こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
「楽に稼げるお店を紹介してほしい!」
女の子からたまに面接でそう言われる時があります。
たしかに楽に稼げるお店があったら最高ですよね!
ただ、そういう気持ちのままキャバクラで働こうとすると、キャバ嬢になってから絶対に後悔します。
少し厳しい意見ですが、キャバ嬢で人気になりたいなら美意識はめちゃくちゃ大事です。
今回は、キャバ嬢になりたい人必見!人気があるキャバ嬢なら必ずある美意識をテーマに書きます。
美意識が高いキャバ嬢とはどういうキャバ嬢なのか
結論からいうと、努力し続けられるキャバ嬢です。
「これでいいや」と現状をキープする守りの姿勢では、人気や売り上げは下がっていきます。
美人は最初から美人な訳ではありません。
美人になる為の努力を惜しまないから、今の美しさを保っていられるんです。
どんな接客テクニックも、どんな気配りも、まず恵まれた容姿があってこそ。
テレビや雑誌で「美人じゃなくて気配りで人気が出たママ特集」をたまに見かけますが、あれは珍しいから企画になるだけです。
キャバ嬢が美しいとそれだけでお客さんの態度は変わります。
稼ぎたいなら常に自分に厳しく律する精神をもちましょう。
美意識が高いキャバ嬢なら必ずある美意識とは
努力が必ず実るかといえばそうではありません。
キャバ嬢として稼ぐ為の適切な努力をしないと簡単に裏切られてしまいます。
どういう努力が大事なのか順番に説明します。
①髪の毛をちゃんとセットする

最近は、一時期の盛り髪ブームも去り、キャバ嬢でもナチュラルなヘアメイクが好まれるようになりました。
- 巻きおろしなど、簡単なヘアメイクにするキャバ嬢が増えた
- ヘアメイク代が支給されない
- 専属のヘアメイクがいないお店が増えた
といった理由から、セルフヘアメイクしているキャバ嬢も増えています。
ちゃんと上手に巻き髪が作れるならセルフヘアメイクでも全然問題ありません。
ただ、自分からよく見えない後頭部の巻きが甘いと、一気に垢抜けない雰囲気になってしまいます。
最初の頃は余裕を持って起きていても、お店や仕事に慣れるにつれ寝坊してしまった経験はありませんか?
キャバ嬢からはたくさんある出勤日のうちの1つですが、お客さんからは逢いに行った日が全てです。
ヘアメイクがよくわからないうちは美容院で巻いてもらいましょう。
あとは、巻き髪レッスンなどの講座を受講して、ちゃんとした巻き方を覚えるのもおススメです。
髪を傷めずに綺麗に巻く方法を学べるので、トータルで見たらお買い得ですよ。
②常に綺麗な爪を目指す

「男性ってネイルに興味ないんでしょ?」
巷の記事などを見て、そういう印象を抱いている女性もいるかもしれません。
あれは、恋人や結婚相手にするなら、ネイル代など美容代がかかりそうな女性は維持できない為、金がかかって嫌だなという意味です。
鑑賞するならしっかり磨かれた女を求めます。
ディズニーに可愛いミッキーを求めて遊びにいくのと同じで、キャバクラには普段出会えないような着飾った高嶺の花とお話ししたいんです。
そもそも、すっぴんでナチュラルな女性が好きな男性はキャバクラに来ません。
キャバクラで楽しめるのは、お金を払ってでも美人を侍らせて良い気分でお酒を飲みたい男性です。
頭のてっぺんから爪の先まで着飾る気持ちを持ちましょう。
③綺麗な靴を履く

ドレスはたくさん買っても、靴はそんなに持っていないキャバ嬢をみかけます。
繁華街で風俗の勧誘をしているスカウトは、
- 髪の毛がぼさぼさ
- 少し太っている
- 歯並びがわるい
- 肌が荒れている
- カバンが大きくて中が整理整頓できていない
- 靴のかかとがすり減っていたり、つま先が汚れている
と言った項目がいくつか当てはまる女性を狙って声をかけるのは有名な話。
共通点は自己管理が甘い女の子です。
靴は常に手入れを怠らず、シーズン毎に新しいものを買いましょう。
- 雨を弾くスプレーをかける
- 履いたあとはしばらく汗が乾燥するまで靴箱にしまわない
- 靴の素材に合わせた手入れをする
- 同じ靴を続けて履かない
- 同伴時の靴と仕事用の靴を分ける
これらを心がけるだけでも靴の寿命は随分変わります。
④少ないドレスを着回さない

