こんにちは。
狙った獲物は逃がさない!フリーからの本指名返し率No. 1の佐藤ねあです。
キャバクラ業で最も欠かせないのが、フリーのお客様を自分の本指名客として返すことですよね。これがサクッと出来なければ売り上げを上げることや、上位ランクを目指すことなんてもってのほかです。
今回はキャバクラ業務の一番大事な仕事を細かく説明していきます。
本指名をとれる環境を整える
出勤日数を確保する
基本的なことですが、「短期間で高時給もらって、勝手にお客様が指名で来てくれないかな~」なんて考えているキャバ嬢さんは、心構えから変えましょう。今の考えでは稼げません。
努力無しにして、多くの売り上げをキープし続けられる人なんて絶対にいません。
本気で上を目指したいから、指名の取り方をネットで調べてこの記事に目を通していただけてるんだと思います。
「体力的にしんどいから週5回」なんて言わずに売れたいのなら週6は出て欲しいです。
学生さんや副業の方も可能な限りシフトは多くしましょう。
お客様と連絡先を交換する
先ほど出勤日数を確保しましょう、とお伝えしましたが、真の核は「お客様の連絡先の数」の確保です。お客様の連絡先の数=自分のお客様の数ではありません。お客様の連絡先の数は3種類に分類されます。
・2回以上本指名で来店したお客様の人数
・・・これが本当の自分のお客様の人数です。
・1回本指名で来店したお客様の数
・・・1回ではキャストを様子見に来ただけかもしれないので特定できません。
・まだ本指名での来店がないお客様の数
・・・フリー席で番号交換をしただけで自分のお客様ではありません。
一般的な比率で言うと、
本当の指名客:様子見の指名客:フリー客=1:2:5
くらいですかね。フリーのお客様を本指名客にするまで大変な工程があります。皆んなが皆んな返信を返してくれる訳ではないので、手持ちのフリー客から本指名客になるまでにかなりの数が削られます。
そう考えると、いかにたくさんの数の連絡先をストックしていなければならないかがわかりますよね。
フリーのお客様へのアクション
お客様が帰られた後すぐにお礼のメールをする
「ありがとうございました。」とお客様が退店した後すぐにお礼のメールをします。
電話だとなおさらいいでしょう。一般的なキャバクラだとフリー客は1セットで3回転します。この時点で既に3人のライバルとお客様を取り合いをすることになりますよね。
この3人の中でいかにお客様の印象に残るかが鍵になります。ましてや、1晩でキャバクラを3軒はしごした場合、ライバルは3倍の9人になります。
お客様がこの9人の中から1人を選んで指名するとします。他のライバルに一目惚れではない限り、印象に残った子を指名する傾向が男性にはあります。
翌日にも必ずメールする
人間の記憶はすぐに消えてしましまいます。
翌日になったら約70%もの記憶がなくなりんですよ・・・恐ろしい。
頑張ってお店で接客した自分の頑張りが水の泡になってしまします。そうしないために、朝でも夕方でもいいので必ず翌日にお礼の営業メールをしましょう。
2週間経っても来店が無い場合はこちら側から仕掛ける
二週間ずっと営業してるのにメル友感覚になってる・・・返信はしてくれるのに一向に来店の話にならない・・・という場合は、キャスト側からガンガン営業しちゃいましょう!!
でも、いかにも営業感があって大丈夫かな?と、心配になる方もいると思います。・・・ご心配なく!なんたって私たちはキャバ嬢なのですから!それがお仕事なのですから!!開き直りましょう笑。
「この子、あわよくば店外デートに誘えるんじゃないかな?」なんてお客様に思わせないスタイルで私はずっと営業して来ました。そこらへんの安い女に見られてたまるか!・・・くらいの気の持ちようで頑張りましょう!
