こんにちは、元キャバクラ店長のマツケンです。
キャバクラに来るお客さんの年齢層で苦手だなって感じるのは?と聞かれた時に、「若いお客さんが苦手…」と答えるキャバ嬢をよく見かけます。
若いお客さんは、おじさんなら通用するテクニックが使えなかったりするので、「いつもと違ってやりづらいな〜」って思うのも分かるんですよね。
ただカリスマキャバ嬢と呼ばれる人気キャバ嬢の接客を良くみてみると、お客さんの年齢層に合わせて自分の魅せ方を変えた接客をしています。
キャバ嬢として大成したいならお客さんを選り好みしていてはいけません!
今回は、若いお客さんから好かれるキャバ嬢の特徴8パターン紹介します。
若いお客さんは上司に連れられてキャバデビューする
若いお客さんは、だいたい上司に連れられてキャバデビューする事がほとんどです。
上司や先輩といった上の人間がいる場合、だいたい奢りである可能性が高いので、こちらも接客中は上司や先輩を立ててあげた方がいいでしょう。
キャバクラ体験がない人は、来店しただけで非日常な空気にドキドキしています。
お酒を作ってあげたり、タバコに火をつけてあげたり、トイレから出て来る時にはおしぼりを持って待っていてあげたりすれば、それだけで接客・気配りに感動してくれます。
なので、それ以上の色恋や駆け引きといった進んだサービスまで最初から与える必要はありません。
むしろ上司や先輩をないがしろにした接客をすると、部下として気まずくさせてしまうのでなるべく気を付けましょう。
若くて金持ちそうなお客さんの場合
ごくわずかですが若くて金持ちそうなお客さんも存在します。
こういうタイプのお客さんはプライドが高いので、自分が半人前扱いされると怒りだしてしまいます。
こういうお客さんは外見と言動が似通っているのですぐに見分けられます。

若くて金持ちなお客さんの特徴
- 香水くさい(シャネルとかアルマーニの香り)
- クラッチバック、財布、靴がルブタン率高
- クルーザーを所有しているので夏になると誘ってくる
- BBQが好き
- ブランド時計を身につけている
- なぜかジャケットにハーフパンツ
- お酒が強くワイワイ飲むのが好き
- 仕事を聞いた時に「え、海賊王」とかふざけた回答をしだす
- 人脈が広い
- 髪の毛はしっかりセットしている(ツーブロ系も多い)
- ネックレスにハリーウィンストン
- 足の毛は無駄に脱毛or剃ってある
- 日焼けしている
- 歯がめちゃくちゃ白い
- 高級外車、タワマンなど自慢してくる
半数以上の項目が当てはまりそうなら、接客中はとにかく「すご〜い」「え〜気になる!」とヨイショしてあげましょう。
若いお客さんから好かれるキャバ嬢の特徴8パターン
若いお客さんは一体どんなキャバ嬢を好むのでしょうか?
僕が店長をしていた時に気づいた8パターンの特徴について紹介します。
①ノリが良いムードメーカー
団体で来たお客さんにとって、盛り上げ上手なキャバ嬢は欠かせない存在です。
キャバ嬢がお通夜のようにテンションが低いと、それだけでお客さんは楽しめません。
みたいに、内容はなんでもいいのでとにかく明るく話しかけましょう。
その時のポイントですが、声のトーンをなるべくドレミファソラシド〜のソの音に合わせると好感を持たれます。
なぜなら、
- ソの音はα波が出やすい
- 耳障りが良い
- 相手と距離が近づきやすい
と言われているから。
これは、カスタマーセンターでは『ソ音接客』という言葉で広く知られているテクニックです。
②ゲームや一発芸など必要に応じて披露できる
あまり騒がしい子は嫌だなぁと年配のお客さんは考えますが、若いお客さんはしっとり静かに飲むという意識がありません。
常にゲームや一発芸を提案しているとネタキャラ扱いになってしまって指名に繋がりませんが、必要に応じてそういう提案もできるキャバ嬢はお客さんからの評価が高いです。
常に自分を周りから良く見せようとせずに、その時何が一番大事なのかを考えて行動できるキャバ嬢は一緒にいて楽しいと感じるので大切にされます。
③お酒に弱い振りをする
シャンパン直瓶や、テキーラショットと言ったむちゃくちゃな飲みをやりたがるのも若いお客さんの特徴です。
酒を煽って飲むのが好きなお客さんは、目の前のキャバ嬢がお酒に弱いと聞くとなぜかテンションが上がります。
延長交渉のタイミングで、
と、多少ふらつきながら相手の二の腕とかにボディタッチすれば、延長できます。
と、好きだけど弱いアピールをしておきましょう。
④会話を繋げようと努力する
この話は続けていいのか、自分があまり詳しくないから別の話題を振った方がいいのか悩んだ事はありませんか?
