こんにちは。佐藤ねあです。
キャバ嬢として欠かせない営業として『同伴』があります。
美味しいお食事が食べれるので嬉しい~!・・・のはもちろんのこと。同伴の誘い方や、お客様と同伴することによって生じるキャストとお客様同士のwinwin効果、同伴後のお客様の繋げ方などを紹介します。
現役キャバ嬢である私が実際に使っている同伴テクニックをたくさん載せるので皆様もどんどん活用してくださいね!
お客様を同伴に誘うタイミング
結論から言うと、どなたでもいいんです。
- 昨日知り合ったばかりのお客様
- 出会って一週間くらいのお客様
- 数ヶ月前に新規に着いたけどなかなかお店に来てくれなくて、半分諦めているお客様
どのお客様でもOkです。
もちろん常連様は誘いやすいと思うのですが、いきなり新規の方を翌日に同伴に誘うなんて・・・と思ったあなた。
「周りの子よりガツガツしてるキャバ嬢の方が売れるんですよ~!」
些細な躊躇が命取りです。お客様が呑みに出たら1日複数人のキャバ嬢と連絡先を交換するのです。他の子からお誘いがあったら、男性心理なんて簡単に揺らいでしまいます。
同伴のメリット
「なぜみんな同伴するの?時給も発生しないのに・・・」と思ってるキャバ嬢さんも一定数おられます。
「愛想笑いもしなきゃいけないし大変だし・・・」とか。
同伴の最大のメリットは何と言っても、『確実に指名が取れる事』です。
お客様をフリーから自分の指名へと変えて、お店に呼ぶのって相当大変ですよね。私たちは「今日行くから!」というセリフにどれくらい裏切られて来たのだろう・・・キャバ嬢上級者の方なら痛いほどわかりますよね。
愛想笑いなんて、指名本数を稼げるならいくらでもしてやる!ってなるくらい指名を取ることは大変なんです。
同伴時の気をつけるべき点
初同伴のお客様と座る席の選び方(オープン席か個室か)、居酒屋から自分の店までの距離や通る道に注意しておきましょう。
いきなり個室でのお食事にしてしまうと危ないですからね。お酒の席ですし、勢い余って襲われたら男性の力には叶いません。(私は柔道黒帯なので大丈夫ですが笑)
居酒屋を出て自分のお店に向かう時の通り道も注意です。なるべく人通りの多い道を歩きましょう。暗闇で手を繋がれる可能性が出て来ますから・・・。
同伴への誘い方を事細かく解説!!
ようやく本題へと入ります。段階ごとに分けて細かく解説していきますね
今回は初同伴のお客様の誘い方について書きます。
私は友営しかしないので色営の方には向かない手法かもしれません。
私の場合「今日の夜、身体空いてる~??」といきなり誘っちゃいます。
「今日の夜時間空いてる~??」の「時間」という単語を「身体」に変換することによって相手に少しでもドキッとさせます。
同伴はしないと牽制された場合
こんな風に同伴はしないと牽制されることも少なくありません。
基本的に同伴はお金がかかるから・・・との理由でお客様から断られたら、いったん引くことが多いです。
ですが、最後のあがきで
「給料日後なら大丈夫とか?笑」っという感じで粘ることで、次につながることもあります。
今日は仕事じゃないの?と聞かれたら場合
「ご飯いいよ、でもお仕事じゃないの?」
→「もちろん!同伴しようよっ!」
単刀直入にさらっと同伴したい意思を表します。
「空いてない」と断られた場合
「今月中は会えそう?」→「月の前半?後半?」→「平日?週末?」→「何周目頃?」→「何日?」
このように段階を踏んで徐々に会えそうな日時を固めていきます。
自分から何日がいいのか指定してもいいと思います。
日にちが決定したら、一週間前あたりから連絡頻度を増やします。
そして前日には「明日はよろしくね」営業をして同伴を忘れないように再度連絡します。
同伴中のテクニック
同伴中、お客様に楽しんでもらえるように色々と使えるいい女テクニックを公開します。
お客様の上着をハンガーにかけてあげる
気がきくアピールです。
焼肉屋などの匂いがつきやすい場所では上着が汚れないようにあえて裏返しでかけてあげるのもいいでしょう。裏返しで上着をかける気遣いは、大概お金持ちのお客様に効果絶大です!
席に着いたらすぐに飲み物を聞いて頼む
最初の乾杯はビールを飲む方が多いですよね?お仕事終わりに同伴してくれていたり、女の子とご飯なんて嬉しい半面緊張もされるので、いち早く飲みたいとお客様は思っています。
お客様がアルコール度数の強いお酒を頼まれたらお冷を頼んであげる
嬉しがるお客様が大半ですが、中には「俺はそんなお酒弱くない!」と逆に気分を損ねてしまう方もいるので人を見る目が大事です。
料理を美味しそうに食べる
男性は女性の笑顔を見た時に、その女性を可愛いと思ってくれがちです。
男性がご馳走している料理を、女性が笑顔で「美味しい~!」と言いながら笑顔で食べてくれている。完璧に男性が理想なシチュエイションですよ。
男性目線からいうと、食べっぷりのいい女性の方が好印象なんです。同伴中は遠慮しないでどんどん食べましょう笑。事前に同伴予定が確定している際は、食事を同伴のみに絞って体型管理も怠らずにしましょうね。
間接キスをする
「それ一口飲ませて~?」と何気ない一言なのですが、男性は喜んでくれます。
間接キスが苦手な男性はそんなにいないのではないでしょうか?ましては、自分が大好きで指名をしているキャバ嬢に同伴に誘われて、自分だけがその子を独占している。
そんな中で間接キスをされたら嬉しくてたまらないはずです。お客様が些細なことでちょっとだけ喜んでくれる。それの積み重ねで売り上げが伸びるんだと考えてください。
相手のことを考えて少し気を使っただけでお金が手に入るんです。・・・少しゲスい話かもしれませんが、事実なのでどうせキャバ嬢やってるならギラギラしたキャバ嬢でいませんか?