お店への誘い方~佐藤ねあ編~
ここでお客様を店への誘い方~佐藤ねあ編~をご紹介します。
今まで、のべ2万人のお客様に携わらせてもらいました。その中でもパターン的に多かった来店までの基本的な流れをまとめてみました。参考までにご覧下さい。
※あくまで例ですのでお客様によって臨機応変に使い分けてください。
次の飲み会の予定を聞く
私「こんばんは!最近晩酌してる?」
客「こんばんは。毎日してるよ。」
私「毎日お家で飲んでるの??」
客「基本そうだね。」
私「最近飲み会の予定ないの??」
客「だいたい月末くらいかな。」
私「ほうほう。日にちは決まってる??」
客「まだわからない。」
私「そっか~、月末またラインするね!」
月末が近づいて来たら再度お客様に飲み会の話をして、日にちを聞き出します。
出張で来られるお客様の場合
私「こんばんは!先日はありがとうございました!もう北海道に帰っちゃったかな?」
客「こちらこそ。もう帰って来たよ~」
私「また会えるかな~?次の仙台出張はいつなの?」
客「だいたい月に一回出張してるよ~!日にちはわからないけど。」
私「おぉ~!月に一回は会えますな!」
客「あはは。あんまキャバクラにはいかないけど。」
私「そうなんだ(´・ω・`)気が向いたらよろしくね!」
自分からキャバクラにはいかないけど、上司などの付き合いで行く人の場合を例にしました。その場合、「気が向いたらよろしくね!」と返答していますが、次の出張日を聞き出したら「せっかくまた仙台に来てくれたんだし会おうよ~!」という流れで誘います。
出張族の方は、同伴を好む傾向にあります。(←ここ大事!)「せっかく出張で遠出して来たんだし、充実した夜にしたいなぁ」というのがお客様の心内なのです。
佐藤ねあ独自の誘い方
私「一人のみなうだよ~\(^o^)/」
客「お!いいね!俺も一緒に飲みたい!」
私「是非是非!今日笑?」
客「・・・いや、今日は仕事で遅いんだわ(>へ<。)」
私「あら~、週末の方都合いい?」
客「そうだね!」
私「了解~!今週末また連絡するね!」
再度週末にお客様に連絡して、同伴へと仕向けます。
出勤して空いた時間に電話をかけまくる
出勤前に営業したのに一組も来店予定がない・・・という日に使う最終手段の営業方法です。意外と近くで飲んでいるお客様がちらほらいるので大抵何組かは来店に繋げることができます。
ここで大切なのは、ラインではなくて直接電話をかけるということです。ラインより何倍もお客様の印象に残ります。なおかつ、ダイレクトにキャストと話ができるのでドキドキしてくださる男性が多いと思います。
私「・・・もしもし!私です!!お久しぶり\(^o^)/」
客「・・・あ、はい・・、どちらさん?」
私「国分町の佐藤ねあです!・・・登録してくれてないの?」
客「・・・あぁ!思い出した!ごめんごめん笑」
私「よかった~!電話しちゃった!何してるの?」
客「丁度国分町で飲んでたよ。」
私「なぬ!?グッドタイミング~!是非!一緒に飲もうず!」
【23時以降は電話しない】
朝早いお客様も多いので気を付けましょう。
【事前に電話していいのか聞いておく】
フリーの席で電話番号を交換するときにみんなに聞いておきましょう。妻子持ちの方もいらっしゃるので「夜八時までだったら大丈夫」「週末以外なら大丈夫」というふうにメモしておきましょう。
営業電話の方法
営業はラインより電話で直接話した方がいいと前文でお伝えしました。ですが、お客様と何を話したらいいの?と困ってしまう方もいるはずです。いくつか来店につながる話題をご紹介します。
お店とは全くない会話をする
「最近元気~?」や「今何してた~?」と、一切お店がらみの会話をしない方法です。
これはまだお客様と出会ってまもなかったり、信頼関係がまだ築けてない場合に使います。頻繁にやりとりをしていくうちにお客様があなたのことを気にかけてくれますよ。
この方法には注意点があります。それは、ダラダラと世間話をしないことです。5分以内に電話を切るのがベストです。何分も無償でキャストと話せるなんて思ってもらっちゃ困りますからね!
お酒の話題を絡ませた会話
「最近飲んでる~?」とか「最近飲み過ぎてない~?」と、お酒関係の話題を振ります。最終的にたどり着くべき会話は、「じゃあ、○日に一緒に飲もうね!」です。来店へとつなげます。
仕事の終わり時間や休みの日を聞く
お客様の休みの日にちを把握したら、休みの前日や休みの当日に再度こちらから営業電話をします。
「今日休みだよね~!ちゃんと覚えてたよ!」と伝えるとお客様も、「自分の休みの日を覚えててくれたんだ!」と嬉しくなりますよ。
最終的に、「よし!休みだから飲みに行くか!」となるようにね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
フリーのお客様を本指名にして返す方法を独自の目線で書いてみました。最後に一番大事な点をお伝えします。
「貴女にとってお客様は星の数ほどいますが、お客様にとって貴女は一人しかいません。」
キャストからすれば「お店に来てくれるんだったら誰だっていい。」と思うかもしれません。ですが、お客様にとっては「俺は○○ちゃんの為にお金を払って会いに行く!」と思っているのです。
この差を感じさせないような営業ができたら一流キャバ嬢へと近づきますよ!