お客さんからの話題にどうしてもついていけない時どうしてますか?
「その話はわかりません」で終わらせるのは絶対NG。
どうしてもわからない時は周りのキャバ嬢を巻き込んだりしてみましょう。
例えば、
と言った感じで自分の知らない話であっても、知ってそうなキャバ嬢にまずパスを出してください。
家に返ってから自分も調べてそれについての返信をしておけば、
と、好感を持ってもらえます。
その場にそういう話がわかるキャバ嬢がいない・みんな忙しそうだと判断した時は、
と正直に聞いてもいいですし、
と言った方向に話題を振ってもいいです。
“せっかく話を振ったのに話が盛り上がらなかった”という印象を持たれると、また会いたいキャバ嬢という評価にはなりません。
どんな話題でもしっかり反応して会話しようとしてくれたキャバ嬢に好感を抱くのは当然ではないでしょうか?
⑤かしこまりすぎない
丁寧な接客をしてくれるキャバ嬢に好感を抱くと答えたお客さんは多いです。
しかし常にかしこまった態度のキャバ嬢には、今度は逆に距離感や壁を感じてしまいます。
かといって、初対面からずっとタメ口もお客さんは引きます。
そこで、僕がオススメしたいテクニックはタメ語サンドイッチ方式です。
こんな感じで敬語にタメ口をこっそり混ぜるやり方は、
- 失礼だ!って怒られにくい
- ◯◯ちゃんってなんか壁があるよねって言われない
2つのメリットがあり、目の前の相手に合わせたちょうど良い塩梅をみつけられるのでオススメです。
⑥常にポジティブ
イケイケな若いお客さんが一番嫌うのが、ジメッとしたテンションのキャバ嬢です。
特に同僚キャバクラの悪口を言おうとしたり、お店の特定のボーイについて色々色々いうキャバ嬢って男目線めっちゃ印象が悪いです。
色恋営業ではなく友達営業でつなげたいな〜と思うなら悪口は厳禁!
椿そらさん、愛沢えみりさん、エンリケさん、桜井野の花さん、門りょうさん、進撃のノアさん…etc
共通しているのは、明るくて前向きでエネルギーに溢れている雰囲気ではないでしょうか?
周りを良い意味でも悪い意味でも振り回せるくらいのオーラを身につけられるように頑張りましょう。
⑦全員にまんべんなく話を振る
自分が話しやすいお客さんにばかり話かけていて、放置してしまっているお客さんがいるのに気付いてないキャバ嬢をたまにみかけます。
これは団体客接客時にありがちなミスです。

こういう席配置になった時は、片方のお客さんにばかり話しかけないようにしましょう。
最初は1対1でもさっさと2対1で話せる話題へ切り替えたり、場合によっては全員で話せる話題を出してみたりして、一人で退屈しているお客さんが出ないように気を付けましょう。
⑧ガンガン営業できる
30代になってキャバクラ遊びも慣れてくると、ガンガン営業してくるキャバ嬢に対しても冷静にかわせるようになりますが、20代だとそういう駆け引きも身についていない人がほとんど。
驚くほど簡単に色恋に引っかかります。
と多少露骨に誘われても、“キャバ嬢から誘われている俺”というシチュエーションそのものにドキドキしていたりするのであまり気にしません。
夜のお店に慣れていないなと感じたお客さんにはシステムについてはっきり説明し、それなりに慣れているなと感じたお客さんにはぼかしながら営業しましょう。
まとめ
今回は、若いお客さんから好かれるキャバ嬢の特徴8パターンについて紹介しました。
若いお客さんから好かれるキャバ嬢の特徴を理解し上手に実践できれば、苦手意識も克服されます。若いお客さんへの接客も苦痛で無くなります。
お客さんの反応をみつつ、なるべくそのお客さんから求められている自分を演出しましょう。
その上で、
- 一人前として扱われたい人はとにかく褒める
- 上司に連れて来られた部下は適度に構ってあげる
を大事にしましょう。
