こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
新人キャバ嬢の頃は、どうやって接客を盛り上げればいいのか悩みますよね。
盛り上げるつもりの会話で空気が凍ってしまったり、頑張って話しかけているのにお客さんの反応が良くないなんて日が続けば出勤するのも辛くなります。
お客さんは一緒にいて明るい気持ちになれるキャバ嬢が大好きです。
気まずい空気になるのが怖くてひたすら自分の話をするキャバ嬢もいますが、その接客スタイルは万人ウケしません。
キャバ嬢に明石家さんまさんのようなトーク力を求めているお客さんは少ないからです。
今回は、 新人キャバ嬢は要チェック!接客を盛り上げるキャバ嬢のリアクション について紹介します。
接客中のリアクションが男心を掴む理由

お客さんに気持ちを伝える方法は大きく分けると2つあります。
順番に説明します。
①言葉にして気持ちを伝える方法
気持ちを察するのが苦手なお客さんからは、言葉で伝えてくれるキャバ嬢は重宝されます。
一方、すべての気持ちを言葉にするキャバ嬢はミステリアスさに欠けます。
気持ちを言葉で表現すると衝突も生まれるので、常に細かく自分の気持ちをお客さんに説明する必要はありません。
②リアクションで気持ちを伝える方法
リアクションで気持ちを伝える方法は、新人キャバ嬢の頃は恥じらいがあって苦手な人も多いのではないでしょうか。
しかし、色々考えた言葉よりももっと単純なリアクションの方がお客さんの心に響くケースは結構あります。
接客中にお客さんが好き!というリアクションをしっかりしていれば、
と、お客さん側で理想を夢見てもらえます。
言葉だけに頼らず、接客中はリアクションも大事にしましょう。
接客を盛り上げるキャバ嬢のリアクション

どういうリアクションをすれば、お客さんとの会話が盛り上がるのでしょうか?
明日から接客で使えるキャバ嬢のリアクションを紹介します。
①会話が途切れたら笑顔を見せて乾杯する
売れているキャバ嬢ほどこれが上手です。
と、会話が途切れたタイミングで乾杯して一番可愛く見せる笑顔を見せましょう。
何度も乾杯を繰り返せば、場の空気が盛り下がらず酒量も増えるのでシャンパンも入りやすくなります。
②内緒話をする時に服を引っ張る
お店の中は音楽が流れていたり人が多いので騒がしいですよね。
少し込み入った話を大きな声で話すのは、色気がないだけでなく落ち着きません。
そういう時は、
と、お客さんの服を引っ張って呼びましょう。
その後は、お客さんの耳元で内緒話を振れば、お互いの身体距離が自然に近づくのでわざとらしいボディタッチよりもお客さんから喜ばれます。
③照れた時に顔を手でパタパタと仰ぐ
お客さんは女の子の照れた反応が大好きです。
しかし、照れ方にも男には理想があるので
と言ったツンデレ強めな照れ方は万人受けしません。
と言いながら両手でパタパタ仰ぐ仕草はわかりやすく照れている状態。
うまくリアクションで隙を用意してあげると、
と、お客さんのテンションが上がるのでその後の接客も楽になります。
④帰り際に悲しそうな表情を見せる
キャバクラでは帰り際の接客も気が抜けません。
と、あっさり済ませるより
と、悲しそうにするのとではお客さん側の受け取り方は全然変わります。
と色恋接客を信じさせれば、
- 来店ペースが早くなる
- 延長につながる
- お客さんがお店で落とす金額が増える
と、キャバ嬢にとってもメリットだらけです。
お客さんに嫌われるキャバ嬢のNGリアクション
- 仕事に疲れている時
- 緊張している時
- 苦手なお客さんの接客をしている時
に、無意識で出てしまうリアクションも存在します。
お客さんに嫌われるキャバ嬢のNGリアクションも紹介します。
①何度もスマホや時計を見る
これは一番嫌われます。
お客さんに断りもなく、目の前でスマホを触り出すのは非常に失礼な行為です。
何度も時計を見ていると、
と、お客さんを不快にさせます。
スマホを触る時はなるべく一言断りを入れて、お客さんの目の前で別のお客さんに連絡を入れるのは極力控えた方がいいですね。
②首や髪を触りながら視線を合わせない
お客さんの話を聞きながら無意識に髪をいじっていませんか?
毛先を指で巻く仕草は落ち着きがなくみえます。
視線が合わないのは会話に集中できていない時に起こりやすいリアクションなので、「あなたの話はつまらない」というメッセージとして受け取られやすいです。
髪をかきあげる仕草を色っぽいと好意的に受け止める人もいれば、髪が抜けるので不潔だと嫌がられやすい仕草でもあるので、初対面の内からあまり多用しないようにしましょう。
③真顔で見つめ続ける
一生懸命話を聞いているアピールのためにお客さんの目を見つめ続けるキャバ嬢を見かけますが、あまりにも真顔で見つめら続けると居心地が悪いです。
と、お客さんから言われた時はかなり要注意。
- 口角が上がっていない
- 目尻が下がっていない
- 瞳孔が見開いている
こういう状況が揃っていると、無意識のうちに「睨まれている?」と感じてしまうので、同じ表情のままお客さんを見つめ続けるのはやめましょう。
④お客さんの顔を指差す
指を差すリアクションはお客さんに対して失礼です。
なぜ失礼かというと、指差しは目上の人間が目下の人間に対して仕事の指示をする仕草だから。
その為、偉そう・見下しているというニュアンスが含まれるのでお客さんを不愉快にさせてしまいます。
テンションが上がるとついやってしまいがちなリアクションですが、お客さんがよっぽどのドMでもない限りは使わないようにしましょう。
外国人のお客さんに使うとトラブルになるリアクション
日本ではポピュラーでも、外国人のお客さんに使うとトラブルになるリアクションは存在します。
こちらも4つ紹介します。
①ピースサイン
写真を撮る時によく使われるハンドサインですが、ギリシャでは相手を侮辱する意味として使われています。
また、裏ピースも、海外全般でネガティブな意味を表すリアクションなので、外国人の前でピースサインをするのはやめましょう。
②オッケーサイン
オッケーサインが「OK」という意味で使われているのは日本だけです。
実は、海外では相手を卑下したり脅しの意味で使われるリアクションなので、知らずに使うとトラブルに発展しかねません。
③別れ際にバイバイと手を振る
バイバイと手のひらを向けて振るリアクションも、韓国では人間ではなく犬に使うジェスチャーだとされている為、お客さんに使うと怒られてしまいます。
日本以外のアジア圏でも、“相手と関わりたくない”というネガティブなニュアンスを含むリアクションなので「俺のことが嫌いなんだ」と勘違いされます。
別れ際にやってしまいがちですが気をつけましょう。
④指切り
お客さんと何か約束をする時に指切りげんまんをしていませんか?
中国では親指は「立派な人」、小指が「役立たず」というニュアンスとして使われています。
その為、中国では小指を立てるリアクションは相手を見下す意味として受け取られます。
中国人のお客さんにはなるべく使わないようにしましょう。
まとめ
今回は、 新人キャバ嬢は要チェック!接客を盛り上げるキャバ嬢のリアクション について紹介しました。
ちょっとしたリアクションの積み重ねがお客さんとの絆を固めてくれます。
キャバ嬢を続ける上で一番大事なのは笑顔。
うまく話せなくても、笑顔で接していれば指名してくれるお客さんは増えます。
お客さんの反応を見ながらちょうどいいリアクションを見つけていきましょう。