こんにちは。元キャバクラ店長のマツケンです。
常連客が急に来なくなるのは、「キャバクラで働いていればよくあるパターン」だと割り切るべきですが、どうしてお店に来なくなったのかちゃんと分析していますか?
店長時代、一気に人気が出るキャバ嬢をたくさん見てきました。
行列ができるラーメン屋に並びたいのと同じで、他の男からも人気があるキャバ嬢を手に入れたくなるのは男性の本能です。
しかし、そんなお客さんの存在に甘えているだけだと時にしっぺ返しを食らいます。
今回は、キャバ嬢に教えたい!常連客が急に来なくなる原因10選について紹介します。
常連客が急に来なくなる原因10選
お客さんは水物といいますが、どういう理由でお店に来なくなるのでしょうか。
常連客が急に来なくなる原因を10選紹介します。
①接客に飽きた
お客さんは新人・新店という言葉に弱いです。
- 本能的に多くの女性に自分の遺伝子を残したい
- 夜の業界に慣れていない子を指名して主導権を握りたい
- キャバクラに行きたい時に指名嬢の定休日が続いた
という理由から、指名しているキャバ嬢がいても新規開拓を続けるお客さんは大勢います。
いろんなお店のレベルを知っていれば、他店のキャバ嬢と接客を比較されるのは当然。
「こんなものでいいだろう」と適当な接客を続けていると、
と、内心不満を抱くお客さんも現れるでしょう。
飲みながらキャバ嬢に説教をするのが大好きなお客さんもいますが、「不満を言うくらいなら行くのをやめよう」と考えるお客さんだって多いんです。
お客さんを飽きさせない為にも、常に今よりも上を目指した接客を目指していきましょう。
②恋人ができた
恋人ができれば、今までキャバ嬢に使っていたお金を恋人に使おうと考えても不思議ではありません。
お客さんから「恋人ができたんだ」と言われた時は、まずは「おめでとう」と祝ってあげましょう。
お客さんが欲しい言葉をかけるのは接客の基本です。
色恋接客をしていた場合は少しずつ友達営業へとシフトすれば、来店頻度は下がってもお店に通ってくれる場合もあります。
恋人と別れた時には「そういえば◯◯ちゃんって元気にしてるかな〜?」と、思い出してもらえるように優しくしてあげましょう。
③幻滅する出来事があった
男ってどんな年齢になっても女性に対して幻想を抱いています。
流石に「女の子はトイレにいかない」レベルの幻想を抱いてる人はほとんどいませんが、
- ゲップやオナラを平気でしてほしくない
- ガニ股で歩いてほしくない
- 爪楊枝を食後に目の前で使って欲しくない
- 食事は綺麗に食べて欲しい
- たくさん食べても細身でいて欲しい
- 本当は純粋であって欲しい
- 人の悪口を言わないで欲しい
- なるべく怒り出さないで欲しい
- 乱暴な言葉遣いはやめてほしい
- すっぴんでも可愛い女性でいて欲しい
といった幻想なら、ほとんどのお客さんが内心抱いているでしょう。
と、諭してくれるお客さんはいません。
マナー以外にも、わがままになって初心を忘れて接客が雑になってしまったり、お客さんや従業員にきつくあったりするのもかなり幻滅されます。
幻滅されれば嫌われるのもすぐだと肝に命じておきましょう。
④人気が出過ぎて、指名してもほとんど席についてくれない
ナンバーに入っているキャバ嬢の場合、指名の卓かぶりは平日でもあります。
本当に人気があると、1テーブル10分も接客できなかったりする為、お客さんは指名嬢よりヘルプについてくれるキャバ嬢と喋る時間の方が長いです。
ヘルプのキャバ嬢に興味がもてず、指名嬢が戻ってくるまでイライラしながら待っているお客さんは指名嬢が戻ってくるのに待ち疲れるでしょう。
「自分はこの子にとって特別なんだ」という気持ちが信じられなくなると、一気に冷めてしまうんです。
そういうお客さんを引っ張るには、
- ラインや電話などのフォローをいれる
- 卓かぶりしないように来店時間をコントロールする
- たまに同伴やアフターに付き合う
この3つの行動を意識して、接客時間に依存しない関係性を作っていきましょう。
⑤顔・雰囲気が変わった
