こんにちは。マツケンです。
ド直球に「ボトルいれてよ~~」なんてお願いすると、嫌な気持ちになるお客さんも少なくありません。
記念日にシャンパンをおろしてもらう事は割と簡単ですが、何もない日にボトルをいれてもらうのは、お客さんによっては難しかったりします。
お客さんはハウスボトル(お客さんが無料で飲めるお酒、キャストは飲めません)があるので、無理にボトルをオーダーする必要がないんです。
けど実はボトルをいれることは、女の子にはもちろん、お客さんにもメリットがあります。
そのことを上手に伝えながら積極的にボトルキープしてもらうようにしましょう。
今日は誰でもすぐに実践できるボトルをいれてもらうための会話テクニックをサクッとご紹介します。
ボトルを入れてもらうメリット
お客さんのメリット

お客さんがボトルを入れるメリット
お客さんはドリンクを何杯も飲まれるよりも、ボトルをおろしているほうが、結果的に安くつく場合が多いです。
何より自分の好きなお酒が飲めます。
キャストのメリット

キャストのメリット
一度ボトルをキープしてもらえると
「ボトルが残ってるからセット料金と指名料金だけで楽しめるな」
とお客さんが考えるので、来店しやすくなります。
特に月に1回から2回の来店頻度の少ないお客さんにボトルを入れてもらうと、それだけで来店頻度が上がることもあります。
そして、ほとんどのお店には「ボトルバック」があります。これは時給とは別にボトル代金の10%~15%程度がお給料になります。
更に一度ボトルをおろすと、空くたびにボトルをおろしてくれます。定期的にボトルバックを得ることができます。
ボトルをいれてもらう会話テククニック
最初に書いたように、お客さんには無料で飲めるハウスボトルがあります。
わざわざ追加料金を払ってボトルをオーダーする必要はありません。
ただキチンと説明することで、割と簡単にボトルは入れてもらえます。
嫌だったら無理には言わないよ!波平さんと喋ってたら楽しくなっちゃって、ついつい私も一緒に飲みたくなるんだけど、一杯1,000円もするから、いつも遠慮しちゃって頼みにくいんだ。。。
こんな感じで自然な流れでボトルを提案してみてください。
ポイントや成績、売上のためにボトルをねだっても、お客さんは良い風に思ってくれません。むしろ悪い印象を与えます。
損得の部分もさらっと伝える程度にして
「波平さんと喋ってたら楽しくなっちゃって、つい一緒に飲みたくなるんだけど、一杯1,000円もするから、いつも遠慮しちゃって頼みにくいんだ。。。」
の部分が重要です。
こんな言い方されると男は、ついボトルをおろしたくなります。
イベントを利用してボトルを入れてもらう

イベントを最大限活用する
他のキャストのバースデーイベント
だから姫子ちゃんには同じようにお返ししたいから、姫子ちゃんを席に呼んでシャンパンおろしてもらえないかな。こんな事、波平さんにしかお願いできなくて・・・・
自分のバースデーイベントは年に一度しかありませんが、他のキャストのバースデーともなると毎月のようにありますよね。
お客さんを呼ぶ営業にも利用できますし、シャンパンをおろしてもらう事もできちゃいます。
ちなみに、自分のお客さんが違うキャストにシャンパンをオーダーしても、その売上やボトルバックは全て自分のものになります。
黒服の誕生日
もし常連のお客さんで、店長やボーイと仲が良いなら高確率でシャンパンをおろしてくれます。
もちろん、シャンパンの売上やバックはキャストに入ります。
記念日系
- 【初めてボトルを入れてくれたお客さん】
- 【初めて指名してくれたお客さん】
- 【初めてシャンパンを入れてくれたお客さん】
この三人は一生忘れてはいけないって言われてるの。
私実はまだシャンパンおろしてもらったことがなくて、波平さんに一生忘れてはいけないお客さんになってもらいたいな~って思ってたの。
他にも出会って1ヶ月記念日や指名100回記念日、初めてシャンパンを卸してくれた日なども効果的です。
お客さんからすると、自分でも覚えていない記念日を、キャストに覚えてもらえてもらってるだけで嬉しくなります。
記念日をたくさん作るためには、マメな顧客管理が重要です。
誰がいつきて、どんな会話をしたのか、日々ノートをつくって管理すると必ず役立ちます。
注意点
もし貴女が焼酎やウイスキーなどのお酒が嫌いで、そのことがお客さんに知られるとこの作戦は使えません。
お客さんも貴女が飲むからオーダーすんであって、飲まないならオーダーしません。
シャンパンも同様です。
本当に一滴もお酒は飲めない人以外は「焼酎やウイスキーが苦手、キライ」という発言は避けましょう。
シャンパンもボトルを入れてくれなくなります。
また、お店によってはドリンクバックがあります。
ドリンクバックは、時給とは別にドリンクをオーダーした時につく手当ての事です。
これがあるお店は、ボトルをオーダーするより、ドリンクを重ねてドリンクバックで稼ぐほうがお給料になる場合があります。
そんな時は無理にボトルを入れる必要はありません。
まとめ
- ボトルキープしてもらえると来店頻度が上がりやすいので、積極的にいれてもらいましょう。
- 単純にお願いするのではなく、ボトルの方が得である事、○○さんとお話してると楽しくて一緒に飲みたいけどドリンク代を気にして頼みにくい事、この二つを上手に伝えましょう。
- 自分の誕生日はもちろん、他のキャストや黒服の誕生日やお客さんとの記念日をキチンと把握して、そのタイミングでアプローチしましょう。
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