こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
キャバ嬢になりたての頃って、お客さんの要求を何処まで受け入れれば良いのか悩みませんか?
キャバ嬢はお客さんのペースに合わせなくてはいけませんが、常にお客さんの顔色を伺ってばかりだと要求もどんどん過激になっていきます。
お客さんと衝突せずに自分の思い通りに操る方法があったら最高ですよね。
今回は、 褒め言葉でお客さんを操るキャバ嬢の禁断テクニック を紹介します。
人の心を掴むピグマリオン効果とは

ピグマリオン効果とは、相手から期待された時に“その通りに動かなくては”と思わせる心理的な行動現象を指します。
居酒屋のトイレで『いつも綺麗に使っていただいてありがとうございます』という張り紙をみた経験はありませんか?
その張り紙をみると多くの人“は汚く使えない”という意識が芽生えます。
何故なら、「貴方はトイレを汚して使う人じゃないですよね?」というポジティブ・メッセージが込められているからです。
反対に、「トイレを汚すな!」と頭ごなしに書いてあると「いきなりなんなんだ!」と、反発してしまいませんか?
キャバ嬢がツイートに投稿するとして
…どちらがシャンパンをいれたくなるツイートかは一目瞭然ですよね?
褒められている・期待されていると感じる言葉はそれだけ逆らいにくいんです。
褒め言葉でお客さんを操るキャバ嬢のテクニック
どういう言葉を使えば、お客さんを思い通りに操れるのでしょうか?
明日からすぐに使える禁断テクニックを紹介します。
①短所を長所に言い換えてお客さんを褒める
キャバクラに来ているのに全然話そうとしないお客さんっていますよね。
そういう時に「女慣れしていない」「口下手」「陰キャ」「コミュ障」といった扱いをしてしまうと、相手にもそのイメージが伝わってしまい、悪循環にしかなりません。
実は、人の短所は長所に置き換えられます。
ネガティヴ→慎重派
優柔不断→周りをよく見ている
頑固→努力家
と、言い換えられるんです。
例えその時あまり話が弾んでいなくても、“落ち着いた雰囲気を一緒に共有している”と言い換えるだけで、
と、褒め言葉でお客さんの心の壁が破りやすくなります。
気まずくて沈黙が続いてると「話しかけなくては!」と焦ってしまいますが、そうではないと言い換えるだけで無理して話しかけてなくても、
- お客さんをじっと見つめる
- お客さんが「どうしたの?」って言ってくる
- にこっと笑って「いえ〜い!」って乾杯する
- あはは〜っと笑う
会話に中身がなくても、これを繰り返すだけで「なんか気が合った」という印象を残せるんです。
男とはそういう生き物なんです。
②“楽しかった”という言葉で思い出を塗り替える
人の記憶は案外あてになりません。
「同伴のお客さんとあまり話が弾まなかったな〜、料理もあまり美味しくなかったし…」という時でも、
なんて営業LINEをその日の終わりに送れば、
少し失敗してしまった同伴も
- 楽しかった
- 美味しかった
という記憶に塗り替えられます。
やらかした時ほど「楽しかった」と言いましょう。
③お触りしてこようとする困ったお客さんにも褒め言葉作戦は有効
キャバクラはお触り禁止ですが、隙をみて触りたがるお客さんも残念ながらいます。
そういう少し手癖が悪いお客さんにもピグマリオン効果は有効です。
と、褒め言葉で困った行動を牽制し紳士的な行動をするように操縦出来ます。
セクハラするお客さんは、セクハラしても許されると思うからセクハラするんです。
セクハラ出来ない高嶺のキャバ嬢になりましょう。
④間接的な言い回しで行動を操ろう
ヘルプの女の子にドリンクを飲ませないお客さんもわずかながらに存在します。
そういうダメなお客さんの話をして、間接的に褒める手段をとれば
というアピールを見せようとするので此方にとって都合よく動いてくれます。
男は競争社会で生きているので、女性と違って他の男と比較され選ばれるのは好きです。
と、比較しながら“ナンバーワン”だと褒めましょう。
ピグマリオン効果が効きやすくなる方法

褒めれば誰でも操れるのかというとそうではありません。
ピグマリオン効果が効きやすくなる方法を紹介します。
①褒める時は具体的な根拠を用意する
だけだと、なんでそう思ったのかの理由に乏しいので急には信じてもらえません。
と、具体的にどうしてそう思ったのか根拠を提示すれば
と、信じて貰えるんです。
②お客さんが褒めて欲しがっている部分を見つけて一緒に褒める
褒め言葉はどれだけ口にしても言い過ぎにはなりません。
男性は能力を褒められるのが嬉しいので、
と、それが出来る能力を褒めてあげましょう。
人は自分を見て褒めてくれる人に依存します。
たくさん褒め言葉を口にして依存関係に持ち込めたら、それだけお客さんも操られている意識が無くなります。
普段褒めてくれている人の発言は受け入れやすくなるからです。
お客さんから断られても一度褒めたら最後まで褒め倒そう
こうなるのは本当に勿体無いです!
一度褒め始めたなら最後まで褒め倒しましょう。
この会話を見てもらうと分かるようにお客さんは謙遜しているだけです。
と、理由が口にできればお世辞ではないんだと受け入れて貰えるんです。
まとめ
今回は、 褒め言葉でお客さんを操るキャバ嬢の禁断テクニック を紹介しました。
人を操るって悪い風に聞こえるかも知れませんが、多かれ少なかれ皆誰かに影響を受けて性格は形成されています。
こういうお客さんになってほしいというポジティブ・メッセージを伝える方法は、上質なお客さんを捕まえやすくなるだけでなく、自分にとって扱いやすいお客さんに育てる方法でもあります。
例えば、
と、あえて自分の市場価値を高める言い方ってありますが、普段からシャンパンが入るキャバ嬢はこのテクニックを活用しています。
うまく駆け引きしながらお客さんを育てていきましょう。