こんにちは!元キャバクラ店長のマツケンです。
早速ですが、皆さんがキャバクラで働こうと思ったきっかけは何ですか?
と言う子もいるでしょうし、もしくは、
と言った理由でキャバクラで働き始めた女の子など…。
キャバクラで働こうと思ったのには、何らかの理由があるはずです。
しかし、いざ働いてみたら「想像していたのと全然違う!」とギャップを感じてしまう女の子も少なくありません。
そして、営業方法や接客方法なども先輩キャバ嬢達に聞いても、それぞれでやり方が違うし、お客様もかなり面倒くさい客が多い…。
となかなか上手くいっていない女の子もたくさんいると思います。
そこで今回は、箸休めとしてキャバ嬢におススメの漫画をご紹介したいと思います。
僕が実際に読んでみて、「これは結構勉強になるな…。」と思った漫画をフィクションとノンフィクションに分けてまとめてみました。
キャバ嬢におすすめの漫画(フィクション編)
まずは、フィクション系のキャバ嬢をテーマにした漫画です。
フィクションと言えど、現実のキャバクラの世界を結構リアルに描いている作品が多いので、かなり読み応えはあります。
もし、キャバ嬢としての仕事に悩んでいるなら、一度キャバ嬢をテーマにした漫画を読んでみて、初心に帰ってみたり、息抜きをしてみるのも良いかもですね。
嬢王:全12巻

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/199826/vol_no/001
「嬢王」はドラマ化もされていますし、キャバクラを舞台とした漫画の中では最も認知度のある漫画だと思います。
簡単なストーリーとしては、男性経験が全くない箱入り娘の女子大生である藤崎彩が、ある日父親の会社が倒産したことにより多額の借金を背負ってしまいます。
普通の企業で働いても返せる金額ではないため途方に暮れていると、友人からNo.1キャバ嬢を決めるコンテストの「Q-1グランプリ」の話を聞きます。
この「Q-1グランプリ」に輝いた女の子に与えられる称号が「嬢王」なんです。
主人公・彩は入院している自分の両親を救うため、「嬢王」の称号を手に入れるべく水商売の世界に飛び込むが…?
と言ったストーリーになっており、既に完結もしているため一気に読むことも出来るし、かなり読み応えはあると思います。
女帝:全24巻

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/30210/vol_no/024
女帝も、キャバクラを舞台とした漫画としては昔から人気のある漫画です。
作者も「嬢王」の作者と同じですが、ストーリーは全く異なります。
美しい美貌と賢さを併せ持った女子高生・立花彩香が、ホステスとして働いていく中で、様々な人間模様が描かれており、かなり人情味ある漫画になっています。
そして、主人公の彩香が「銀座の女帝」となるまでの苦悩とドロドロした人間関係がリアルに描かれています。
漫画の世界観とイラストが少し古いため、好みは分かれるかもしれませんが、読み応えは十分にあるでしょう!
お水の花道:全15巻

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/20000377/vol_no/003
水商売の漫画と言えば「お水の花道」と言われるくらい有名な漫画です。
キャバ嬢としては、ギリギリの28歳である主人公の明菜は元No.1キャバ嬢ですが、年齢と共に営業成績もがた落ちしてしまい崖っぷちの状況です。
過去の栄光との葛藤を序盤には描かれていますが、徐々に大人の女性へと成長していく明菜を見ながら、キャバ嬢同士のドロドロな関係や、明菜の秘めた思いを打ち明けられない人間模様なども描かれています。
平成生まれの女の子だと意外と知らない女の子が多いので、世界観は別としてのめり込めるような面白さがあると思います。
最後は、オーナーとの恋愛模様も描かれていて、フィクションだけどかなり面白かった漫画です。
キャバ嬢におすすめの漫画(ノンフィクション編)
今までは、水商売の世界のフィクション漫画について、おすすめをご紹介してきました。
次は、水商売を舞台としたノンフィクション漫画の中のおすすめをご紹介したいと思います。
ノンフィクション漫画なので、実際の現実で起こっている内容を元に描かれているので、本当にリアルです。
正直、キラキラのキャバ嬢世界の裏側を見ているような感じなので、苦手な女の子もいるかもしれません。
しかし、リアルな水商売事情を描いているため、意外と接客や営業の勉強になるので一度読んでほしいです。
汚れた天使たち:全3巻

引用:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0425793
イラストからして結構衝撃的ですが、キャバクラに限らず風俗やホストと言った水商売全般の闇の部分をリアルに描いている漫画です。
僕自身も読みながら、「確かに…。」と思う場面もありましたし、「これは知らないぞ…。」と驚いた場面もあり、かなり勉強させられた漫画です。
キラキラした華やかな水商売の世界の裏側では、こんなことがされていたのか…。
と衝撃を受ける内容にはなっていますが、一度読んでみると水商売に対する考え方も変わるかもしれませんね。
実録!銀座ホステス物語:全1巻

引用:https://comicspace.jp/author/31639
「実録!銀座ホステス物語」は1巻しか発売されていませんが、1巻のページ数が269ページもあるため、かなりのボリュームになっています。
元銀座のホステスさん作家が原作を担当しているため、本当に銀座のリアルなお水の世界を描いた漫画になっています。
今の銀座というより、世界観は少し古い部分もありますが「これが現実なんだ!」と思える内容になっています。
ただ、漫画といえど他の漫画よりは文字数がかなり多めの漫画にはなっていますので、若干の読みにくさは感じるかもしれません。
しかし、読んでおいて損はない作品なので、かなりおすすめです。
ちょっと視点が違うけど面白い漫画
キャバ嬢を舞台としたフィクション漫画や、水商売にスポットを充てたノンフィクション漫画とは違いますが、1冊だけ視点が違いながらも面白い漫画がありますので、ご紹介したいと思います。
それが【歌舞伎町弁護人 凛花:全6巻】です。

引用:https://booklive.jp/product/index/title_id/297204/vol_no/003
簡単なあらすじをまとめると、六本木で弁護士として働いていた凛花が、父の働く歌舞伎町の弁護士事務所で働くことになり、様々な悩みや相談を解決していく漫画です。
しかし、凛花の元に訪れる相談者のキャバ嬢や風俗嬢たちの悩みが、かなりヘビーな内容になっているためとてもリアルです。
キャバ嬢や水商売の女性を主人公にした漫画ではありませんが、キャバ嬢ならではの悩みや苦悩なども描かれているので、かなり面白いですよ。
まとめ
今回は、キャバクラで働いているなら一度は読んで欲しいおススメの漫画をご紹介してきました。
キラキラと華やかな水商売の世界ですが、長く働いていると色々な側面があり、想像とのギャップもかなりあるのが、水商売です。
現代の水商売は、昔に比べると大分クリーンなイメージが持たれているので、漫画の世界ほど大袈裟ではありません。
しかし、水商売にはこういう側面もあるのだな…。と理解しておくだけでも、かなり自分のためになります。
全部を読まなくても良いので、自分の興味のある漫画を箸休め程度で読んでみると面白いですよ。