こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。
春は入学や卒業、転職など心機一転新しいことを始める人が多いですよね。
「春からキャバ嬢デビューしたよー!」という人も多いのではないでしょうか。
楽しく働けているなら問題ありませんが、「キャバ嬢になったばかりなのにつらい…」と憂鬱な気持ちが続いている方、それはもしかすると五月病かもしれません。
4月から知らないうちに蓄積していたストレスがGW明けに一気に体と心を攻撃し、今までのように頑張れなくなってしまうキャバ嬢をこの時期はよく見かけます。
そもそもキャバ嬢は正直病みやすい仕事です。
長く働きたいなら病まないキャバ嬢にならないといけません。
しっかり普段からメンタルコントロールをする事はとても大事なんです。
病まないキャバ嬢になる為の5つの法則について紹介したいと思います。
キャバ嬢の五月病
- 普段のように寝付けない、起きれない
- 体調を良く崩す、お酒が弱くなる
- 頭が痛い
- 食欲がない・味がしない
- 動悸や息切れ、めまいなどを感じる
- 怒りっぽくなる
- 憂鬱な気持ちが続く
- 出勤したくなくなる
- 今の仕事を続けていて良いのか焦ってしまう
- 趣味が楽しいと思えなくなる
- 周りのキャストと関わるのを煩わしく思う
こういう症状が多く当てはまる場合、病んでいる状態と言えます。
「気合いが足りないからもっと頑張らないと」とここで無理してしまうと、治らずに症状が悪化してしまう事もあるので無理はよくありません。
一時的な五月病からうつ病になってしまう事だってあるからです。
次に病まないキャバ嬢になれる法則を紹介したいと思います。
①いきなり全力を出さない
キャバ嬢として頑張るのは良い事ですが、自分のキャバ以上に頑張りすぎるとそれを続けられなくなったときに何もしたくなくなってしまいます。
完璧主義な人によくある傾向ですが、最初はお店の空気に慣れて遅刻しないで出勤するだけで充分頑張っていると僕は思います。
キャバ嬢の仕事は短距離走ではなく、マラソンをイメージするといいと思います。
最初から120%の力を出してしまうと、500mも走れば脇腹が痛くなったり足が攣ったりしてそれ以上走るのは辛くなります。
息切れしないペースを見つける事を最初は頑張ると良いですね。
②運動をする
キャバ嬢は座り仕事なので、運動不足になりやすいと言われています。
適度な運動をすることは健康にも良く、セロトニンの分泌も促す事ができます。
ガチな筋トレまではしなくても、ウィーキングをしたり、ヨガやストレッチ、エクササイズなど簡単なものから挑戦するといいでしょう。
運動を継続すれば、それだけ体力もつきます。逆に体力がないとストレスに耐えられずちょっとしたことでも傷つきやすくなるので、夏になる前に心身ともに健康な体を作って行くといいでしょう。
週3回、30分ほどの有酸素運動をするだけで、
- 体重をコントロールできる
- 汗をかく事でデトックスし美肌効果
- 良質な睡眠
を得られます。
一石三鳥くらいあるので、運動は習慣にした方が良いですね。
③日中に人と会う予定を組む
仕事のない日にずっと家で寝ていませんか?常に太陽の光を浴びない生活をしていると、セロトニンが不足すると言われています。
難しいかもしれませんがなるべく昼までには起きて、予定を組んだ方がいいです。
なぜならセロトニンをしっかり得る事で質の良い睡眠に不可欠なメラトニンも分泌されるからです。
仕事から帰って来てなかなか寝付けずにゴロゴロしてしまうのは健康にも肌にもよくありません。夜寝つきが悪い人はメラトニンもセロトニンも不足している人が多いんです。
そもそも、人と話す事でストレスが解消するという人は多いです。
なぜストレスが解消するのかというと、楽しい会話をする事でエンドルフィンという脳の中で作られる物質によって、幸せな気持ちになれるからです。
気の置けない相手と会話をすればベータエンドルフィンが分泌される為、より憂鬱な気持ちからは解放されます。