お会計の時は財布を開けて払うそぶりを見せる
「いくらだった~~??」と、払うをぶりを少しでも見せるとお客様はそれだけで気の使えるいい子だと思ってくれます。
私が聞いた話では、東京で女性とデートすると、女性は男性がデート代や食事代などすべての金銭面を支えてくれて当たり前。なんで私が出さないといけないの?というオーラがすごいそうです。
そんな方が東北で女性とデートしたところ、「え・・・!?この女性、お会計の時にお財布出してる!!・・・いいよいいよ、俺払うから・・・!!」と、とても感動したらしいですよ。できる女性は内心払う気が無くても、お財布をチラつかせるチラ見せテクニックを試してみてください。
会話の中でお客様の好きなお酒や銘柄を聞き出し、事前にボトルを頼んでおく
これは上級テクニックになります。同伴入店してお客様が好きなお酒が店舗にない場合、発注になりますよね。そうすると、店舗に届くまでの間飲みたくもないお酒を飲んで待つことになります。
あるいは、「俺の好きなお酒頼もうと思ったけど、置いてないならまぁ頼まなくていいっか。」となる場合がでてきます。自分が着替えている最中にセット料金の説明が入られるので、自分の思い通りな席の売り上げにできない可能性の方が高くなります。
そうなる前に先手を打っときましょう!入店する際に、「そういえば○○さん、さっきウイスキーの銘柄で○○が好きって言ってたから事前に準備しといたよ!」と伝えるとお客様は喜んでくれることでしょう。
注意点としては、細客ではなくて中間層~太客層のお客様に出来るテクニックです。「勝手にボトル発注されても困るんだけど・・・」と思われては元もこうもないですからね。
そんな時は会話の中で、「そういえば○○さん、ウイスキーの銘柄で○○が好きなんでしょ?私のお店では○○円するんだけど、よかったら準備しとこうか?」と頼む前に確認するといいでしょう。
同伴入店してから自分が席に着くまでのテクニック
さて、ここからはちょいと上級テクニック編になります。お店とキャストの信頼関係を築いてないと、こなすのは難しいかもしれません。
お客様を自分のお店に連れてきて、ホッと一安心ですね。ですが、安心仕切って気を抜いてはいけません。
自分がドレスに着替えている時間はお客様にとってなにも楽しくありません。お気に入りの子がいないのにセットはスタートしてしまい、時間だけが過ぎてゆくのですから。デメリットしかない苦痛の時間なのです。
そんな時に些細な気遣いができたら、お客様もすぐに満足してくれますよ。
飲み物を一杯サービスしてあげる
入店時に、「ごめん、ドレスに着替えてくるんだけど、その間何か好きなお酒一杯飲んでて!私からのサービスだよ!」と告げてから更衣室へ。
ヘルプの子にいくらのドリンクを飲んで欲しいか告げる
キャストのドリンク一杯の値段で1000円のものもあれば2000円のものもありますよね。
今日どれくらい売り上げを確保したいかによって、自分が着替えてる間に飲んでもらうドリンクの料金を、しっかりと告げて計画的な売り上げの額にしましょう。
席に着く時、お客様の吸っているタバコを一箱プレゼントする
同伴中にお客様がなんのタバコを吸っているのかをしっかりと覚えておきましょう。
そして入店してお客様が席に着いたのを確認したら、お客様にバレないように黒服さんにタバコを買ってきてもらうようにお願いします。もちろんタバコ代は自腹で。
自分が着替え終わったらサプライズでタバコを渡します。タバコの箱にペンで一言メッセージを書くと、さらに好印象ですよ。「同伴ありがとう、また行こうね!」とか「今日はありがとう!二次会でも飲ませてね!」とか。
ここで言う二次会とは、一次会同伴からの二次会が自分のキャバクラ店です。
お客様の好きなドレスやスーツを着てあげる
入店する前に何色のドレスが好きなのか、ワンピース派なのかスーツ派なのか、ミニドレ派なのかロングドレス派なのかを確認しておきます。
案外男性ってその人の雰囲気とは打って変わって予想外なことを言う方も多いですから。このお客様、絶対に綺麗めなロングドレスが好きそうだな~と私達が思っても、案外ロリっぽいピンク白系ワンピースがどタイプ!ってパターンもざらにあります。
ドレスにはこだわるようにしましょう。ドレスは着ることによって私達を何倍も美しく綺麗に、そして色っぽく見せてくれるのですから。安いドレスは安いなりです。お客様も「あ~安っぽいドレス着てるな。そんな価値のない女性なのかな?」とか思ってしまいますよ。
安いか高いかなんて見れば一目瞭然ですよね。それは目が肥えてるお客様達も同じなんです。高嶺の花をなんとしてでも自分のものにしたい・・・!!と思わせるようなドレスを着ましょうね。
お客様的に自分の好みの格好をしてくれたら、もっとあなたのことを好きになってくれるはずです。
まとめ
「断られたらどうしよう」なんて考えて遠慮せずに、同伴はサクッと誘いましょう。
基本的に色恋営業より友達営業の方が格段に同伴に誘いやすいし、サバサバと物事が言えます。友達営業をモットーにしているキャバ嬢さんは格段に同伴の本数が多いと思います。
確実に指名本数が稼げる同伴を是非楽しいものにしてくださいね。