こんにちわ。元キャバクラ店長のマツケンです。
キャバ嬢の皆さんは、接客をする際にテーブルに着くとまず担当するお客様に名刺をお渡しするように新人の頃から指導を受けていると思います。
キャバ嬢が名刺をお客様に渡す理由というのは、また来店してもらって指名してもらうためです。
また来店してもらう、指名してもらう目的があって名刺を渡すのにありきたりなお店のサンプルから選んだ名刺を使っていませんか?
実は、ドレスやメイクはこだわっているのに名刺はこだわっていない女の子は意外と多いのです。
って思っている女の子がいたらすぐに考えを改めましょう。
今回は、名刺にこだわる事によって売れるキャバ嬢に繋がるポイントをご紹介致します。
名刺は複数持っておいて損はない
キャバ嬢の名刺は、基本的に働いているお店に名刺のサンプルがあり、自分の好きな柄やフォントを選んで印刷してもらいます。
しかし、お店で置いてあるサンプルから選ぶ名刺は同じお店で働いている以上、柄やフォントが異なってもお客様から見ると似たり寄ったりな名刺であまりインパクトがないんです。
お客様によって名刺を変える
複数の名刺を持っているキャバ嬢は、実はお客様によって渡す名刺を変えます。
例えば、今後自分の指名として来てくれそうな脈ありのお客様には豪華な名刺や写真入りの名刺を渡し、一見様になりそうなお客様には普通の名刺を渡したり…と名刺を使い分けるんです。
というのも、キャバ嬢達も名刺は決してタダではなく多くが自分の給料から天引きされていることが多いのです。
豪華な名刺や写真入りの名刺は、それだけお金が掛かるため「ここぞ!」と言う時に使います。
キャバ嬢なら経験したことがあるかもしれませんが、自分がお店に来た際にお客様に渡した名刺が捨てられていた経験はありませんか?
「興味が無かった。」や「楽しくなかった。」と言った理由でキャバ嬢の名刺って割と捨てられることが多いのです。
捨てられている自分の名刺を見るのって悲しいですよね…。
でも、ちょっと豪華な名刺や写真付きの名刺だと捨てられる確率はかなり低く、特に写真付き名刺は次の日のお客様の記憶にも残るのです。
と名刺を見て思い出すお客様って実は多いのです。
というのも、お昼の仕事をしている常識あるお客様なら名刺を道端に捨てるような暴挙はしません。
お昼の仕事で名刺というのは、その人の名前や基本的な情報が印刷されているためとても重要なアイテムなのです。
もちろんタダで作っているわけではない名刺なので、そこにお金を掛けるのは案外負担になりますが、未来の自分への先行投資として名刺にこだわることはとても大切なことなのです。
名刺を受け取ってくれないお客様は?
キャバ嬢の名刺は受け取らないというお客様もたまにはいらっしゃいます。
それは、キャバ嬢の名刺というのは普通の一般的な名刺に比べて華やかなので、女性からしたら一発で分かるのです。
例えば、奥様に内緒でキャバクラに来ていたりすると「付き合いで来ているだけだから名刺はいらないよ。」と言われることがあります。
そんな時は無理やり渡さずに素直に引きましょう。
お昼の仕事をしている男性にとって、名刺というのはとても大切な物と理解しているのでむやみに捨てきれなかったりするものです。
しかし、名刺は受け取ってもらえなくても連絡先は交換できるパターンもあるので、名刺を渡せなくても一握りの可能性はあるので賭けてみるのもアリです。
お客様に好印象を残す名刺テクニック
名刺を使い分ける大切さは上記で書きました。
もちろん複数名刺を持っていて損はないのですが、1種類の名刺しか持っていない女の子も多いです。
しかし、1種類の名刺しか持っていなくても、豪華な名刺でなくてもお客様への印象を残すテクニックが実はあるのです。
自分のSNSのアカウントを教える
昨今はSNSも多種多様な使い方が出来ますし、営業に利用している女の子も多いでしょう。
テーブルに付いて接客しながら連絡先を交換するのは当たり前ですが、いち早くお客様に覚えてもらうために自分のSNSのアカウントを名刺に手書きで書く方法です。
その際に、書くだけではなく接客の中で
となどと言いましょう。
もちろん直接SNSのアカウントを教えるのも良いですが、フリーで来店されたお客様に一人の女の子が付ける時間は限られています。
万が一連絡先を交換するタイミングを逃したり、交代の時間が来た際にチャンスを逃さないためにも保険を掛ける意味で名刺に何らかのあなたの痕跡を残すのです。
そうするとお客様はあなたのSNSを覗いてみて、連絡が来るようになるかもしれません。
そのような可能性も否定出来ないので、せっかくフリーについたチャンスを棒に振らないためにも名刺にSNSのアカウントを書いておいて損はありません。
簡単なメッセージを書いておく
これもかなり有効的な手段です。
というのも男性は、自分が他の人から特別感を持ってもらえる事がとても嬉しい生き物です。
だから、キャバ嬢も「○○さんって他の人とは違う!」や「○○さんは特別だよ!」というキャバ嬢のリップサービスに頭では理解していながらも嬉しいものなのです。
褒められて嫌な気持ちになる人間なんてそうそういません。
特に男性はよいしょされるとポーカーフェイスな男性でも内心は喜んでいるものです。
このテクニックを名刺に活かすだけです。
とたった一言を手書きで書き添えるだけであなたのオリジナル性や個性って出ませんか?
お客様のためにわざわざ時間を割いてメッセージを書くという行動を起こすだけで、
と思ってくれます。
そして、手書きでお客様の名前を名指ししてメッセージを書くことで、お客様の中で「この子に特別扱いされている!」と言った優越感が生まれます。
こういった名刺は自分のためだけにくれた特別な名刺になるので、そうそう捨てられることもありませんし次の日以降のお客様の印象にも残ります。
また、手書きで書くということはあなたの文字を見られることになります。
PCやスマホが普及して活字を書く機会も減っていますが、やはり手書きの文字というのは温かみがあり、字が綺麗な女性というのはしっかりしていて教養が身に付いている印象を与えます。
もちろん女の子らしい可愛い丸文字も一つの個性にはなりますが、年配のお客様ほど活字は結構見ますので綺麗な字を書いておいた方が良いでしょう。
まとめ
今回は、名刺の大切さや名刺を使ったテクニックをご紹介しました。
たかだか紙切れ一枚ですが侮ってはいけません。
もちろん複数名刺を持てることに越したことはありませんが、一種類の名刺しか持っていなくてもやり方次第でいくらでもあなた個性を引きだすことが出来ます。
男性というのは自分の個性を認めてもらえたり、他人(特に女性)から特別扱いされたいという心理的願望があるので、それは名刺一つとっても大切な事なのです。
この記事では、
- 名刺を複数持つことでお客様にメリハリをつけ未来の指名に繋げること
- 写真付きの名刺はお客様の印象に残りやすい
- ありきたりな名刺に個性を出すだけで特別な名刺に変わる
- あえて手書きにすることで温かみを出す。
- 字を綺麗に書くことを心掛ける
についてご紹介しました。
名刺を利用したテクニックは、全然難しいものではありません。
今日からでも始めることが出来ますので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
タダで作っているわけではない名刺なので、無駄にならないように存分に活用しましょう!