の愚痴を恋人に話して慰めてもらおうとしても、欲しい反応がもらえず、逆に不必要なアドバイスが返ってきてイライラしてしまうこともあります。
それなら、女友達と遊ぶ機会を作った方が、欲しい反応をもらえる可能性は高まります。
「仕事の時の自分」から解放される時間を、普段から作る意識を持った方がいいですね。
キャバ嬢がしてはいけないストレス発散法は?
キャバ嬢にはあまりむいていないと思うストレス発散方法もあります。
何をしてはいけないのか、大きくわけて3つご紹介します。
①暴飲暴食
食べることは幸せですが、全ての食事にカロリーが存在する以上は、暴飲暴食すれば太ります。
太っている人気キャバ嬢ももちろんいますが、もともと痩せていたキャバ嬢が太ってしまっても今までの人気をキープできるのか?というと、そうとは限らないと僕は思います。
ストレスで暴飲暴食して、栄養バランスの悪い食事をしてしまうと、肌が油っぽくなったり、ニキビがたくさんできたりといった弊害もあります。
なるべく、食事でストレス発散することはやめた方がいいです。
②ホスト
キャバ嬢になってからホスト遊びを覚えたってキャバ嬢は結構多いです。
僕が思うに、1店舗5人くらいはホスト好きがいる感じです。
ホストは、一般的な男性と違って、「共感」したり「同調」したりしてくれますし、連絡がマメな人も多く、顔も整っているので、好きな人はめっちゃ好きですよね、
ただ、ストレスを発散したいからとホストの沼にはまってしまうと、だんだんとそこでお金を使うことそのものが目的になってしまいます。
将来的に、キャバ嬢をやめる時に手元になにも残らないのは良くないです。
お金が足らないからと風俗で働いてしまう人もいますが、本当にもったいないんでやめた方がいいです。
ホスト遊びで自分の身の丈以上のお金を使ったりしないように、ホストに行くのはほどほどにしましょう。

③自分の体を傷つける
ストレスが溜まった状態がうまく発散できないでいると、抱え込んだストレスが自分に向かい、自傷行為につながってしまう人もいます。
自分の体を傷つけるストレス発散方法は、体だけでなく自分の心も傷つけてしまっています。
そこまで自分を追い詰めてしまった時は、無理をせずに休息をとることを優先したほうがいいです。
- 睡眠時間をしっかり確保する
- 朝に太陽の光を浴びる
- 栄養バランスのとれた食事をたべる
- ストレス源だと思う人から離れる
これらを意識してみることで改善されることも多いので、試してみるといいですね。
まとめ
キャバ嬢として長く働いて稼ぐ!という気持ちがあるなら、メンタルコントロールは一番気をつけないといけないポイントです。
ありのままの自分で隠し事もなく、キャバ嬢として働けて稼げている!という人でもなければ、本当の自分とキャバ嬢としての自分に剥離が生まれてしまうのは、ある意味当然です。
とはいえ、生きていればなにかしらストレスは溜まるものですし、適度なストレスは長生きするとも言われているので、ストレスが一切ない状態が必ずしも良い訳じゃないです。
心の中にあるストレスの存在をちゃんと受けとめて、こまめに解消・発散しながら、ストレスと共存することを意識するといいと思います。
過度なストレスで、心と体が限界まで疲れてしまう場合は、働くお店を変えてみるのも全然ありです。
自分の気持ちに素直になることを大事にして、メリハリのある生活を心がけてみましょう!