こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
キャバ嬢を始めて最初の頃はヘルプにつく機会も多いですよね。
的確なアドバイスをくれる先輩もいますが、全く参考にならないアドバイスを押し付けられて困ってしまうのも新人の頃には良くある悩み。
何故そんな現象が起きてしまうのかと言うと人それぞれ最終目標が違うからなんです。
今回は、 新人キャバ嬢に伝えたい!先輩キャバ嬢のタイプ別対処法 を紹介します。
先輩キャバ嬢の特徴3選

大多数のキャバ嬢は
- 全然稼げていない
- 売上が無難な中堅
- ナンバー常連
以上、3つのタイプに分けられます。
順番に詳しく説明します。
①全然稼げていないキャバ嬢の特徴
無駄に待機席で優しくしてくるキャバ嬢は稼げてません。
稼げてないからこそ、
- 待機室で店の不満を言い合う相手を求めてる
- お店で居場所に飢えている
- 稼げてないと知らない新人の前で先輩ぶりたい
と言う目的で優しく話しかけてきます。
最初の内は右も左もわからないので、
と、好感を持つでしょう。
しかし、段々周りが見えるようになってくると相手に違和感を覚える頻度が増します。
…口を開けば嫉妬・不満・悪口が多いキャバ嬢は要注意!
一緒に傷を舐め合ってる間は話も弾むので楽しいです。
でも、仲良しごっこをする為にキャバ嬢になった訳じゃないですよね?
稼ごうと努力すると全力で足を引っ張られ、仲良かった時に話した話を周囲に言い触らされる相手と仲良くするメリットはありません。
そもそも、キャバ嬢に向いていないので気付いたら前触れなく辞めていきます。
このタイプのキャバ嬢は、頑張らずに補償時給だけ貰いたいと言う最終目標があるので、頑張っているキャバ嬢も努力と結果を求めるお店とも仲良くできません。
②売上が無難な中堅キャバ嬢の特徴
キャバ嬢歴は長いものの、現状の稼ぎに満足しランキング争いには参加しない中間層。
全然稼げてないキャバ嬢と比べれば指名客もそれなりにいます。
しかし、
- 誕生祭をする
- シャンパンタワーをしてもらう
- 平日でも高級シャンパンを卸してもらう
と言ったレベルには達していません。
そこまで努力せず昼職や大学と両立出来ればいい!と割り切って働いている人も多いです。
ランキング上位を目指したいと考えているなら、中堅キャバ嬢からの無難なアドバイスは参考になりません。
このタイプのキャバ嬢は、変化を嫌い今のまま変わらずに働きたいと言う最終目標があります。
負けず嫌いな一面を見せすぎると会話が噛み合わないので注意しましょう。
③ナンバー常連キャバ嬢の特徴
常に指名客で忙しそうにしていて、大勢いるキャバ嬢の中でも目立つオーラがあります。
高級店のナンバー常連キャバ嬢は意外と新人に優しく、売上もない新人キャバ嬢を虐める漫画みたいな展開もありません。
なぜなら、 ヘルプをしてくれるキャバ嬢がいないと仕事が成り立たないと理解しているから。
と仕事をサポートしてくれるキャバ嬢には特に優しく、
と、お互いに良い関係も築けます。
しかし、自分の売上を脅かす程の存在だと認定されると関係性は激変。
イジメや派閥争いが起きるのは大体これが原因です。
このタイプのキャバ嬢は、自分の仕事をサポートしてくれるキャバ嬢を作るのが最終目標。
サポートキャラからライバルキャラに切り替わろうとしたら、全く性格が違うパターンはあるあるです。
先輩キャバ嬢のタイプ別対処法
売上がない内から派閥を嫌って一匹狼で頑張ろうとするのは効率的ではありません。
SNSをするのが当たり前になり、昔以上にキャバクラでチームプレイが必要とされてる今、一人で出来る努力には限界があるからです。
先輩キャバ嬢のタイプ別対処法を紹介します。
①全然稼げてないキャバ嬢の対処法
- 一緒になって悪口を言わない
- プライベートな話をしない
- ここだけの話を鵜呑みにしない
全然稼げてない先輩キャバ嬢の対処法は以上3つ。
仲間だと思われると一緒に待機席の主をやる羽目になります。
傷の舐め合いをして仲良くいられるのはほんの一瞬。
- お店の不満
- ナンバーキャバ嬢の悪口
- お客さんの悪口
ところ構わず垂れ流してくるキャバ嬢に挨拶以上の関わりを持たないように注意しましょう。
②売上が無難な中堅キャバ嬢の対処法
中堅キャバ嬢は変化を嫌うので、お店の中での自分の順位・立ち位置が変わるのを嫌がります。
水商売歴は長かったりするので、上下関係を意識して接するのが正解。
OL・大学生・シングルマザーと、人それぞれ専業で働けない理由はあります。
そういった事情を抱えてキャバ嬢になった場合、為になるアドバイスが多く得られるのはこのタイプのキャバ嬢です。
自分になるべく境遇が似ている人を目標にして、アドバイスを取り入れてみるといいですね。
③ナンバーキャバ嬢の対処法
ナンバー常連のキャバ嬢は、付き合う人間をメリットがあるかどうかで選別しています。
専業で稼げるキャバ嬢になりたいなら、ナンバー常連キャバ嬢に気に入られるのが一番。
少々露骨に媚びてでも、自分は使えるキャバ嬢だとアピールして接待の席に呼んでもらいましょう。
- 売上を高キープする方法
- 太客を育てる方法
- ヘルプの回し方
ナンバー常連キャバ嬢の接客を間近で見ているうちに勉強になる瞬間は必ずあります。
言葉で説明してもらおうとせずに、目で見て盗む位のやる気が大事。
ナンバーキャバ嬢の前で絶対にしてはいけないのは、「時給分だけ稼げたらいいや」とやる気のない態度を出す行為。
負けず嫌いじゃないとナンバー常連にはなれないので、
と、目をつけられる恐れがあります。
どうするか悩んだ時はお店の黒服にアドバイスを求めるのも手

人ぞれぞれ働く目的も目標も違うので、意見が違うのは仕方がありません。
先輩キャバ嬢の意見をそのまま鵜呑みせず冷静に判断する力をつけましょう。
客観的な意見が欲しい時はお店の黒服にアドバイスを貰うのもありです。
接客のイロハは口で説明できない部分も多いので、普段から特定の先輩キャバ嬢とだけつるむのではなく、好き嫌いで判断せずアンテナを張り巡らせておくと良いですね。
まとめ
今回は、 新人キャバ嬢に伝えたい!先輩キャバ嬢のタイプ別対処法 を紹介しました。
全てのアドバイスを心から聞き入れていたら方向性が迷子になってしまうのは当然。
かと言って、アドバイスを全て拒絶してしまうのも可愛げのない新人です。
そう言う行動は上下関係で生きているお客さんからもよく思われません。
その場ではっきり拒絶せずに、一度はお礼を言って受け止める習慣をつけましょう。
そして、いずれ自分も先輩キャバ嬢になる事実も忘れてはいけません。
先輩キャバ嬢をいつまでもジャッジするのではなく、人は人、自分は自分だとどこかで割り切りましょう。
恨んだり嫉妬するよりも周りへの感謝を大切にしていれば、「全然稼げていないキャバ嬢」にならずに済むのではないでしょうか。