こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
昔に比べると兼業OKなキャバクラが増えて来ましたね。
- 欲しいものを我慢せずに買いたい
- 借金返済
- 独立資金が欲しい
- 学校に通いたい
様々な理由から掛け持ちでキャバ嬢を始めて、多くの兼業キャバ嬢が昼職とキャバ嬢の両立に悩みます。
兼業でキャバ嬢を始めるとどんなライフスタイルになるのでしょうか?
今回は、 兼業キャバ嬢の出勤前ルーティーンと、昼職とキャバ嬢を両立する秘訣 を紹介します。
昼職とキャバ嬢が両立しにくい5つの原因

昼職とキャバ嬢が両立しにくいのには原因があります。
順番に原因を5つ説明します。
①朝起きるのが辛い
そもそも昼職だけで8時間勤務、それに通勤時間も足すと10時間労働はザラです。
その時点で身体は限界なのに、
- 20時から1時位まで働く
- アフターに付き合う
- 送迎車で家まで送られる
- 寝るのは3時過ぎ
寝付けないからと、布団の上でゲームや漫画を読んでいたら良質な睡眠は摂れません。
2〜3時間で起きなくてはいけない生活は想像するよりも大変。
遅刻や居眠りの増加、仕事中に凡ミスしたりと睡眠不足はパフォーマンスの低下に繋がります。
②指名に繋げにくい
兼業キャバ嬢の場合、週2〜3出勤でお店にいない日が多いです。
お客さんが指名を返そうとお店に行ってもその日に出勤していなければ、
と、せっかくのチャンスを無駄にしてしまいます。
週2〜3出勤であっても、
- 出勤する曜日・時間を固定
- 当日欠勤・遅刻をしない
- こまめに営業LINEを送る
といった地道な努力が大切です。
出勤する日に指名のお客さんが呼べるキャバ嬢はお店からも認められます。
③モチベーションが保てない
さっきの話と地続きになりますが、
- 指名がとりにくい
- 指名が続かない
- 営業がかけにくい
- 同伴の約束をしづらい
といった理由があると積極的に営業しにくいですよね。
お客さんも余程の一目惚れでもない限り、2回目の来店でキャバ嬢の都合には合わせません。
こう言う悔しい思いを繰り返す内に、「時給分働けばいいや」とやる気を失うんです。
④残業が入ってしまう
せっかく同伴の約束を取り付けたのに残業になると最悪です。
当日ドタキャンはお客さんだけでなくお店にも迷惑をかける行為。
同伴がなくても、
といったすれ違いも起こります。
残業デーと出勤日が被らないように仕事をコントロールしましょう。
⑤二日酔いで体調を崩す
キャバ嬢にとって二日酔いは職業病。
お酒が抜けていない状態で、ろくに睡眠も取らずに出勤すると眠気との戦いです。
気合を入れようと栄養ドリンクでブーストをかける方法も、荒れている胃にダメージが蓄積するので身体を壊します。
兼業キャバ嬢の場合は売上折半制より、指名スライド制といった飲み営以外の頑張りが評価される給料形態のお店がおすすめです。
兼業キャバ嬢の出勤前ルーティーン
兼業キャバ嬢は出勤前にどんな生活をしているのでしょうか?