新人キャバ嬢にありがちな失敗ですが、週3出勤だからと3着のドレスを着まわしてやりくりするのは絶対にやめるべきです。
ドレスは消耗品です。どんなに丁寧に扱っても、
- ビジューがとれやすい
- 布地が伸びやすい
- ファスナーなど繊細なパーツが多い
- 型崩れしやすい
といった原因があり、着る回数が多いと駄目になるのも早いです。
「前もみたドレス」ほど退屈なものはありません。
最初の頃はお給料で色々服を買ったり、メイク道具を新調したり、自分の容姿を磨けるキャバ嬢の方が後々稼げます。
人気キャバ嬢にもなると、一度着たドレスはニ回目着ない人もいるほど。
そこまでは真似できなくてもせめて10着は持ってほしいですね。

⑤自分に合ったメイクを探す

常に同じ化粧品を使っていませんか?
自分はこれだ!と思える道具があるのは素晴らしいですが、人間は年を重ねる生き物です。
若い時に流行したメイク道具やメイク法をずっと真似ていると、古臭いメイクに引きずられて年齢以上におばさんに見えてしまうリスクも。
とはいえ、自分のセンスだけでは限界があります。
デパートにあるコスメカウンターなどでBAさんにメイクしてもらえば、今風のメイク方法が学べます。
店内は暗いのであまり色を使わないナチュラルメイクよりも、しっかり土台から作り込んだ華やかなメイクの方がキャバクラ向きです。
センスのアップデートをこまめに行いましょう。
⑥キャバ嬢は歯が命

芸能人は歯が命という言葉を知っていますか?
これは、1995年に放送されたアパガードという歯磨き粉のCMで使われた有名なキャッチコピーです。
日本人は平成に入ってもしばらくの間は歯並びに対する美的感覚がゆるいままでした。
しかし、最近は海外の上流階級の子供が必ず歯列矯正などをしているのもあってか、歯並びの良さを求める風潮が高まっています。
キャバ嬢はお客さんの隣に座ってお話しなくてはいけないので、普通の仕事よりも歯に目がいきやすいです。
八重歯くらいなら可愛いといわれる場合もあります。
しかし、
- 歯の位置が可笑しい
- 見える場所に銀歯や金歯が見える
- 笑ったときに歯茎がむき出しになる(ガミースマイル)
- 保険適用の入れ歯で歯茎が変色している
- コーヒーやタバコで色素沈着している
これらの要素が当てはまる場合は歯が不細工な状態です。
六本木の高級店の場合、歯が原因で落とされる場合もあります。
とはいえ、表側に矯正器具をつけた状態ではほとんどのお店で採用されないでしょう。
裏側矯正をする方法や、審美歯科などでセラミックをかぶせるなど色々な方法がありますが、健康な歯を削るのは後々弊害もあるのでおススメはできません。
色々とメリットやデメリットを考えた上で自分でどうするか決めるのが一番です。
虫歯を増やさないように、疲れていても歯磨きは欠かさずに行いましょう。
面接は本番だと思って一番可愛い自分で臨もう
面接に気を抜いた格好で行くのは一番おススメできません!
何故なら、その時の容姿で紹介できるお店・時給・条件が変わってしまうからです。
昼のお仕事の面接でも、髪やリクルートスーツ、メイクなど求められているものはありますよね?
それと同じで、面接時にやる気がないと感じてしまうと
「採用してもちゃんと真面目に働いてくれないかも…」
と、面接担当者は不安になります。
仕事である以上は出す時給以上に働いてもらわないとお店側が損してしまいます。
ヘアメイクはもちろん、同伴の時に着るような女性らしい服を着て行きましょう。
そのやる気こそ女性を一番可愛く見せます。
まとめ
今回は、キャバ嬢になりたい人必見!人気があるキャバ嬢なら必ずある美意識をテーマに書きました。
美意識ってどれも地味な努力です。
お客さんへの営業や接客、電話や同伴と同じで、稼いでいるキャバ嬢は地味な努力の数を少しずつ増やしています。
努力が習慣になるにつれて、周りからの扱いも確実に変わります。
自分ができる事から少しずつ上を目指して頑張りましょう!