こんにちは。マツケンです。
「本指名がとれません。」と最近よくお問い合わせいただきます。
多い時は日に2回も3回もこの相談をいただきます。
抽象的すぎてアドバイスに困るのですが、やる気があるのに本指名がとれないという場合、営業のかけ方以前に接客に問題があるケースが多いです。
貴女と過ごす時間に、そのお店の料金に見合った価値がなければ、どれだけ営業が上手くてもお客さんは来てくれません。
今日は、よくやりがちな接客の失敗例をご紹介します。
同伴の時、お客さんより高いものを頼むのはNG!

同伴で食い意地はるのはやめましょう。
繁華街のお寿司屋さんとか行くと、同伴のお客さんをよく見かけます。
お客さんが財布を気にして安い巻物を食べているのに、キャバ嬢がウニやトロをこれ見よがしに爆食いしています。
お客さんからご馳走になっているという姿勢なんて全くないわけです。
逆の立場で考えてください。
自分が財布を気にしてざるそばを食べてるのに、奢ってあげる相手が天ざる頼んだら、口に出さなくともイラッとしませんか?
お金に余裕のあるお客さんでも、教養の無さや育ちの悪さを目の当りにすると幻滅します。
気をつけましょう。
逆に同伴の食事代をお客さんが思っていたより安くすますことができると、次も同伴してもらいやすいです。
「同伴って意外とお金かからないんだ!」
「この子は、お客さんの懐も気にしてくれる良い子だな」
と好印象を与えることができます。
飲んでから席を立て。
お客さんがドリンクを飲ませてくれたなら、必ず飲み干してご馳走様してから席をたってください。
自分から「乾杯していいですか?」とねだっておきながら、飲み干さずにグラスをもって引っ込んでいくキャバ嬢が多いんですが、相当印象悪いです。
ドリンクを頼んだからには、飲み干して席を立ちましょう。

話の腰を折るキャバ嬢は嫌われる。

キャバ嬢の自慢話はつまらない
お客さんが自慢げにゴルフの話をしているときに、急に自分のウェアの話をしだしたり、
外国にゴルフに行っただのと、お客さんの話の腰を折り自分の話題に切り替える子が多いです。
お客さんが得意げに話しているときは、気持ちよく全部話させてください。
お客さんの自慢話に、自分の自慢話を被せないでください。お客さんは貴女の自慢話を聞いても楽しくありません。
こんな小さなことが原因でお客さんを遠ざけたり、場内指名がとれなかったりします。
店の内部事情をお客さんに話さない。
「最近資金繰りが厳しそうで、このままだとお店潰れちゃうかも」
「先輩キャストがお客さんと旅行に行ってた」
などなど、お店に対して自分の不満や愚痴に上乗せして、お店や他のキャストのマイナスになるような事は言ってはダメです。
お店や在籍キャストのイメージダウンにつながる情報を外部に漏らすのは、立派な裏切り行為なんです。
口の軽い人は無責任なトラブル魔です。
逆に言ってはいけない事を言わない口の堅い人は、周りからも信頼されます。