昼職の職種や働くお店によっても変わりますが一例を紹介します。
①6時…起床
家から職場が遠ければもっと早く起きる必要があります。
出勤時間中に昨日来てくれたお客さんへのお礼メールやLINEを一通り送って、その日同伴してくれそうなお客さんにも連絡を入れます。
電車通勤なら席を死守して仮眠をとって下さい。
二日酔いが治らない時は、しじみの味噌汁や、駅で販売しているスムージーを飲んでおくとマシになります。
「酒臭い」と言われない為にも歯磨きは念入りにしましょう。
②8時30分〜17時30分…昼職出勤
デスクワークなのに、昼食に炭水化物をとって夜に同伴を繰り返していたら明らかにカロリー過多。
キャバドレスは細くないと似合いません。
白ごはんを抜きにしておかずだけにするなど体型をコントロールしましょう。
③19時30分〜21時…キャバ出勤
専属ヘアメイクが働いている場合はそのままお店に向かって、いない場合は提携先の美容院でヘアメイクしてもらいます。
その時にメイクも一度オフしてキャバ用に直して下さい。
同伴の約束がない時はそのまま出勤し、同伴の約束がある時はなるべくお店から近い場所を指定しましょう。
理解があるお客さんの場合、店前同伴を提案してみるのも手です。
④25時…退勤
アフターは次の日が休日の時や、オーラスやボトルを下ろしてくれたお客さんへのお礼の時のみにしておいた方が体力が持ちます。
送迎車を待って家に送ってもらう途中、来てくれたお客さんへのお礼メールを欠かさずに送りましょう。
そういう一手間が指名になって返ってきます。
⑤27時…就寝
化粧を落として歯を磨いたら、明日に備えて一刻も早く寝た方がいいです。
ただ、お酒が入っていると身体が興奮しているので難しいんですよね。
中々寝付けない人は入浴して身体を温めるのがおすすめ!
血行が促進されるので眠気が期待出来ます。
帰宅したら携帯をなるべく見ず横になって、眼と身体を休めましょう。
昼職とキャバ嬢を両立する秘訣
兼業キャバ嬢はスタミナ勝負です。
昼職とキャバ嬢を両立する秘訣を紹介します。

①出勤日を固定する
こう言う不規則な働き方はキャバクラでは出来ません。
- 戦力にならない
- お店に居場所がない
- いつまでもヘルプだとプライドが傷つく
といった理由から出勤しなくなります。
出勤日の固定は兼業でキャバ嬢をするなら必須です。
例えば火or水曜・金曜・土曜など次の日が休みの前日に出勤日を固定して、+1日平日を出勤日にして、その生活に身体をなじませるんです。
最初は辛くても気合でルーティーン化してしまいましょう。
②掛け持ちに理解があるお店を選ぶ
結局これに尽きます。
と、本入店したら掌を返すお店で働き続けるのはしんどいです。
シフト・出勤時間の調整に理解があるかどうかがお店選びの最優先事項です。
また、高時給なお店が必ずしも良いとは限りません。
時給の高いお店はキャバ嬢に求める要求も高いからです。
といった、お店特有の罰金制度がないかどうかも確認しておきましょう。
夜の世界は刺激的だけど一生は働き続けられない
昼職と比べるとキャバクラって良くも悪くも刺激的で華やかです。
可愛ければ大体許されますし、若い女性というだけでちやほやしてもらえます。
昼の仕事では会話もできないような有名会社の社長と知り合えたり、芸能人がお忍びで呑みに来たりもするでしょう。
その世界に染まってしまうと、次第に昼職を続けるのがバカらしくなっていきます。
お金が欲しくて掛け持ちで働いている女性は特に、
と、どんどん夜の世界に偏ってしまうんです。
ただ、キャバクラでずっと大金を稼げる女性はほんの一握り。
キャバ嬢一本になってから、稼げなくなって再び昼職をしようと思っても履歴書にキャバクラでの実績は書けません。
- 職歴に空白が生まれる
- 金銭感覚が狂って苦労する
- 結婚しにくい
- 退職金や厚生年金がもらえない
といったデメリットは無視できません。
一時の誘惑に負けない様に自分の人生をコントロールしていきましょう。
まとめ
今回は、 兼業キャバ嬢の出勤前ルーティーンと、昼職とキャバ嬢を両立する秘訣 を紹介しました。
元々、仕事終わりに呑みに行ってしまうのが習慣だった場合は、タダでお酒が飲める上にお金も稼げるので一石二鳥でしょう。
とはいえ、掛け持ちで働くのは想像しているよりも大変。
時に心ない言葉を吐かれて心が傷ついてしまう瞬間もあります。
昼職とキャバ嬢を両立したいなら人生の目標を見失ってはいけません。
長距離走をするイメージでマイペースに頑張りましょう。