辛い事や悩んでいる事を話せずに抱え込んでしまうのは、鬱の初期症状です。
毎日太陽光を15~30分は浴びる事を意識するだけでも、メリハリのある生活を送れます。
④キャバ嬢でない自分の時間も大切にする
キャバ嬢の自分とプライベートの自分、両方の人生を大切にしましょう。
休みの日でも電話をしたりメールをしたりと、普通の仕事をしている人と違ってマメに連絡をしなくてはいけない時もあるかもしれませんが、それでも趣味を大切にする事で、普段ストレスに晒されている精神をリセットできます。
オフの日に映画を見たり、ショッピングに行ったり、ネイルをしたりといった余暇を楽しんで、たくさん笑顔を作って過ごしていきましょう。
一説によると、笑顔を浮かべる事でもセロトニンは分泌されます。
⑤食生活が向上すれば鬱になりにくい
「何食べてもいいでしょ」と思うかもしれませんが、食事の質はとても大切です。
体も精神も食事によって作られているといっても大げさではありません。
偏った栄養素ばかり摂取する(菜食主義)などは鬱になりやすいと言われています。
特に、動物性タンパク質のトリプトファンによってセロトニンは合成されるのでタンパク質の多い食品は摂取しないとイライラしたり、髪や肌の質が悪くなったりすると言われています。
肉や魚はもちろん、豆腐や納豆などの大豆製品、牛乳やチーズなどの乳製品、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類、バナナなどを食べる事でホルモンが分泌され精神が穏やかに保たれます。
病みやすいキャバ嬢ってどんな人?
そもそも病みやすいキャバ嬢には5つの特徴があります。
- 真面目すぎる人
- 我慢強い人
- 自己肯定感が低い人
- 臨機応変に動けない人
- ロマンチストな人
です。
もともと不真面目で我慢できない人は、「このお店嫌だな〜」と思ったらぶっちゃけすぐやめてます。他人と自分を比べたりもしないので、自分らしさを否定し過ぎずプレッシャーで潰れません。
一方、真面目で我慢強い人はトラブルがあったとしても耐えてしまいます。なかなか今のお店に見切りがつけられず、合わない環境にズルズルと残ってしまいがちです。
その上自己肯定感が低いと「このお店をやめたらほかに採用してくれるお店なんてないかもしれない」と考えたりしてしまうので、お店から足元をみられて劣悪な契約をしている場合もあります。(※そうならないためにも姫リクをご利用ください)
周りと自分を比べ過ぎてしまうのも、それが自分にとって励みになる場合はありだと思いますが、励みにならずただ自分を否定する気持ちにつながってしまうだけならやめましょう。
日本全国無数のキャバクラがあるので、「こんなことでやめても良いのかな?」と思う事でも、それが原因で体にまで悪い影響を与えているなら全然逃げて良いと僕は思います。
新しいお店選びは僕にお任せください。
まとめ
今回は、病まないキャバ嬢になる為の5つの法則について紹介しました。
キャバ嬢として長く続けていくなら、ライバルを周りにするのではなく、過去の自分にするといいかもしれません。
「先月の私よりもここは良くなった!」と、自分を批判するのではなく加点方式で採点してみてください。出来た事に目を向ける事で
自分に寛容である事を意識することで周りにも寛容になれますし、寛容な人が増えればお店の空気自体も良くなります。
どうしても暗い気持ちから解放されないのであれば、病院に行くようにしましょう。
自己判断で勝手な薬を飲んでしまうとより良くない結果につながる事もあるので、専門医の意見に従って行動した方が良いです。
一番してはいけないのは、辛い気持ちをだれかの辛さと比べてしまう事です。◯◯に比べれば対したことないのに、傷つくなんておかしいなんて思ってしまうと、愚痴をこぼしていいのは世界中で一番辛い人だけになってしまいます。
6つの法則を意識して五月病を予防・撃退していきましょう!