「お店は忙しいけど、私だけが暇!」って言いましょ!暇なお店にお客さんは行きたがらへんで!
酒乱はダメ!!
僕も人の事いえませんが、普段はおとなしいのにお酒が入ると変身する人がいます。
お酒の力をかりて、人が変わったように饒舌になり、急に汚い言葉使いをしたり、同じ事を繰り返し言ったり、日ごろ言えない言葉でまわりをメッタ切り。
こんな事は水商売していると誰にでも経験のある事なので、ある程度は仕方ないのですが、何度もあると酒癖の悪い人になります。
在籍キャストやお客さんから敬遠される原因になります。
酒癖の悪い人は注意しましょう。
チームプレーを大切に。
複数人や団体のお客さんには
「ドリンクいただいていいですか?」と自分だけドリンクをいただこうとするんじゃなくて
「私たちも一緒に乾杯させてもらっていいですか?」とチームプレーを大切にしましょう。
カラオケを勧めればいいというものではない。
キャバ嬢はお客さんがカラオケに熱中していると楽ですよね。
適当に拍手しているだけで、あっというまに1時間が終わります。
超手抜き接客ができるわけです。手抜き接客ということは、価値のない接客ということです。
中にはカラオケが大嫌いなお客さんもいます。
そんな人に「○○さんの歌が聞きたい~~~」なんて言っても嫌がられるだけです。
カラオケをすすめるのは、お客さんが歌いたそうにしている時だけにしましょう。
複数人で来店されたお客さんで、自分が接客しているお客さんがお連れさんから歌うことを強要されているシーンよくありますよね。
カラオケが苦手そうな感じだったら・・・・
「もしかして○○さんも、カラオケ苦手なんですか?私も苦手なんです。じゃあ○○さんは私と一緒におしゃべりしときましょう!」
と場の空気を壊さないようにコソッと言ってあげる方が、印象は良いんです。
夢を売る仕事、生活臭さは出さない。
キャバ嬢は夢を売る仕事です。
- 子供の話
- 身内のトラブル
- 借金生活
- 便秘やら下痢やら体調が悪くて生理不順
こんな色気もない話を聞かれされて、気分よく飲めるわけがありません。
キャバクラで飲むときくらいは、明るい話題でお客さんをもてなしましょう。

接待されているお客さんが主役
お客さんは接待するとき、大抵馴染の店を利用します。
接待する側がお金を払います。
それに馴染のお客さんなので、話しやすいですよね。
ただ主役はお金を払わない接待されている側のお客さんです。
接待を受けている人に気分よく帰ってもらうことで、接待している側の顔が立ちます。
するとまた接待で利用してもらえます。
馴染のお客さんだからといって、主役をはき違えた接客をするのは、接客を生業とするキャバ嬢としては失格です。
政治の話や宗教の話は聞き役に徹する

お客さんとバトらない!
野球やサッカーの話もそうですが、政治や宗教の話は特に気を付けてください。
考え方の違いや宗教の違いで戦争が起きているように、貴女の席も戦場と化す可能性があります。
できるだけ聞き役に徹して意見を求められることがあっても「○○さんはすごいですね~私には難しくてよくわかりません」程度にごまかしておきましょう。
間違っても自分の宗教観や政治のうんちく話を披露するのはやめましょう。良いことはありません。
ドリンクバック欲しさにカクテルがぶ飲み
もし貴女が働いているのが『安キャバ』ならいいです。安キャバって何って?って人はこちらをご覧ください。
かならずお客さんのペースにあわせて飲みましょう。
お客さんは格好つけて「気にせず飲みなよ~」と言ってくれる人も大勢います。それを深く考えずに何杯も飲んで、それ以降来店してくれなくなりお客さんと疎遠になるキャバ嬢がたくさんいます。
そういう事をするキャバ嬢にかぎって、何が原因だったか見当もついていない子が多いです。
会計時、お客さんに注目しよう。
仕事ができるキャバ嬢は、会計時にお客さんがどのように思っているか注意深く観察します。
- たくさん使ってしまったな・・・・
- 今日は安くすんだな!
どんな風にお客さんが感じているのかを観察して、今後の営業方針を決めていきます。
できないキャバ嬢は、知らぬ存ぜぬでアホみたいに酔っぱらってるだけです。
まとめ
よく「コンパのつもりで接客すればいいよ」と教えるお店があります。
コンパと一つ違うのはお金をいただいているということ。
コンパは男性と女性が対等です。
お金をいただく以上は対等ではないし、お客さんを楽しませなければいけません。
本指名が全くとれない人は、そのあたりの自覚が根本的に足りていません。
女の子が横に座ってお話しするだけでセット料金分の価値があると思っていますか?
だとしたら大間違いです。お店やお客さんのせいにせずに、自分自身の問題を見つけて改善していきましょう。
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