地域にもよりますが、美容整形が推奨されているお店はあります。
歌舞伎町や六本木で整形をオープンにして働くキャバ嬢が多いのは、外見の美しさを重視するお客さんが多い証拠。
しかし、過度な整形を繰り返す行為は「整形する前の方が可愛かったのに…」とお客さんから言われるリスクも高まります。
整形をせずとも、入店してすぐは黒髪だったのに白に近い金髪に染めるといったイメチェンの激しい変化もお客さんが離れる原因です。
男は好きになったキャバ嬢にはあまり変わって欲しくないと望む生き物なんです。
ただ、「整形してほしくなかった」というお客さんがいる一方で、「整形したから好きになった」というお客さんも必ず現れます。
美容整形を成功させたいなら、
- カウンセリングの時間をしっかり取ってくれる
- 医者の好みを押し付けてこない
- あまりに安価な病院は避ける
- 口コミをしっかりみる
- 自分に合う方向性の施術が得意な医者を指名する
しっかりと下調べして信用できる病院を探しましょう。
「こうなりたい」という自分の理想を明確にしてから整形をしないと、整形依存になってしまうので注意してください。
⑥ラインや電話などの営業が雑になった
常連の太客が出来て、そのお客さんが毎日お店に通ってくれるようになると、細いお客さんに対しての営業が適当になるキャバ嬢をたまに見かけます。
お客さんからラインをもらっているのに返さなかったり、電話営業もやめたりと、そういうキャバ嬢の手抜き接客は常連客が離れる原因です。
お店で使ってくれる金額でお客さんに優劣をつけていたら、太客にまで幻滅されます。
お客さんから雑だと思われないように、これまでと同じ連絡頻度を心がけましょう。
⑦生活環境が変わった
と、人にはいろんな事情があります。
生活環境が変われば正直キャバクラどころではありません。
⑧仕事が忙しい
男にとって仕事は人生そのものです。
20代後半〜30代は特に仕事が面白く始める時期だと言われていますよね。
仕事に没頭しすぎるあまり、恋人ともうまくいかなくなる時期に、キャバ嬢までお客さんに「どうしてお店に来てくれないの?」と責めてしまうのはアウト。
と、お客さんの仕事を応援するチアリーダーポジションを目指しましょう。
「すごい」「頑張ってる」「あなたは会社で求められてるんだね」といった褒め言葉は、男性の承認欲求を満たします。
「この子は俺の味方なんだ」とお客さんに思わせられれば、仕事で成果が出た時に報告しに来てくれるでしょう。
⑨お客さんにお金がない
消費税も10パーセントになるのが決定しました。
もはや「キャバクラに行きたくてもお金がない」状態の人も多いのではないでしょうか。
こういうお客さんの場合、「金がかかる女」だと思われたら指名してもらえなくなります。
- キャストドリンクを頼む時は金額が安いものを選ぶ
- ワンセットでも充分楽しませる
- なるべく余分なお金を使わせようとしない
- 同伴は安いお店を探して「行ってみたかったけど1人じゃ不安で」という
と、リーズナブルなキャバ嬢を演出しましょう。
他のお店にいくよりも安くて楽しめると分かれば営業をかけても断られません。
⑩脈なしだと気づいた
色恋営業にはいつか終わりがあります。
キャバ嬢に下心があるお客さんの場合、何度か通えばセックスさせてくれと言い出しますしその誘いを交わすのは大変です。
ちょっとずつ心が近づいていく状況を演出できれば良いですが、それも限界があります。
関係がこじれたり腐り出す前に、色恋営業は3ヶ月で一度終わらましょう。
しばらくお店に来なくなるかもしれませんが、数ヶ月後にまた飲みにきてくれる可能性はあります。
その時は色恋営業から友達営業へとうまく切り替えていきましょう。
まとめ
今回は、キャバ嬢に教えたい!常連客が急に来なくなる原因10選について紹介しました。
常連客が急に来なくなるのには何かしらの原因があります。
来なくなった原因についてしっかり向き合い、自分にとって足りないものを磨きましょう。
それと、キャバ嬢は攻めの姿勢が大事。
お店に来なくなったお客さんばかり考えずに、今の魅力で新しいお客さんを掴んでいきましょう。